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2020年度 京都市立芸術大学 合格再現作例 色彩編

2020年04月03日 | 美大受験クラス

2020年度 京都市立芸術大学 色彩科目 合格再現作品とコメント

テーマ「皺(しわ)」 与えられた紙(A3上質紙)に、皺を寄せて観察し、色彩で表現しなさい。

【京都市立芸術大学 合格再現作品 ①】

画面に余白を作ると問題文にあったので、最初色彩構成かと思いました。ただ「観察」という問いもあったため、モチーフ構成でもありデザイン的な要素も問われていると思い、テキスタイル的な解釈で皺を抽象化して解答に臨みました。直前に確立した線描が役に立った。

 

【京都市立芸術大学 合格再現作品 ②】

問題文を読んだ瞬間に「もらった」と思いました。私はイメージ表現が苦手で、モチーフ構成が出てほしいと思っていたので本当にラッキーでした。ネット通信で一番初めに先生に教えて頂いたのが技法の仕方で、本番でもとても役立ちました。時間的にかなり余裕があったので、細かい皺を描きまくり、皺のうねりを表現しました。

 

【京都市立芸術大学 合格再現作品 ③】

今回、問題文の中に「よく観察し」という言葉がとても重要だと思いました。そしてこれを上手く表現するには、モチーフ構成を選択するのが一番良いと思いました。後はよく観察して、本当にできた皺を描きました。皺によってできる面の大小関係のバランスにも気を配りました。

【京都市立芸術大学 合格再現作品 ④】

皺を描くとなると結構似たような作品が多くなるのではと考えて色を綺麗にして目立つようにしました。皺のでき方にも工夫して、紙が2枚配られたので、1つは丸めて、もう一つは捻ってぐしゃぐしゃにしました。その2つをバランス良くなるように画面に表現しました。

 

【京都市立芸術大学 合格再現作品 ⑤】

観察する中で皺を寄せた2枚の紙を重ねたときの影が美しいと思い、主役にしようと思いました。ただ完全にモチーフ構成として表すのではなく、あくまで1つの画面としての美しさを重視し平面的な表現も入れました。もう少しシンプルでも良かったかなと思っています。

 

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