美大受験クラス（京都芸大コース）の国公立対策レッスン課題は「京都」（35×35cm画用紙/3時間）です。
2000度京都市立芸術大学の色彩課題を出題しました。⇨『京芸過去問』
京都のイメージといえば、「寺院・お城」、「京都タワー」、「祇園祭り」、「八つ橋、千枚漬け、宇治茶」などなど沢山ありますね。
画像のような「五山送り火」も有名です。
京芸では過去に「街」「身近な情景」「シルクロード」などの風景を描くテーマが多数出題されています。
さすがに同じテーマが出ることはありませんが、京都の姉妹都市である「パリ」や「フィレンツェ」辺りは練習していた方が良さそうです。
また『あなたが行ってみたい世界遺産』なんてテーマも出そうですし。
「グランドキャニオン」「ウユニ塩湖」「マチュピチュ」「モンサンミッシェル」などの世界遺産の中から一つは確実に描けるようにしたいですね。
受験生のデッサンをまとめてアップします。
今年度は約10人の生徒が再来月のAO入試に臨みます。（例年より少し多い人数です。）
画像の中で右下の作品を描いたAさんは大阪芸術大学を受験予定です。
Aさんのお兄さんも昨年度在籍していて、現在京都芸大の1回生です。
兄妹で二人共美術系というのはあまり多くなく、当教室でもまだ2例目です。
Aさんはデッサンや色彩だけでなく、マンガ・アニメにも非常に優れた才能を持っています。
近年のAO入試はだいぶ合格しやすくなっていますが、未だに高倍率の学部もあるので決して侮ってはいけません。
ですが、Aさんは安心して送り出せます。うん。大丈夫。
児童画クラスの生徒は来月の作品展に向けて制作を始めています。
展示作品はこれまで制作した作品もしくは、これから制作する作品ですが、多くの生徒が新作の展示を目指し奮闘しています。
児童画クラスは課題が自由選択なので、平面より立体作品を選択する生徒が多く、作品展も絵画よりも造形作品が並ぶことになりそうです。
実は教室で作品展を開催するのは今回が初めてです。長い期間参加してくれている生徒に感謝して、今回の作品展を計画しました。
素敵な展覧会になりますように。
絵画教室アトリエ伊丹では7月29日（土）、30日（日）に全クラス生徒の作品展を開催します。
生徒の皆さんは今まで制作した中で自信作1点を7月中にお持ち下さい。
詳しい内容は今月の月謝袋に同封します。
また児童画クラスの年間カレンダーの8月土・日曜日に過誤がございました。
お詫び申し上げますとともに、下記の通り訂正させて戴きます。
8月土・日曜日、『月2回』 → 『月3回（5・6日、19・20日、26・27日）』で授業を行います。
宜しくお願いします。
6月中旬、梅雨の時期ですが気持ちの良い晴天が続いていますね。
2017年度夏期講習会の日程（8月2日（火）～8月27日（日））が決まりましたので、お知らせします。
現在まで定員の空きが残りわずかとなっております。満員になり次第締め切らせて頂きます。
お申し込みはお早めにお願いします。
美大受験クラス（京都芸大コース）の国公立対策レッスン課題は「与えられた材料を用い、以下の条件で立体表現しなさい。」（3時間）です。
2005年度京都市立芸術大学の立体課題を出題しました。⇨『京芸過去問』
今回テーマが特に定められていませんが、紙コップを接着及び台紙に設置してはいけないなどの条件があります。
与えられた紙コップを主役とし、ケント紙を如何に工夫して『造形美』を魅せるのかが重要なポイントです。
「360度どの角度から見ても美しい立体であるよう」に意識して制作してほしいと思います。
昨年度の描写試験で、京芸には25000個の紙コップが眠っています。
今年度の立体科目で材料として出される可能性も十分考えられます。他の材料も含め今のうちに慣れておくようにしましょう。
京都芸大コースの国公立対策レッスン色彩課題は『ひかり』（B3画用紙/3時間）です。
今回は筑波大学の過去問を出題しました。
京芸では以前「透明」というテーマで平面構成が出ましたが、近年はあまり出題されていない課題です。
今年度は筑波大学を目指す生徒がいるので京芸組も参加して対策を行うことにしました。
平面構成は「テーマを連想する」→「主役を決める」→「色を絞る」→「明度・彩度・色相のバランスを考える」という流れで進めます。
また色を塗るときはカラーバランスをしっかり考える必要があります。
（比率はベースカラーが6割、メインカラーが3割、アクセントカラーが1割ぐらいがベスト）
平面構成は基本ベタ塗りオンリーのため、ムラがなく綺麗に塗れているかが大事なポイントになります。
今回のレッスンでは色々勉強することが多かったと思います。次の作品に繋がるようにこれからも頑張りましょう。
今年度の美大受験クラスは川西市からの参加生徒が非常に多く、全体の4割近くを占めています。
昨年度は川西市出身の生徒が京都芸大に2名合格を果たしました。隣の市ということもあり毎年伊丹市と同じがそれ以上の人数が来てくれています。
川西市で絵画教室をお探しの方は是非「絵画教室アトリエ伊丹」にお越し下さい。
新課題になってから大好評の『ウッドバーニング』。教室ではすでに50人を超える生徒が制作しています。
画像は一般絵画クラスのOさんの作品です。
非常に細かく丁寧で素晴らしい作品ですね。コップを置くのがもったいない気がします。
児童画クラスの生徒も是非この完成度を目標にしてくださいね。
京都芸大コースの立体作品を4点紹介します。
この中で右側の2点を制作したMさんは浪人してから毎週2体以上の立体を制作しています。
毎回作品の質が上がって成長していると思います。
京芸入試ではモチーフ、テーマ、条件など色んな面で『運』が左右します。
ですが運も含めてそれが『実力』だと思います。現実は「合格」か「不合格」しかありません。受験は結果が全てです。
昨年度の浪人生で京芸に合格したHさんは受験前から確実に合格できるレベルでした。
講師陣の目から見て「間違いなく大丈夫」と思った生徒は今まで一人も不合格になっていません。
実際Hさんは京芸入試で余剰点数が170点ほどありました。
Mさんは実技3科目とも昨年度から大きく変わらなければいけません。
未来はこれからの努力で決まります。Mさんならきっと安心して送り出すことが出来るはずです。
