絵画教室アトリエ伊丹ブログ

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2020年度 京都市立芸術大学 合格再現作例 立体編

2020年04月05日 | 美大受験クラス

2020年度 京都市立芸術大学 立体科目 合格再現作品とコメント

与えられたケント紙を使って「空気を支える形」を下記の条件に基づいて立体表現しなさい。

【京都市立芸術大学 合格再現作品 ①】

この課題を見て空気をケント紙で表現するのはナンセンスだと思ったので、ケント紙の形を包み込むようにし、真ん中に空間を空けたものにしました。ケント紙のパターンは何通りも頭の中に入っていたので、エスキースはとても短時間で出来ました。少し小さくなりましたが、条件違反よりはマシです。

 

【京都市立芸術大学 合格再現作品 ②】

空気を支えるので、上に何かを乗っけられるような形をイメージしました。一番気を付けて制作したことは、どの角度から見ても美しくなるように、大中小様々なパーツを、上に行くほど大きくなるようにバランスよく組んだことです。空気=ふわふわというイメージが強かったので、丸みを帯びた形にしました。

 

【京都市立芸術大学 合格再現作品 ③】

以前からケント紙のレクリントの様なテクスチャーを多用していて、それを空気に見立てて空気自体を作り、空気が空気を支えているという解釈で制作しました。結果的に色んな方向からテーマを伝えることが出来た作品になったと思います。

 

【京都市立芸術大学 合格再現作品 ④】

エスキースに時間を取り過ぎたのが失敗でした。もう少し素直に取り組めば良かったと思います。最終的な形は「おんぶ」の姿勢を抽象化したものですが、パーツが1つ足りないまま終わってしまいました。ただ何も立たないという事態は避けられたので、その場で出来ることはやれたと思います。

 

【京都市立芸術大学 合格再現作品 ⑤】

「空気を支える形」についてはそんなに迷わなくて、上から降りてくる空気の重さを柔軟に受けている形を自分のイメージで作りました。楽しく作れたのですが、終わった時に周りの人の作品を見て、自分のテーマへの考え方は本当にそれで良かったのか不安になりました。

 

『絵画教室アトリエ伊丹ホームページ』 

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