絵画教室アトリエ伊丹ブログ

川西市、西宮市、宝塚市、尼崎市、池田市、豊中市、箕面市近郊。兵庫県・大阪府内最大手の美術予備校/画塾です。

2024年7月度 美大受験クラス 対策レッスンのご案内

2024年06月29日 | 対策レッスン

7月の対策レッスンスケジュールをアップします。

※実技試験のある志望校を目指している中学生・高校1年生は月1回以上、高校2年生は月4回以上、高校3年生は全ての対策レッスンに参加してください。(総合選抜型/体験型入試予定の生徒は任意です。)

 

◆基礎コース(高校1、2年生/実技経験の少ない高校3年生・浪人生) 

7月6日(土)立体 TA先生 テーマ「2つの円柱を関係づける1つの立体」 (2017年度京芸過去問)

7月7日(日)描写 TS先生  モチーフ「ドクターペッパー、アルミシート、軍手」

7月13日(土)色彩 TA先生 テーマ「対比」(2018年度京芸過去問)

7月14日(日)描写 N先生 モチーフ「白扇3本(1983年度京芸過去問)」

7月20日(土)描写 TA先生 モチーフ「手と鉛筆」

7月21日(日)色彩 N先生 テーマ「サーカス」(1996年度京芸過去問) 

7月27日(土)描写 TA先生 モチーフ「紙風船2個(1980年度京芸過去問)」

7月28日(日)立体 N先生 テーマ「与えられたケント紙を用いて、ある動物を想像して、立体を構成しなさい。」(1980年度京芸過去問)

 

◆受験コース(高校3年生・浪人生)

7月6日(土)描写 I先生 モチーフ「帽子、トイレットペーパー、カボチャ」

7月7日(日)①色彩 N先生 「与えられたカボチャを不透明水彩を使用し、色面で表現しなさい。(2011年度京芸過去問)②描写 TS先生(受験で色彩が不要で、描写が必要な方)

7月13日(土)描写 I先生 モチーフ「ファンタグレープ、アルミホイル、枡」

7月14日(日)①立体 TS先生 テーマ「与えられたケント紙を用いて、ある動物を想像して、立体を構成しなさい。」(1980年度京芸過去問)②描写 N先生(受験で立体が不要で、描写が必要な方)

7月20日(土)①色彩 I先生 「「アジア」をテーマに和紙に彩色しコラージュしなさい。」(1996年度京芸過去問)②描写 TA先生(受験で色彩が不要で、描写が必要な方)

7月21日(日)描写 TS先生 モチーフ「アサヒスーパードライ、木材、ギンガムチェックタオル」

7月27日(土)①立体 O先生 ①テーマ「京都市立芸術大学の新学舎移転記念のモニュメント(記念として造られる立体物)を与えられた油土を使って作りなさい。(1981年度京芸過去問)」②描写 TA先生(受験で立体が不要で、描写が必要な方)

7月28日(日)描写 TS先生   モチーフ「手と折り紙」

 

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好きな作家

2024年06月28日 | 美大受験クラス

(左から小磯良平大賞展、青木繁記念大賞展、現代アート販売ページからそれぞれ引用)

(下田ひかり展、古河原泉展、リチャード•エステス展からそれぞれ引用)

(三重野慶X、青木繁記念大賞展、ルネ.マグリット展からそれぞれ引用)

(デイビッド・ハンセン展、フンデルトヴァッサー展、チャック・クロース展からそれぞれ引用)

(泉谷淑夫展、池田学展からそれぞれ引用)

(アンドリュー・ワイエス、ギュスターヴ・カイユボット)

(城愛音展、鮫島大輔展からそれぞれ引用)

(大森浩平展、雨宮庸介展、朝日陶芸展からそれぞれ引用)

(ウンベルト・ボッチョーニ展、レイモン・デュシャン=ヴィヨン展、フランク・ステラ展からそれぞれ引用)

(伊藤博敏展、松枝悠希展からそれぞれ引用)

6月末。もう半袖で過ごせる日が続いており、季節はあっという間に夏になりました。本日は僕の好きな作家26名を紹介します。(本当はもっと山ほど紹介したいのですが、今回はほんの少しだけ)

かなり昔の作家から現代作家まで、「この作品見たことある」ってのは結構多いのではないでしょうか。X、美術コンクール、個展などで特に有名な方々ですから。勿論美術の教科書に載っている大巨匠の方もおられます。

僕自身がラテラルシンキングとロジカルシンキングを混ぜたような思考なので、時間をかけて考え工夫した新しい発想の作品が特に好きです。好きな作家から割と性格が出るものですね。

先日、浪人生の何人かに好きな立体作家は?という質問をしてみたのですが、みんな全然知らなくて、、、。

オーギュスト・ロダン、ヘンリー・ムーア、アルベルト・ジャコメッティなど超有名作家すら知らないというのは、ちょっとショックです。

周りの京芸志望のライバルや先輩の作品ばかり気にして、それより遥かに優れたプロ作家に興味を示さないのは非常に勿体無いです。自分の好きな作家を語れてこそ美大受験生です。特に浪人生は好きな作家探しに出かけてみてはどうでしょうか?

※なお画像の著作権に関しては、引用ルールを適応し出典元を明らかにしています。(作家の死後70年経過を除く)Xの引用リポストと解釈頂ければと思います。

知り合いの作家さんには直接声をかけて画像使用の許可を得ています。予めご理解ください。

 

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休まない人

2024年06月21日 | 美大受験クラス

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

6月下旬。高校生は文化祭が終わった後すぐに期末テスト1週間前となり、まだまだ落ち着かない日々が続きそうですね。

本日は浪人生についてのお話。

今年度は他塾から入会してくれた浪人生が過去最多で、例年以上に浪人生が多い年度です。伊丹に引っ越しして受験に臨む人、和歌山、京都府、奈良県など遠方から通学してくれている人も多数います。

他塾からの移籍した教室の数は何と『18』。1番多い教室からは5名がうちに来てくれています。

浪人を選んだ理由もそれぞれですが、全員絶対今年度は第一志望校に合格したいと思っているはずです。合格の確率を上げる一つの方法が「画塾を休まないこと」です。毎年一年間で一番出席率が高かった人は必ず第一志望校に合格しています。

昨年度Hさん(京都市立芸術大学工芸科現役合格)は、定期テスト期間も一切休まず、学科模試の後も遅刻参加するなど年間に2回ほどしか休みませんでした。

2年前はOくん。3年前はAさん。4年前はIさん。5年前はTさんと全員第一志望である京都市立芸術大学に合格しています。

今年度も今現在までほとんど休まずに参加してくれている人がいます。その中の一人が紙コップ画像のFくん。(ブログで作品をアップしたのは初めてかな。)

教室の制作だけではなく、自宅で描いた作品も定期的に持ってきてくれるので、最近特に伸びている印象ですね。

夏からはバイト頑張り組の浪人生と講習会組が一気に参加しますので、教室も大盛況(今でもかなりいっぱいですが。)になりそうで楽しみです。

(受験コース/通常レッスン作品)

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良い問題、悪い問題、これからの問題

2024年06月13日 | 美大受験クラス

(ネット生作品/今年度のネット生は過去最多!夏期講習会参加者も過去最多!)

(ネット生作品/毎月200作品以上が集まります。)

6月中旬。先日から募集を開始したばかりの夏期講習会2024は1週間ほどで外部から約20名の参加申込がありました。例年を大きく上回るハイペースで応募が殺到しています。

沢山申し込み頂きありがとうございます。今年度は兵庫県、大阪府の他の画塾に通っている方の申し込みが特に多いです。コンクール兼京芸模試2024の募集も残り僅かとなっておりますのでお早めにお問い合わせください。

さて本日は昨年度の京都市立芸術大学の実技試験問題について。

描写課題「止まっている水、動いている水」は過去に例のないとても優れた良い問題だったと思いました。それに比べ立体課題は悪い問題だと感じました。その理由は下記画像(2021年の金沢美術工芸大学過去問)です。

昨年度の京都市立芸術大学と非常に良く似ていると思いませんか?使用されている4種類の画用紙の色も全く同じため、「これ【明快な立体】の作品じゃないの?」と勘違いした人も多いはずです。

(金沢美術工芸大学2021年度環境デザイン過去問:引用)

また2015年度東京藝術大学で「ケント紙を使用し、『空気』をテーマに立体構成をしなさい。」という課題が出されたことがあります。これも2020年度に京都市立芸術大学から「空気を支える立体」という似た課題が出題されています。

偶然問題が似てしまったのか、参考にしたのかはわかりませんが、受験生の人生がかかっている試験でこのように他大学と類似した問題を出すこと自体賛成できないです。今後は今まで見たことがない問題の作成に期待したいと思います。

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

さて少し先の未来の話をします。これから10年後、15年後の美大受験はどうなっているのでしょうか。

前にもブログに書いたことがありますが、2040年頃には京都市立芸術大学を含め関西の美大は努力しなくても誰でも入学できるようになっていると予想しています。

京都市立芸術大学も後2~3年ぐらいは新校舎移転の影響で今の倍率を保つと思いますが、5年後には以前の倍率に戻り、10年後には過去最低倍率を更新しているはずです。

理由はまず少子化。昨年度の受験生である2005年の出生数が約106万人。2023年は72万人です。18年間でなんと2/3(67%)になっています。

次に一般大学から美術系学部の開設の動きが出始めていることです。例えば来年度開設予定の立命館大学のデザイン・アート学部もその一つです。これから色んな大学から美術系学部が増えるのも間違いないです。

さて京都市立芸術大学は今後どのように変わっていくのでしょうか?おそらく数年後には優秀な受験生の確保のため、推薦入試制度を導入する可能性が高いです。

昨年度のアトリエ伊丹で一番実技が上手いと言われていたMさんの第一志望は京都市立芸術大学でした。しかし先に実施された推薦入試で第二志望の金沢美術工芸大学に合格したことで、第一志望校を受けることが出来ませんでした。(国公立大学の公募推薦は専願型)

Mさんは金沢美術工芸大学の推薦入試がなければ、京都市立芸術大学を受験し確実に合格していたはずです。

美大受験のシステムは毎年少しずつ変化しています。画塾はその変化に柔軟に対応していかなければ経営を継続することはできません。アトリエ伊丹が毎年人数が増え続けているのは「未来を予測する力」が優れているからです。

 

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成安造形大学特待生モチーフ対策

2024年06月07日 | 美大受験クラス

(成安造形大学特待生モチーフ/4時間30分)

6月上旬。すっかり暑くなり半袖でも過ごせそうな気候になってきましたね。近年は春の過ごしやすい季節が短く、夏が長く感じます。

さて先日当校では成安造形大学の特待生モチーフ対策を実施しました。今年度のモチーフは正直言って過去最高の難易度と言っても過言ではありません。

炭酸飲料やりんごは過去にも出題されたことがありますが、今回は何と言っても【新聞紙】。構成を工夫しないととてもじゃないですが、試験時間で描き切ることは出来ません。受験予定の人はこれからしっかりと対策をして頑張っていきましょうね。

昨年度は9名受験して4名が特待生となりました。今年度も何とか特待生を勝ち取って欲しいですね。

成安造形大学の特待性試験を受験予定の人は、炭酸飲料、新聞紙、りんご、パプリカ等一式プレゼントしますので、良かったら声をかけてくださいね。 

(対策レッスン作品/高校3年生)

(対策レッスン作品/高校3年生)

さて本日は他校の実技模試について。

当校からは毎年askの京芸実技模試に参加する生徒が多数います。

毎年上位の成績を取る生徒が多いため、宣伝も兼ねてブログやXなどにも作品をアップしていますが、僕が他校の実技模試に参加したほうがいいと言った事は一度もありません。

今年度、他校から移籍した生徒はaskの京芸実技模試に参加することがアトリエ伊丹のカリキュラムの中に組み込まれていると勘違いしている人もいるみたいですね。

他の画塾では京芸模試を積極的に受けるように勧めているところもあるようですが、僕は正直どちらでもいいと思っています。

理由は、実技模試を受けたからといって合格率が上がるわけではないからです。

もちろん参加するメリットはとても多くあると思います。

例えば今現在、京都市立芸術大学を志望している受験生の中で、自分がどのぐらいの立ち位置にいるのか。実技レベルが数値化されて客観的に確認できることや、他の画塾生の作品をまとめて見れたり、他校の講師の講評を受けるなどプラスになることは沢山あると思います。

また試験形式に慣れること、普段できない経験が出来ること、モチベーションアップにも効果があります。

逆に当然デメリットも存在しますので、受けてみようかなと迷っている方は是非相談してくださいね。

  

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2024年度夏期講習会とコンクール兼京芸模試2024のお知らせ

2024年06月01日 | 美大受験クラス

6月1日。2024年度夏期講習会の日程(8月1日(木)~8月27日(火))が決まりましたので、お知らせします。

現在、定員の空きが残りわずかとなっております。満員になり次第締め切らせて頂きますので、外部生で夏期講習会に参加希望の方はお早めにお申し込みください。

◇夏期講習会 外部生募集内容◇

美術系高校や他校に在籍していて実技経験のある国公立志望の受験生

(実技未経験者や私立大学志望者は夏期講習会以降も継続頂ける方を募集しておりますので、夏期講習会のみの参加はできません。)

新入会を希望される中高生、高卒生は体験教室又は無料説明会にご参加ください。

・アトリエ伊丹は兵庫県・大阪府内で最も合格実績数、生徒数、講師数が多い最大手美術予備校です。2024年度京都市立芸術大学合格者21名(全国2位)

・アトリエ伊丹の夏期講習会費は全国最安価格! 全日程20日間(130時間)参加しても『最大21000円』です。中学生、高校1、2年生は10000円から参加可。

・京都市立芸術大学を目指す浪人生は夏期講習会の全日程20日間(130時間)➡︎【16500円】

(他校圧倒の価格! 消費税、材料費など全て込みです。初めて参加の方は入会金10000円が必要です。)

 

8月の夏期講習会内でアトリエ伊丹主催のコンクール兼京芸模試2024が開催されます。外部生参加費無料! 各科目1~3位と総合1位には豪華画材を贈呈!)

今年はお盆期間の8月11日(日)~13日(火)に3日連続で京都市立芸術大学実技模試を実施します。

年齢・学年に関係なく現在の実力を図ることができるのがこのコンクールの特徴です。今年もコンクール兼京芸模試として開催します。

アトリエ伊丹のコンクール兼京芸模試は、兵庫県・大阪府の全ての画塾で行われるコンクールや実技模試の中で、最も参加人数の多い一大イベントです。(昨年度の参加者は111名)

描写色彩立体科目を実際の京芸本試験と同様に各250点満点で採点します。当日に他の生徒作品と一緒に各科目の講評会を行い、後日京芸出身を中心とした講師陣で採点します。

毎年このコンクールで上位になった多くの生徒が京都市立芸術大学に合格しています。

外部生は参加費無料ですので、この機会に是非ご参加ください。なお定員には限りがありますので、参加希望の方はお早めにお申込みください。

参加希望の方はこちらから>>申込フォーム

◆対象   京都市立芸術大学志望の受験生(高校生3年生・浪人生)※描写、色彩、立体3科目参加可能な方も対象です。

◆科目   描写、色彩、立体の3科目

◆料金   参加費無料

◆期間   描写8/11(日)、色彩8/12(月)、立体8/13(火)      

◆時間   描写・色彩・立体ともに各4時間(14〜18時)~各日19時半頃まで講評会

◆結果   作品審査は9月上旬に行います。