2020年度 京都市立芸術大学 描写科目 合格再現作品とコメント
与えられたコーラ、紙ふうせん、手ぬぐいを台紙上に配置し、鉛筆で描写しなさい。
【京都市立芸術大学 合格再現作品 ①】
コーラも風船も情報量が多いため、紙風船は凹ましコーラを目立たして、奥に手ぬぐいを配置して演出しました。手ぬぐいの白さ・薄さ、瓶の反射、紙の皺は特に拘った。以前にも描いたことのあるモチーフだったので、落ち着いて制作出来ました。
【京都市立芸術大学 合格再現作品 ②】
背の高いコーラ瓶を中間よりやや手前に置き、描き込む要素の多い紙風船を前に持ってきて基本の逆くの字で構成しました。紙風船の固有色の違いや布の少し透ける感じを出すことに苦労しましたが、後はとにかく描き込む手数が肝になるようなモチーフだと感じました。
【京都市立芸術大学 合格再現作品 ③】
紙風船とコーラのどちらを主役にするべきか悩みました。結局私が一番描き込める方のコーラにしました。モチーフが左寄りの配置になったので、右側は影でバランスを取るようにしました。
【京都市立芸術大学 合格再現作品 ④】
コーラと紙風船という主役級のモチーフが二つあったので、どちらを目立たせるかをまず考えました。私のデッサンの雰囲気ではギラギラしたコーラよりもほどよく馴染んでくれると考えた紙風船をメインに描き込みました。全体の印象を特に大事に描き進めました。
【京都市立芸術大学 合格再現作品 ⑤】
紙風船の皺を表現するのが難しいだろうと考えたので、中間に置いて手ぬぐいをかぶせ、残った見える部分を集中して描写しました。逆にコーラは直近2日間で同じような瓶を描いていたので、手前に置いて細かく描写しました。手前にある分黒く塗れたので、存在感を演出出来て良かったです。