絵画教室アトリエ伊丹ブログ

川西市、西宮市、宝塚市、尼崎市、池田市、豊中市、箕面市近郊。兵庫県・大阪府内最大手の美術予備校/画塾です。

買取り二人目

2024年07月20日 | 美大受験クラス

(買取り作品/受験生Fさん)

今年度2人目の買取りとなったFさんの作品をアップします。デッサンのモチーフは「トランペット」です。

3年ぐらい前に描きごたえのあるモチーフを探していた時に偶然見つけたのが、このトランペットでした。値段もそこそこしましたが、購入して良かったと今でも思っています。

というのも昨年度京都市立芸術大学に合格したSくんに、浪人が決まった4月に描いてもらったのがこのモチーフでした。『変わるきっかけを作ってくれた思い入れのあるデッサン』だと言ってくれたのを覚えています。

そうそう。京都市に引っ越ししたSくんですが、夏休みにアトリエ伊丹で指導したいと連絡があり、8月に来てくれることになりました。SくんはX(旧ツイッター)でも結構な有名人。京都市立芸術大学志望者でXをやっていて知らない人はいないんじゃないかなと思います。

他塾から転塾してきて噂だけ聞いている生徒は楽しみにしていてくださいね。

(基礎コース/対策レッスン作品)

さて本日は基礎コースの中学生、高校1、2年生について。

今年度は受験生だけでなく、基礎生の人数も過去最高数です。毎年過去最多更新みたいなことを言っていますが、アトリエ伊丹は教室を開校してから一度も人数が減ったことがありません。

毎年、特に遠方参加者が増えていて遠方割対象となる学年30名の枠が高校1年生は5月で締め切る事態になっています。(高校2、3年生も既に締め切っています。)

今年度は初めて大阪府の参加者が兵庫県の参加者数を上回りました。割合は大阪府5、兵庫県4、その他1です。最近は京都府と奈良県からの参加も増えています。

先日も京都府から中学2年生の子が入会してくれました。実は中学生で京都府から美大受験クラスに参加する生徒は開校以来初めてのことです。

また今年度は高校2年生にかなり上手な子が多いです。来年度以降も楽しみです。

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

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京都市立芸術大学を目指す浪人生は年間学費19万8000万円ネット生授業料無料


全国から伊丹へ

2024年07月15日 | 美大受験クラス

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

7月中旬。定期テストも終わりもうすぐ夏休みですね。

今年度の美大受験クラスは生徒数が過去最多。物凄い人数が在籍しています。

有難いことに夏期講習会も全国から参加の申込みが殺到しています。一番遠くは北海道。その他東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の8地方全てから参加者がいます。(今年度はネット生もダントツの過去最多です。)

京都市立芸術大学を志望する浪人生の夏期講習会費は20日間(40コマ)130時間でななななんと、『16500円』です。

心配なのはやはり座席数。アトリエ伊丹は一度に最大120名まで参加が可能ですが、8月は回数を増やす通学生も多いので、ほぼ毎日満員状態になりそうです。

昨年の夏も人数増加で机と椅子を大幅に増やして対応しましたが、今年は講師用の座席を生徒用に使用する可能性もあります。講師の皆さん、すみませんがご了承ください。

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

さて本日は新講師について。

最近、京都市立芸術大学の現役学生講師が2名加わりました。二人とも受験本番の描写科目で満点近くを取っており、素晴らしい実技能力を持っています。

当校では毎年他塾に在籍していた人を積極的に採用するようにしています。というのも元生徒あがりの講師を増やし過ぎると考え方や傾向が似てくるためです。

今回アトリエ伊丹の講師としてはそれぞれ初めて採用する画塾出身です。

ただ僕は画塾名を聞いただけで、どの場所にあって、どれぐらいの料金で、どのぐらいの実績があるか、ブログなどのSNSをしているのかなどが一瞬でわかります。というのも関西のほぼ全ての画塾の情報が頭に入っているからです。(2人の画塾のことも勿論知っていました。)

新しい講師が加わることで新陳代謝が起こり教室が活性化されるのはとても良いことだと思います。

アトリエ伊丹はとても講師数の多い画塾ですが、特定の講師だけにアドバイスを求めることなく、積極的に色んな講師に声をかけるようにしてくださいね。

(受験コース/ネット生作品)

(受験コース/ネット生作品)

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カボチャ

2024年07月10日 | 美大受験クラス

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

先日の対策レッスンではカボチャを2日連続で描きました。(1日目描写、2日目色彩)

現時点ではとても良い出来栄えの作品が多かったです。昨年度は優れた実技力を持った生徒が多かったですが、今年度はさらに上回る可能性があります。

他塾からの転塾組はアトリエ伊丹での新しい指導により、大きく成長している印象ですし、何と言っても現役生がとても伸びています。最近は対策レッスンの中で現役生の作品が最も優れているという講師の意見もありますし、数ヶ月前まで浪人生に圧倒されていたのが随分昔のように感じます。

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

(受験コース/対策レッスン4時間)

本日は高校3年生の7月入会(未経験)から京都市立芸術大学に現役合格した元生徒のお話です。

昨年度、高校3年生のMくんは7月という美大受験生としてはかなり遅い時期に入会しました。実はずっと前から京都市立芸術大学を志望していたものの経済的な理由で画塾に通うことができず、受験半年前にアトリエ伊丹のことを知り、この画塾の料金ならと入会を決断した経緯があります。

頭の回転と理解力が高いというのが最初の印象でしたが、実技は勿論初めてだったので現役合格は正直難しいと思っていました。というのもアトリエ伊丹では高校3年生の7月以降に入会して京都市立芸術大学に現役合格したのは美術系高校に通っている人か、他塾から転塾した人しか過去にいなかったためです。

入会してからは毎日受験本番のように必死に制作している姿を見て相当な努力家であることもわかりました。

急成長したものの、受験直前期でも実技の練習期間が長い浪人生や現役生とは差があったのも事実です。Mくんが現役合格出来た理由は『受験本番で最高の3作品を制作したから』に他なりません。

受験は自分の実力を出したもん勝ちだと思います。ですが実際Mくんのように実力を出し切れる人がどれだけいるでしょうか。

受験はメンタル勝負でもあります。そのため受験本番では前向きな気持ちが大切です。失敗したらどうしようとか、不合格になったらどうしようとかマイナスなことを考えたところで良い作品が出来ますか?僕は『死ぬこと以外はかすり傷』、『生きてるだけで丸儲け』などの言葉で意外とポジティブになれたりします。

どうすれば合格出来るのかを必死考え、精一杯努力し、受験本番を楽しんで臨むことによってMくんのように短期間で国公立美大に合格することも出来ます。

最後にMくんの合格者の声を記載しておきますので参考にしてください。(Mくんは描写210点を獲得し、余剰点数100点で余裕の合格でした。)

「私は入会したのが高校3年生の7月で、それまでほとんど受験対策の制作をしたことがありませんでした。他の人よりも圧倒的に経験値も技術も劣っていたし、始めた時期的に歴が長い人よりも多く作ることが難しいと感じていたので、とにかく、ひとつひとつの作品を他の人よりも考えて、復習するよう意識していました。また経験豊富な先生方が沢山いらっしゃるので、沢山質問したり同じ作品を色んな先生に見てもらうようにしていました。アトリエ伊丹は参考作品が豊富なので、心惹かれるものは写真をとり、プリントアウトしてノートにまとめて、隙間時間にひたすら見たり、どういうところが良いのか分析してメモをとったりしていました。生徒数も多く、みんなレベルが高いので、いつも上位の人の横に座って、どのように制作しているのかを考え真似するようにしていました。周りとの差に不安になったり悩んでも、多くの先生、作品、生徒の力を借りて、より多くのことを得るように意識すれば必ず上達します。 アトリエ伊丹ならそれが十分に可能です。使えるものをすべて使いましょう!!」

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大盛況

2024年07月07日 | 美大受験クラス

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

7月上旬。前回のブログに続き、さらに5名の描写作品をアップします。

今年度の受験コースも実技レベルが高い生徒が多く、優れた作品が沢山並んでいますね。特に最近は現役生が物凄く伸びている印象です。8月のコンクールも楽しみです。

さて現在、教室は生徒数が例年よりもかなり多く、体験教室や無料説明会の予約も殺到している状況です。すでに7月の説明会が全枠が埋まってしまったため、急遽平日ではありますが、7月31日(水)の13時~20時に7枠追加しました。8月になる前に画塾の入会を検討している方は是非お申し込みください。

本日は夏期講習会2024に宿泊参加を予定されている方への案内です。

毎年アトリエ伊丹の夏期講習会(入試直前講習会)には全国から沢山の参加者が集まります。

これまで宿泊参加を希望される方には教室に近い伊丹市のウィークリーマンションを紹介していたのですが、宿泊できる年齢が改正され今年から満18歳以上となりました。

そのため高校3年生も可能ですが、8月1日までに誕生日を迎えている必要があり、9月以降生まれの方は基本的に1人で宿泊ができなくなりました。

そのため高校1、2年生と誕生日を迎えていない高校3年生は近隣の川西市、西宮市、尼崎市などで17歳以下の方でも宿泊可能なウィークリーマンションがありますので、現在そちらを案内させて頂いております。

その他詳しい内容はこちら➡︎下宿・宿泊先紹介

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2024年07月04日 | 美大受験クラス

(受験生作品/通常レッスン)

(受験生作品/通常レッスン)

(受験生作品/対策レッスン)

(受験生作品/通常レッスン)

(受験生作品/通常レッスン)

5名の描写作品をまとめてアップします。全て受験生(高校3年生と浪人生)の作品です。さて今年度は形取りに苦戦している生徒が多いので、本日は『形』についてのお話です。

①モチーフの構造を理解する

デッサンで形が上手く取れない人は、モチーフの構造に着目してみましょう。

例えばモチーフが電球だとします。電球は、①フィラメント、それを保護する②ガラス球、そして③口金から成り立っています。

電球を手に持って縦向きにすると中心軸に対して左右対称であることがわかります。

またじっくり観察すると口金のネジ部分は中心軸に対して、対角線が90度ではなく斜めになっています。次になぜ斜めになっているのかを考えることで構造を理解することが出来ます。答えは受け口(ソケット部分)に取り付けがしやすいためです。モチーフは基本人間が使いやすいように出来ています。

そのためモチーフは毎回必ず手に取って、色んな向きから観察することで構造を理解しやすくなります。

②繰り返し修正する

デッサンで形を取る時は、一度で正確な形を取ろうとするのではなく、何度も修正を繰り返して形を取ることが重要です。

上手に形を取るためには、初めに目安となるアタリを描き、ズレている箇所を修正→確認→修正→確認を繰り返して、正確な形へと近づけていきます。形のズレは間違い探しのようなものなので、定期的に離れて客観的に形を見比べてみましょう。

またデッサンは熟練した人ほどモチーフを見る回数が多く、初心者ほど回数が少ない傾向にあります。経験が少ない人はモチーフをあまり見ずに自分の中のイメージで描き進めていることが多いです。デッサンの答えは目の前に置いてあります。最終的な目標は見たままの形を再現することです。

などなど形取りのほんの少しの話(具体的な内容はブログでは割愛)でしたが、アトリエ伊丹の教室ではさらに詳しい内容をわかりやすく指導しています。

(受験生作品/対策レッスン)

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