絵画教室アトリエ伊丹ブログ

川西市、西宮市、宝塚市、尼崎市、池田市、豊中市、箕面市近郊。兵庫県・大阪府内最大手の美術予備校/画塾です。

大盛況

2024年07月07日 | 美大受験クラス

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

7月上旬。前回のブログに続き、さらに5名の描写作品をアップします。

今年度の受験コースも実技レベルが高い生徒が多く、優れた作品が沢山並んでいますね。特に最近は現役生が物凄く伸びている印象です。8月のコンクールも楽しみです。

さて現在、教室は生徒数が例年よりもかなり多く、体験教室や無料説明会の予約も殺到している状況です。すでに7月の説明会が全枠が埋まってしまったため、急遽平日ではありますが、7月31日(水)の13時~20時に7枠追加しました。8月になる前に画塾の入会を検討している方は是非お申し込みください。

本日は夏期講習会2024に宿泊参加を予定されている方への案内です。

毎年アトリエ伊丹の夏期講習会(入試直前講習会)には全国から沢山の参加者が集まります。

これまで宿泊参加を希望される方には教室に近い伊丹市のウィークリーマンションを紹介していたのですが、宿泊できる年齢が改正され今年から満18歳以上となりました。

そのため高校3年生も可能ですが、8月1日までに誕生日を迎えている必要があり、9月以降生まれの方は基本的に1人で宿泊ができなくなりました。

そのため高校1、2年生と誕生日を迎えていない高校3年生は近隣の川西市、西宮市、尼崎市などで17歳以下の方でも宿泊可能なウィークリーマンションがありますので、現在そちらを案内させて頂いております。

その他詳しい内容はこちら➡︎下宿・宿泊先紹介

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2024年07月04日 | 美大受験クラス

(受験生作品/通常レッスン)

(受験生作品/通常レッスン)

(受験生作品/対策レッスン)

(受験生作品/通常レッスン)

(受験生作品/通常レッスン)

5名の描写作品をまとめてアップします。全て受験生(高校3年生と浪人生)の作品です。さて今年度は形取りに苦戦している生徒が多いので、本日は『形』についてのお話です。

①モチーフの構造を理解する

デッサンで形が上手く取れない人は、モチーフの構造に着目してみましょう。

例えばモチーフが電球だとします。電球は、①フィラメント、それを保護する②ガラス球、そして③口金から成り立っています。

電球を手に持って縦向きにすると中心軸に対して左右対称であることがわかります。

またじっくり観察すると口金のネジ部分は中心軸に対して、対角線が90度ではなく斜めになっています。次になぜ斜めになっているのかを考えることで構造を理解することが出来ます。答えは受け口(ソケット部分)に取り付けがしやすいためです。モチーフは基本人間が使いやすいように出来ています。

そのためモチーフは毎回必ず手に取って、色んな向きから観察することで構造を理解しやすくなります。

②繰り返し修正する

デッサンで形を取る時は、一度で正確な形を取ろうとするのではなく、何度も修正を繰り返して形を取ることが重要です。

上手に形を取るためには、初めに目安となるアタリを描き、ズレている箇所を修正→確認→修正→確認を繰り返して、正確な形へと近づけていきます。形のズレは間違い探しのようなものなので、定期的に離れて客観的に形を見比べてみましょう。

またデッサンは熟練した人ほどモチーフを見る回数が多く、初心者ほど回数が少ない傾向にあります。経験が少ない人はモチーフをあまり見ずに自分の中のイメージで描き進めていることが多いです。デッサンの答えは目の前に置いてあります。最終的な目標は見たままの形を再現することです。

などなど形取りのほんの少しの話(具体的な内容はブログでは割愛)でしたが、アトリエ伊丹の教室ではさらに詳しい内容をわかりやすく指導しています。

(受験生作品/対策レッスン)

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2024年7月度 美大受験クラス 対策レッスンのご案内

2024年06月29日 | 対策レッスン

7月の対策レッスンスケジュールをアップします。

※実技試験のある志望校を目指している中学生・高校1年生は月1回以上、高校2年生は月4回以上、高校3年生は全ての対策レッスンに参加してください。(総合選抜型/体験型入試予定の生徒は任意です。)

 

◆基礎コース(高校1、2年生/実技経験の少ない高校3年生・浪人生) 

7月6日(土)立体 TA先生 テーマ「2つの円柱を関係づける1つの立体」 (2017年度京芸過去問)

7月7日(日)描写 TS先生  モチーフ「ドクターペッパー、アルミシート、軍手」

7月13日(土)色彩 TA先生 テーマ「対比」(2018年度京芸過去問)

7月14日(日)描写 N先生 モチーフ「白扇3本(1983年度京芸過去問)」

7月20日(土)描写 TA先生 モチーフ「手と鉛筆」

7月21日(日)色彩 N先生 テーマ「サーカス」(1996年度京芸過去問) 

7月27日(土)描写 TA先生 モチーフ「紙風船2個(1980年度京芸過去問)」

7月28日(日)立体 N先生 テーマ「与えられたケント紙を用いて、ある動物を想像して、立体を構成しなさい。」(1980年度京芸過去問)

 

◆受験コース(高校3年生・浪人生)

7月6日(土)描写 I先生 モチーフ「帽子、トイレットペーパー、カボチャ」

7月7日(日)①色彩 N先生 「与えられたカボチャを不透明水彩を使用し、色面で表現しなさい。(2011年度京芸過去問)②描写 TS先生(受験で色彩が不要で、描写が必要な方)

7月13日(土)描写 I先生 モチーフ「ファンタグレープ、アルミホイル、枡」

7月14日(日)①立体 TS先生 テーマ「与えられたケント紙を用いて、ある動物を想像して、立体を構成しなさい。」(1980年度京芸過去問)②描写 N先生(受験で立体が不要で、描写が必要な方)

7月20日(土)①色彩 I先生 「「アジア」をテーマに和紙に彩色しコラージュしなさい。」(1996年度京芸過去問)②描写 TA先生(受験で色彩が不要で、描写が必要な方)

7月21日(日)描写 TS先生 モチーフ「アサヒスーパードライ、木材、ギンガムチェックタオル」

7月27日(土)①立体 O先生 ①テーマ「京都市立芸術大学の新学舎移転記念のモニュメント(記念として造られる立体物)を与えられた油土を使って作りなさい。(1981年度京芸過去問)」②描写 TA先生(受験で立体が不要で、描写が必要な方)

7月28日(日)描写 TS先生   モチーフ「手と折り紙」

 

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好きな作家

2024年06月28日 | 美大受験クラス

(左から小磯良平大賞展、青木繁記念大賞展、現代アート販売ページからそれぞれ引用)

(下田ひかり展、古河原泉展、リチャード•エステス展からそれぞれ引用)

(三重野慶X、青木繁記念大賞展、ルネ.マグリット展からそれぞれ引用)

(デイビッド・ハンセン展、フンデルトヴァッサー展、チャック・クロース展からそれぞれ引用)

(泉谷淑夫展、池田学展からそれぞれ引用)

(アンドリュー・ワイエス、ギュスターヴ・カイユボット)

(城愛音展、鮫島大輔展からそれぞれ引用)

(大森浩平展、雨宮庸介展、朝日陶芸展からそれぞれ引用)

(ウンベルト・ボッチョーニ展、レイモン・デュシャン=ヴィヨン展、フランク・ステラ展からそれぞれ引用)

(伊藤博敏展、松枝悠希展からそれぞれ引用)

6月末。もう半袖で過ごせる日が続いており、季節はあっという間に夏になりました。本日は僕の好きな作家26名を紹介します。(本当はもっと山ほど紹介したいのですが、今回はほんの少しだけ)

かなり昔の作家から現代作家まで、「この作品見たことある」ってのは結構多いのではないでしょうか。X、美術コンクール、個展などで特に有名な方々ですから。勿論美術の教科書に載っている大巨匠の方もおられます。

僕自身がラテラルシンキングとロジカルシンキングを混ぜたような思考なので、時間をかけて考え工夫した新しい発想の作品が特に好きです。好きな作家から割と性格が出るものですね。

先日、浪人生の何人かに好きな立体作家は?という質問をしてみたのですが、みんな全然知らなくて、、、。

オーギュスト・ロダン、ヘンリー・ムーア、アルベルト・ジャコメッティなど超有名作家すら知らないというのは、ちょっとショックです。

周りの京芸志望のライバルや先輩の作品ばかり気にして、それより遥かに優れたプロ作家に興味を示さないのは非常に勿体無いです。自分の好きな作家を語れてこそ美大受験生です。特に浪人生は好きな作家探しに出かけてみてはどうでしょうか?

※なお画像の著作権に関しては、引用ルールを適応し出典元を明らかにしています。(作家の死後70年経過を除く)Xの引用リポストと解釈頂ければと思います。

知り合いの作家さんには直接声をかけて画像使用の許可を得ています。予めご理解ください。

 

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休まない人

2024年06月21日 | 美大受験クラス

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/通常レッスン作品)

6月下旬。高校生は文化祭が終わった後すぐに期末テスト1週間前となり、まだまだ落ち着かない日々が続きそうですね。

本日は浪人生についてのお話。

今年度は他塾から入会してくれた浪人生が過去最多で、例年以上に浪人生が多い年度です。伊丹に引っ越しして受験に臨む人、和歌山、京都府、奈良県など遠方から通学してくれている人も多数います。

他塾からの移籍した教室の数は何と『18』。1番多い教室からは5名がうちに来てくれています。

浪人を選んだ理由もそれぞれですが、全員絶対今年度は第一志望校に合格したいと思っているはずです。合格の確率を上げる一つの方法が「画塾を休まないこと」です。毎年一年間で一番出席率が高かった人は必ず第一志望校に合格しています。

昨年度Hさん(京都市立芸術大学工芸科現役合格)は、定期テスト期間も一切休まず、学科模試の後も遅刻参加するなど年間に2回ほどしか休みませんでした。

2年前はOくん。3年前はAさん。4年前はIさん。5年前はTさんと全員第一志望である京都市立芸術大学に合格しています。

今年度も今現在までほとんど休まずに参加してくれている人がいます。その中の一人が紙コップ画像のFくん。(ブログで作品をアップしたのは初めてかな。)

教室の制作だけではなく、自宅で描いた作品も定期的に持ってきてくれるので、最近特に伸びている印象ですね。

夏からはバイト頑張り組の浪人生と講習会組が一気に参加しますので、教室も大盛況(今でもかなりいっぱいですが。)になりそうで楽しみです。

(受験コース/通常レッスン作品)

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良い問題、悪い問題、これからの問題

2024年06月13日 | 美大受験クラス

(ネット生作品/今年度のネット生は過去最多!夏期講習会参加者も過去最多!)

(ネット生作品/毎月200作品以上が集まります。)

6月中旬。先日から募集を開始したばかりの夏期講習会2024は1週間ほどで外部から約20名の参加申込がありました。例年を大きく上回るハイペースで応募が殺到しています。

沢山申し込み頂きありがとうございます。今年度は兵庫県、大阪府の他の画塾に通っている方の申し込みが特に多いです。コンクール兼京芸模試2024の募集も残り僅かとなっておりますのでお早めにお問い合わせください。

さて本日は昨年度の京都市立芸術大学の実技試験問題について。

描写課題「止まっている水、動いている水」は過去に例のないとても優れた良い問題だったと思いました。それに比べ立体課題は悪い問題だと感じました。その理由は下記画像(2021年の金沢美術工芸大学過去問)です。

昨年度の京都市立芸術大学と非常に良く似ていると思いませんか?使用されている4種類の画用紙の色も全く同じため、「これ【明快な立体】の作品じゃないの?」と勘違いした人も多いはずです。

(金沢美術工芸大学2021年度環境デザイン過去問:引用)

また2015年度東京藝術大学で「ケント紙を使用し、『空気』をテーマに立体構成をしなさい。」という課題が出されたことがあります。これも2020年度に京都市立芸術大学から「空気を支える立体」という似た課題が出題されています。

偶然問題が似てしまったのか、参考にしたのかはわかりませんが、受験生の人生がかかっている試験でこのように他大学と類似した問題を出すこと自体賛成できないです。今後は今まで見たことがない問題の作成に期待したいと思います。

(受験コース/通常レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

さて少し先の未来の話をします。これから10年後、15年後の美大受験はどうなっているのでしょうか。

前にもブログに書いたことがありますが、2040年頃には京都市立芸術大学を含め関西の美大は努力しなくても誰でも入学できるようになっていると予想しています。

京都市立芸術大学も後2~3年ぐらいは新校舎移転の影響で今の倍率を保つと思いますが、5年後には以前の倍率に戻り、10年後には過去最低倍率を更新しているはずです。

理由はまず少子化。昨年度の受験生である2005年の出生数が約106万人。2023年は72万人です。18年間でなんと2/3(67%)になっています。

次に一般大学から美術系学部の開設の動きが出始めていることです。例えば来年度開設予定の立命館大学のデザイン・アート学部もその一つです。これから色んな大学から美術系学部が増えるのも間違いないです。

さて京都市立芸術大学は今後どのように変わっていくのでしょうか?おそらく数年後には優秀な受験生の確保のため、推薦入試制度を導入する可能性が高いです。

昨年度のアトリエ伊丹で一番実技が上手いと言われていたMさんの第一志望は京都市立芸術大学でした。しかし先に実施された推薦入試で第二志望の金沢美術工芸大学に合格したことで、第一志望校を受けることが出来ませんでした。(国公立大学の公募推薦は専願型)

Mさんは金沢美術工芸大学の推薦入試がなければ、京都市立芸術大学を受験し確実に合格していたはずです。

美大受験のシステムは毎年少しずつ変化しています。画塾はその変化に柔軟に対応していかなければ経営を継続することはできません。アトリエ伊丹が毎年人数が増え続けているのは「未来を予測する力」が優れているからです。

 

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成安造形大学特待生モチーフ対策

2024年06月07日 | 美大受験クラス

(成安造形大学特待生モチーフ/4時間30分)

6月上旬。すっかり暑くなり半袖でも過ごせそうな気候になってきましたね。近年は春の過ごしやすい季節が短く、夏が長く感じます。

さて先日当校では成安造形大学の特待生モチーフ対策を実施しました。今年度のモチーフは正直言って過去最高の難易度と言っても過言ではありません。

炭酸飲料やりんごは過去にも出題されたことがありますが、今回は何と言っても【新聞紙】。構成を工夫しないととてもじゃないですが、試験時間で描き切ることは出来ません。受験予定の人はこれからしっかりと対策をして頑張っていきましょうね。

昨年度は9名受験して4名が特待生となりました。今年度も何とか特待生を勝ち取って欲しいですね。

成安造形大学の特待性試験を受験予定の人は、炭酸飲料、新聞紙、りんご、パプリカ等一式プレゼントしますので、良かったら声をかけてくださいね。 

(対策レッスン作品/高校3年生)

(対策レッスン作品/高校3年生)

さて本日は他校の実技模試について。

当校からは毎年askの京芸実技模試に参加する生徒が多数います。

毎年上位の成績を取る生徒が多いため、宣伝も兼ねてブログやXなどにも作品をアップしていますが、僕が他校の実技模試に参加したほうがいいと言った事は一度もありません。

今年度、他校から移籍した生徒はaskの京芸実技模試に参加することがアトリエ伊丹のカリキュラムの中に組み込まれていると勘違いしている人もいるみたいですね。

他の画塾では京芸模試を積極的に受けるように勧めているところもあるようですが、僕は正直どちらでもいいと思っています。

理由は、実技模試を受けたからといって合格率が上がるわけではないからです。

もちろん参加するメリットはとても多くあると思います。

例えば今現在、京都市立芸術大学を志望している受験生の中で、自分がどのぐらいの立ち位置にいるのか。実技レベルが数値化されて客観的に確認できることや、他の画塾生の作品をまとめて見れたり、他校の講師の講評を受けるなどプラスになることは沢山あると思います。

また試験形式に慣れること、普段できない経験が出来ること、モチベーションアップにも効果があります。

逆に当然デメリットも存在しますので、受けてみようかなと迷っている方は是非相談してくださいね。

  

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2024年度夏期講習会とコンクール兼京芸模試2024のお知らせ

2024年06月01日 | 美大受験クラス

6月1日。2024年度夏期講習会の日程(8月1日(木)~8月27日(火))が決まりましたので、お知らせします。

現在、定員の空きが残りわずかとなっております。満員になり次第締め切らせて頂きますので、外部生で夏期講習会に参加希望の方はお早めにお申し込みください。

◇夏期講習会 外部生募集内容◇

美術系高校や他校に在籍していて実技経験のある国公立志望の受験生

(実技未経験者や私立大学志望者は夏期講習会以降も継続頂ける方を募集しておりますので、夏期講習会のみの参加はできません。)

新入会を希望される中高生、高卒生は体験教室又は無料説明会にご参加ください。

・アトリエ伊丹は兵庫県・大阪府内で最も合格実績数、生徒数、講師数が多い最大手美術予備校です。2024年度京都市立芸術大学合格者21名(全国2位)

・アトリエ伊丹の夏期講習会費は全国最安価格! 全日程20日間(130時間)参加しても『最大21000円』です。中学生、高校1、2年生は10000円から参加可。

・京都市立芸術大学を目指す浪人生は夏期講習会の全日程20日間(130時間)➡︎【16500円】

(他校圧倒の価格! 消費税、材料費など全て込みです。初めて参加の方は入会金10000円が必要です。)

 

8月の夏期講習会内でアトリエ伊丹主催のコンクール兼京芸模試2024が開催されます。外部生参加費無料! 各科目1~3位と総合1位には豪華画材を贈呈!)

今年はお盆期間の8月11日(日)~13日(火)に3日連続で京都市立芸術大学実技模試を実施します。

年齢・学年に関係なく現在の実力を図ることができるのがこのコンクールの特徴です。今年もコンクール兼京芸模試として開催します。

アトリエ伊丹のコンクール兼京芸模試は、兵庫県・大阪府の全ての画塾で行われるコンクールや実技模試の中で、最も参加人数の多い一大イベントです。(昨年度の参加者は111名)

描写色彩立体科目を実際の京芸本試験と同様に各250点満点で採点します。当日に他の生徒作品と一緒に各科目の講評会を行い、後日京芸出身を中心とした講師陣で採点します。

毎年このコンクールで上位になった多くの生徒が京都市立芸術大学に合格しています。

外部生は参加費無料ですので、この機会に是非ご参加ください。なお定員には限りがありますので、参加希望の方はお早めにお申込みください。

参加希望の方はこちらから>>申込フォーム

◆対象   京都市立芸術大学志望の受験生(高校生3年生・浪人生)※描写、色彩、立体3科目参加可能な方も対象です。

◆科目   描写、色彩、立体の3科目

◆料金   参加費無料

◆期間   描写8/11(日)、色彩8/12(月)、立体8/13(火)      

◆時間   描写・色彩・立体ともに各4時間(14〜18時)~各日19時半頃まで講評会

◆結果   作品審査は9月上旬に行います。

 

2024年6月度 美大受験クラス 対策レッスンのご案内

2024年05月29日 | 対策レッスン

6月の対策レッスンスケジュールをアップします。

※実技試験のある志望校を目指している中学生・高校1年生は月1回以上、高校2年生は月4回以上、高校3年生は全ての対策レッスンに参加してください。(総合選抜型/体験型入試予定の生徒は任意です。)

◆基礎コース(高校1、2年生/実技経験の少ない高校3年生・浪人生) 

6月1日(土)色彩 TA先生 テーマ「与えられた画用紙内に直線と円を組み合わせて構成し、それぞれ暖かいイメージと寒いイメージを表現せよ。」(1977年度京芸過去問)

6月2日(日)描写 TS先生 モチーフ「新聞紙、炭酸飲料スプライト 1.5ℓ、りんご 2個、パプリカ(2024年度成安造形大学特待生モチーフ)」4時間30分(14〜18時30分)

6月8日(土)立体 TA先生  テーマ「割り箸、タコ糸、ケント紙を用いて立体表現しなさい。」(2001年度京芸過去問)

6月9日(日)描写 IR先生    モチーフ「ビール瓶、麻布バッグ、トイレットペーパー」  

6月15日(土)描写 TA先生 モチーフ「貯金箱、木材、はさみ、段ボール」

6月16日(日)色彩 N先生 テーマ「街」をテーマに色彩で表現しなさい。(1989年度京芸過去問)

6月22日(土)描写 TA先生 モチーフ「透明ケース、縄跳び、テニスボール、布」

6月23日(日)立体 N先生 テーマ「帽子」 与えられたピーマンをモチーフとして、立体表現しなさい。(2013年度京芸過去問)」

 

◆受験コース(高校3年生・浪人生)

6月1日(土)描写 I先生 モチーフ「植物、園芸用ポリポット、布」

6月2日(日)①色彩 N先生 テーマ「与えられた画用紙内に直線と円を組み合わせて構成し、それぞれ暖かいイメージと寒いイメージを表現せよ。」(1977年度京芸過去問)②描写 TS先生(受験で色彩が不要で、描写が必要な方)

6月8日(土)描写 I先生 モチーフ「牛乳パック、ピーマン、画用紙、透明パック」

6月9日(日)①立体 N先生 テーマ「帽子」 与えられたピーマンをモチーフとして、立体表現しなさい。(2013年度京芸過去問)」②描写 IR先生(受験で立体が不要で、描写が必要な方)

6月15日(土)①色彩 I先生 テーマ「街」をテーマに色彩で表現しなさい。(1989年度京芸過去問)②描写 TA先生(受験で色彩が不要で、描写が必要な方)

6月16日(日)描写 TS先生 「金麦、割り箸、コップ」

6月22日(土)①立体 I先生 テーマ「割り箸、タコ糸、ケント紙を用いて立体表現しなさい。」(2001年度京芸過去問)②描写 TA先生(受験で立体が不要で、描写が必要な方)

6月23日(日)描写 TS先生   モチーフ「ビーチバレーボール、空気入れ」

 

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アドバイス講評

2024年05月24日 | 美大受験クラス

5月下旬。暑くも寒くもない過ごしやすい日が続いていますね。

本日はアドバイス講評について。当校では毎回通常レッスンで制作した作品の裏側に講評を書いて返却しています。

形の取り方、光の捉え方、グレースケール、構成構図の工夫などの他、実際にモチーフを描写してアドバイスすることもあります。(下記画像参照)

(新講師Nくんの講評)

(新講師Hさんの講評/前回の記事のHさんは4月から講師をしています。)

アドバイス講評に関しては各講師にある程度任せていますが、大まかな内容は「良い点」「悪い点」「改善する方法」「フォロー」などです。

これは僕の場合ですが、まず良い点は素直に評価します。「褒める」ことによって生徒に「自信をつけさせる効果」があります。自分の制作に自信が生まれ、向上心やチャレンジ精神が育まれることにより、より良い作品を生み出す可能性が高くなります。

次に悪い点。【悪い点を指摘することと改善する方法はセット】だと思っています。また『具体的にわかりやすく教える』ようにも心がけています。講評されることによって、「こういう考え方や制作方法があったのか」と発見ができたり、「もっと頑張ろう」という気持ちになったりするので、その影響はとても大きいと思います。

さて最近入会した生徒は、まずは講評ノート(メモ)を付けましょう。講評で講師に言われた大切なこと、自分で気付いた新たなことはメモ帳にまとめる事を忘れないようにしてください。

またアトリエ伊丹は他校と比べて講師の人数が多いです。うちの画塾出身者だけではなく他校からの講師も多数います。そのため講師によって講評や助言が異なることがあります。

例えばA講師が今回のデッサンは縦構図の方が良い、B講師は横構図がベストだと真反対のアドバイスを言われたらどちらの意見を聞くべきなのか。

僕は一度両方でアタリを取ってみて自分に合うと思う方を選べば良いと思っています。片方の講師に申し訳ないなんて思わなくていいんです。

色んなアドバイスから自分に最も合うと思ったものを選択し、合わないと思ったアドバイスは無視して構いません。例えば以前の記事にも書きましたが、当校にはデッサンで擦ることを推奨する講師、擦らないことを推奨する講師がいますが、どちらも間違っていません。自分に合う方を選んでください。

当校はかなり声をかけて指導する画塾ですが、受験本番は講師が横にいてアドバイス出来るわけではないので、普段から自分で考えて自分で決断する癖をつけましょう。

(5月から新入会の生徒作品/うまいですね。(^^))

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参考作例掲載

2024年05月20日 | 美大受験クラス

本日は参考作例について。昨年度、嵯峨美術大学のスカラシップ試験に合格したHさんが実技参考作例に掲載されました。

受験者221名の中でHさんは1位の点数でした。素晴らしいですね。

Hさんのその後、第一志望の【京都市立芸術大学】に現役合格しました。

嵯峨美術大学のスカラシップ試験で全受験者中トップを取るような人が京都市立芸術大学でどんな点数なのか?気になりますよね?

さぁ、はたして成績はどうだったのでしょうか?

結果は残念ながら、『わかりません。』

以前ブログの成績開示にも記載しましたが、Hさんは合格することが目標だったので、点数なんかどうでもいいと開示請求しなかった人のうちの一人です。

僕はその気持ちを尊重しますし、それでいいと思います。成績開示を請求すること、請求したとしても画塾に教えるかどうかは本人に選択権があります。

昨年度、京都市立芸術大学の実技入試で1科目満点でしたが、本人が自分の作品やイニシャルの公表を望まないという子もいます。周りから色々言われたり面倒くさい部分があるのかもしれませんし、必要以上に褒められることが嫌なのかもしれませんね。

成績連絡をしてくれた人は200点超え(京芸で高得点と言われる点数)が沢山いました。不合格者の中にもいました。また合格最低点に数点足りなくて浪人となった生徒も例年以上に多かったです。

今年度、京都市立芸術大学を目指して浪人を決断した人は余裕を持って(余剰点数100点以上)の合格を目指して頑張りましょう。

(受験コース/対策レッスン作品)

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月会費

2024年05月16日 | 美大受験クラス

(基礎コース/対策レッスン作品)

(受験コース/対策レッスン作品)

5月中旬。現役生が定期テスト1週間前に入り教室は新年度が始まって初めてかも?と思えるほど落ち着いた日々です。

相変わらず入会ラッシュはまだ続いており、もう直ぐ定員もいっぱいになりそうです。

さて本日はアトリエ伊丹の料金について。

当校の学費の安さは関西圏ではかなり有名ですが、安過ぎて逆に入会するまで不安だったと言う声もあります。世間的には安かろう悪かろうが定着していますが、アトリエ伊丹は決してそんなことはありません。

もし「大丈夫かな?」と思っている方はまずこのブログを1年間ぐらい遡って見てください。これだけの優れた作品と内容を毎週アップしている画塾は他にないと思います。

次に是非当校の体験教室や説明会にご参加ください。教室の雰囲気、作品のレベル、指導のわかりやすさを感じてもらえればきっとこれだけ生徒が多い理由がお分かり頂けると思います。

(対策レッスン作品2点、通常レッスン作品2点)

『月会費を上げる予定はありませんか?』と聞かれることも多いですが、今のところ予定はありません。料金をアップしない理由はいくつかありますが、その一つが画塾の学費を自分で払っている生徒がとても多いことです。

今年度は浪人生の人数が過去一ですが、現在まで全員が揃ったことは一度もありません。夏までにバイトで年間学費を稼いで、夏以降は実技と勉強に集中しようと考えている子が多いのです。

そういった生徒を応援したいと思う気持ちが、儲けたい気持ちよりも優っています。そのため今後も物価上昇が続いていくと思いますが、美大受験クラスに関しては現在の料金を維持したいと考えています。

(GW特別イベント石膏デッサン会の様子)

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成績開示

2024年05月07日 | 美大受験クラス

(京都市立芸術大学過去問/受験生作品)

(京都市立芸術大学過去問/受験生作品)

本日は2024年度京都市立芸術大学の成績開示について。

当校では成績開示の連絡は基本的に任意ですが、浪人を選択した人には必ず開示するようにお願いしています。何が原因でこの点数がついたのかを分析し、今年度の受験に繫げる必要があるからです。

成績開示で特に気になった人をピックアップします。

①学科が8割台、描写もほぼ満点で、1日目の描写試験が終わった時点ですでに合格最低点を超えていた人

②3科目とも同じ点数だった人

③合格最低点に1点足りなかった人(1点差での不合格者が美術科で1名、デザイン科で1名)

④合格することが目標だったので、点数なんかどうでもいいと開示請求しなかった人

特に③の合格最低点に1点足りなかった子に関しては、共通テストで後1問正解していたら、描写の構成を変えていたら、色彩の彩色がもっと丁寧だったら、立体の高さを出せていたら、入学辞退者が出て追加合格になっていたらなど、言い出したらキリがありませんが、本当に悔しすぎる結果です。

また僅差で不合格になった生徒が例年以上にとても多かった印象です。

(京都市立芸術大学過去問/受験生作品)

点数に関しては色々意見があると思いますが、僕は再現作品からの点数は妥当だと思っています。

元々京都市立芸術大学の点数の付け方は独特であり、250点満点から30点ぐらいまで大きな幅のある採点をします。

例えば毎年合格者の中に描写が248点と満点近かったのに、色彩と立体は80点台だったとかは普通にいます。

大学の採点に納得出来ない人もいるかもしれません。

ただ一番間違っているのは評価してくれなかった大学側に責任転嫁することです。『合格したい大学があるなら、その大学に合わせる努力をするべきです。』

あなたが志望校を自由に選ぶ権利があるのと同様に大学側にも選ぶ権利があります。また当然ですが、採点は人間(大学の教授)がしています。そのため人の心を動かすような作品作りを心がけて欲しいと思います。

(京都市立芸術大学過去問/受験生作品)

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休日

2024年05月05日 | 美大受験クラス

(京都市立芸術大学志望の受験生作品)

5月上旬。1月の共通テスト終了後から4月の新入会ラッシュまで目まぐるしく忙しい日々が続いておりましたが、久しぶりに休みを取ることができました。丸1日休みは実に4ヶ月ぶりです。

アトリエ伊丹を開校してから4月で14年目になりました。開校当初の生徒は既に30代に突入し、バリバリ社会人として仕事をこなしています。そう考えると時間の過ぎるのがとても早く感じます。

ホームページやブログなどを端から見たら、アトリエ伊丹は人数も多く順調だと感じる方もいるかもしれませんが、その背景には凄絶な努力や言い知れない苦労を山のようにしています。

うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。どちらかと言えば思い通りにいかない方が圧倒的に多いです。

昨年度の受験結果もそうです。合格者数や合格率だけを見れば良い結果でした。

ですが合格できる十分な努力をしてきた生徒を合格に導くことが出来なかったことは当校として重い責任があります。昨年度の受験結果に関しては本当に悔しいの一言に尽きます。この結果を糧にして今年度以降も頑張っていきたいと思います。

(京都市立芸術大学志望の受験生作品)

昨年度、京都市立芸術大学に現役合格したMさんが合格者の声で語ってくれた言葉が印象的だったので紹介します。(Mさんは丸3年間姫路市から片道2時間をかけて通学してくれていました。)

『受験生の皆さんに伝えたいのは、作品作りへの誇りを持ち、かつプライドは捨てることです。一つ一つの作品を自分の一番の作品にしようという誇りを持ちながら、自分の足りないところを甘受し人の技を盗んだり真似をしたりする貪欲さ、柔軟さを持つことが合格に繋がると思います。』

他にも受験生の心に刺さる言葉や参考になる内容も沢山あるので、是非合格者の声に一度目を通してください。

僕自身もこれからも一層の努力をしてより良い教室作りを目指していきたいと思います。新年度から入会した皆さんこれからどうぞ宜しくお願いします。

(京都市立芸術大学志望の受験生作品)

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模写

2024年05月01日 | 美大受験クラス

(関東美大志望者デッサン/模写)

5月1日。早いもので新年度が始まって1ヶ月が経ちました。

今年度は例年以上に新入会者が多く、5月も体験や説明会の予約が殺到しています。

最近は対策レッスンに参加希望の生徒も急増中のため、準備したモチーフや材料が足りない事態が起こっており、内容が多少変更になることもしばしば。変更になった課題はまた後日通常レッスンで行いますのでご了承ください。

昨年度は人数が増えた夏頃から受験コースの対策レッスンを2グループに分けて講評を行っておりましたが、今年度は4月から基礎、受験コース共にすでに2グループに分けての講評が始まっています。有難いことに人数はどの学年も過去最高です。

(基礎コースの対策レッスンは今年度から講師になったN先生が実技指導)

さて本日は模写について。

現在、関東美大志望の生徒を中心に模写をしてもらっています。

模写とは、他者の作品を忠実に写し取ることで、作者の意図を理解したり、技術を盗むことです。 模写は美術を学ぶうえで必要な練習法です。

表現技法や技術を真似することで、自身の絵を描く技術を上達させることもできます。構図のバランス、配色、描き込みの仕方など優れた作品から学ぶことは沢山あります。

今回は勉強の一環として練習しましたが、入試本番では過去に高得点を取った作品や有名作家の作品をそのまま制作すると点数が伸びない傾向にあります。

出題者が求めているのは過去の高得点作品ではなく、『今までに見たことがないあなた自身が考えた優れた作品です。』

そのため模写➡︎オリジナルに移行して自分にしか描けない作品制作を目指しましょう。

(関東美大志望者色彩/模写)

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