ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

25周年

2011年01月04日 | インド

菩提寺へ向かう電車に乗る間際に、携帯電話に着信あり。電車の中で通話するのはいやだったので、無視していたら留守録にメッセージが残っていました。

電話をくれたのはカナダ在住のインド人の友人でした。

「ハイ、とーこ、お元気?カナダのカルガリーからR★★★aです。よかったら電話かメールをください。私の電話番号は、○○○○○○○○…、国際番号は1です」

 

おやまぁ、お久しぶり。

4年前に貯まったポイントで購入した古い機種だったので、国際電話が受信できるなんて知りませんでしたよ。こっちからかけられるのかも知らないし、出先で電池も心配だし、うちについてからかけ直そう。…なんて放置して家に帰ってきて時差を調べたら、もうカルガリーは深夜。電話で外国語を話すのもイヤだし、メールを送っておきました。

「ハイ、R★★★a、電話ありがとう。かけ直すには遅い時間だからメールにしました。明日、今日電話をもらった同じ時間にかけ直そうと思うけど、緊急の用の場合はメールを入れておいてね。カルガリーが朝になる頃、こちらは眠っていると思うので、朝メールをチェックします」

メールで用件が済めばそれにこしたことはない…と期待したのですが、R★★★aからの返信メールは、「お電話お待ちしています」と、電話番号が書いてあるだけでした。う~、英語やヒンディー語でしゃべりたくないからメール送ったのに~。しかたないので覚悟を決めて電話したけど、自宅の電話も携帯電話も留守録。ややホッとしながら留守録を吹き込んだら、2時間後にむこうから電話が来ました。

元気~?どうしている?仕事はしているの~?すっかり忘れたなんて言ってたけど、な~んだ、まだちゃんと英語でしゃべれるじゃない…なんていうたわいのない話をしていたら、

「あのね…」と、やや緊張気味に切り出されました。

「覚えている?今年は私たちが知り合ってから25年目なのよ」

「もうそんなになるかしらね~」

「で、25年目を記念して、とーこにサプライズ・プレゼントを送ろうと思って」

「ど、どんな種類のサプライズ…?」

「とーこに会いに日本に行くわ~!」

 

ついにきたか!

私はR★★★aのインドの実家に5回も行っているだけじゃなくて、彼女の姉妹、親戚の家まで何度も泊めてもらっています。いつかはインドからお客さんが来るだとうなぁとは思っていました。もちろん日本を見てほしいし、ウエルカムなんですけどね。問題は彼女がピュア・ベジタリアン、しかも嫁ぎ先は、タマネギもニンニクも(もしかしたら生姜も?)食べない宗派だってこと。しかも彼女だけでなく、ご主人と2人の息子も一緒に来るってこと。うちは狭い3LDKですから(^^;)。

まぁ、部屋がないのはどうにかなるんですよ、たぶん。泊めてもらったどこの家だって、みんな頭を寄せ集めて寝たんですから。来るのが冬なら、布団を考えないといけないけど。食事はヘタすると、お客さんに作ってもらわないとダメかも。あと、夫は自宅で仕事しているので、外に連れ出す観光コースを考えないとなぁ。メールじゃなくて電話で話したがっていたのは、私の語学力で何とかコミュニケーションが取れるかどうか確認の意味もあったような気がします。

 

はぁぁ~。

嬉しいような怖いような。来るとしたら息子たちの学校が休みの6~9月頃ですかね。カナダから日本経由でインドに行くことを考えているようだったから、6~7月くらいかな。布団の心配はいらないかも。

 

どうなりますことやら。

 

 


最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (akberlin)
2011-01-04 22:04:46
おおお~!
ついにインドから旧知のお客様が!

たしかに日本は食べ物がキツそうですね~。
お豆腐料理でも出汁は鰹節だったりするし・・・。

「食材等、ご持参願います。鍋釜一式はお貸しします。」
になるのかしら・・・。
あ、でも御徒町とかにインド食材のお店があるんでしたっけ?
ベルリンとかケルンにもインドショップはあったなぁ。
東京だと西葛西あたりにありそうですが・・・。
返信する
Unknown (とーこ)
2011-01-05 10:02:19
akberlinさん

そーなんです。カナダからインド人がやってくる(映画のタイトルになりそう)。

鍋釜一式も、肉魚料理を作っていたものだから、ひとつふたつ、ベジ用を買わないとならないかも。幸いまな板と包丁はベジ専用があるけど。

過去にもインド人用に、鰹出しを使わずに、味の素なんかで味噌汁を作ったことがあるんですけど、日本人の私からすると、完全な和食とはいえないシロモノでしたねー。

あと言葉もねー。海外育ちの息子達は、母語のグジャラーティー語はお寺関係のコミュニティーで覚えたけど、ヒンディー語は話せないんだとか。必然的に英語を使うことになりますが、あたしゃほとんど話せないですぞ~。
返信する
もしかして・・・ (笹団子)
2011-01-06 21:58:43
お友達はジャイナ教徒の方でしょうか?

もしそうなら食事の作り置きはできないと思うので一見大変かもしれませんが、手伝ってもらい一緒に楽しく調理した方がいいかもしれないですね。
返信する
スワミナラヤン (とーこ)
2011-01-06 23:04:48
友人はヒンドゥーのグジャラーティーです。嫁ぎ先はヒンドゥーの中でも、特にスワミナラヤンを信仰している家で、そのコミュニティーの人達は、ニンニクやタマネギを食べないんです。

パンも食パンは卵が入っているのでダメですが、ベーグルなら食べているようです。はぁぁ~。インドレストランのカレーなら食べられるものもありますかね~?観光に連れ出すにしても大変そうです。
返信する
Unknown (akberlin)
2011-01-09 15:21:27
ベーグルにクリームチーズ、みたいな半端なユダヤメニューも
アリですかね・・・。

カナダも「西欧圏」だけど、インド人コミュニティーのあるところには専用のお店もあるんでしょうね。

鍋釜一式もそうか、ベジ専用が必要・・・。
厳しいですね~。
返信する
Unknown (とーこ)
2011-01-09 17:54:27
akberlinさん

ベーグルってユダヤ教のパンだったんですか~!クリームチーズはレンネット使っていないから、ベジタリアンもOKですね。

カルガリーにはインド人コミュニティーがあるそうです。しかも友人は、(ニンニクやタマネギを食べない宗派の)お寺の青年婦人部の顔役らしい。

イスラム教徒は、酢もダメ(製造過程でアルコールが発生するからとか…)とか言っていたけど、詳しく聞いておかないと何も食べるものがなくなっちゃうかも。ベジでも海藻類はダメかもしれません。
返信する
訊くのが早い (ラビラビ)
2011-01-09 21:53:45
せっかく連れ出しても、外出先で何も食べられないと、むなしいですよね~。うちも親戚が来日した時は、ディズニーランドだの東京タワーだの浅草だの連れて行きましたが、とにかく食べるものに困りました。
日本人には思いもよらないものが引っかかったりするので、同じ宗派で在日の人とか、ヴェジタリアンの在日インド人に訊いちゃうのがいいと思いますよ~。お店とかも知ってると思いますし。
一家族来ると、それをきっかけに続々と親戚ご一同がいらっしゃるかも。そうなったら、もう状況を楽しむしかない!
返信する
Unknown (とーこ)
2011-01-10 22:47:10
ラビラビじー

そうですよね~。スワミナラヤン(BSAP)の日本支部ってあるのかな?まぁ、来日スケジュールが決まったら、その辺も含めて本人に確認しようと思っていますが…。

親戚一同は、タマネギやニンニクはOKなので、彼女の嫁ぎ先一家よりは多少ラク…なんてこともないか(笑)。
返信する

コメントを投稿