絵画教室アトリエ伊丹ブログ

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大学が求める人物像

2024年04月03日 | 美大受験クラス

今年度も他校から京都市立芸術大学を目指す浪人生が沢山入会してくれました。

勿論皆さん現役で志望校に行きたかったのは当然ですが、浪人するか、第二志望校に進学するかでかなり葛藤があった人もいたと思います。

特に学科も頑張っていて、実技模試でも結果を出していた子のショックは計り知れないはずです。

実技本試験である程度手応えがあったのに、結果が伴わなかった人は成績開示するまで、モヤモヤが収まらないかもしれませんね。

さて昨年度合格したNくんの言葉を引用しますが、京都市立芸術大学を目指す子は今一度大学側が求める生徒像を確認して欲しいと思います。➡︎合格者の声

下記画像は3年ほど前にブログにアップした内容(題名「意識すること」)ですが、なぜか最近になって生徒から「この内容本当ですか?」という問い合わせが殺到しているのでお答えしますが、紛れもない事実です。

まずSくん。Sくんが毎日立体を制作し始めたのには理由があります。ask夏期京芸模試で立体が倒れて、最下位になってしまったことが切欠です。その悔しさをバネにその日以降、1日1体の立体を自宅で黙々と制作するようになりました。その結果ask直前京芸模試では、総合1位に。本試験でも立体220点を獲得しました。失敗したことを次に活かしたとても良い例だと言えます。

次にTさん。Tさんは現アトリエ伊丹の講師でもあります。朝の方が集中して実技制作ができる自分の性格を考え、毎日4時に起床し、『作品制作をしてから学校に通う』というのを高校3年生の1年間続けました。Tさんもask直前京芸模試で総合4位という上位成績を取っています。自分の性格に合った計画的な学習方法だと思います。

最後にYさん。Yさんは元々とても学力が優れていたため、学校の先生には京大や阪大を勧められていました。最終的に進路を京都市立芸術大学に決め、高校3年生の春に入会してくれました。共通テスト1ヵ月前から画塾を休み、勉強に全集中しました。その結果9割弱の共通テストの点数を取っています。この点数は歴代全生徒の中でも最高得点で、いまだに破られていません。

上記の内容を読んで「ものすごい人がいるなぁ」と思うかもしれませんが、ごくごく普通のことです。難関美大に合格したいなら、自分らしい努力の仕方を見つけることが必要です。

例えば僕がアトリエ伊丹を開校して4月で14年目になります。その間3588回授業がありましたが、丸13年間無遅刻無欠勤です。すごいことでしょうか?これも普通のことです。

「凡事徹底」という言葉をご存知でしょうか?

「誰にでもできることを、他の追随を許さないほど徹底して行う」 という意味です。当たり前のことを当たり前にできるからこそアトリエ伊丹は毎年成長し続けています。

大学の求める人物像は、自らの考えで行動を起こし具体的な努力を続ける人ではないかと思います。

 

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