3.4のコンサートの翌日、気がついたら足にアザができていた。そうでした。ストーンズのコンサートのときだけは、私、少々凶暴な人間なのでした。
3.6は日頃の省エネモードでありあまっている体力を削ぐため、朝から出かけて2本インド映画を鑑賞。東京ドームに入ってからも、フランス菓子の本なんか読んでリラックスしようと努める。
でも始まっちゃえばいつもと同じ。
スタートはJumpin' Jack Flash。こりゃもうヒットメドレーだな…という予想通りに進行。サプライズは7曲目のRespectableのゲスト、布袋寅泰。思わず「そいつはいらな~い!」と叫んじゃったけど、まぁ、悪くもなかったです。個人的にはホテイに魅力を感じたことは一度もないし、日本人をゲストに呼んでくれるなら、他にいいギタリストが大勢いると思うけど。でもRespectableは嬉しい。
3.4はミックの日本語が多かったけど、あんまり通じなかったせいか、3.6は最小限。でもやっぱり「カエッテキタゾ、トキヨー!」は嬉しい。
この日も3.2に劣らず気合いの入ったステージで、新曲のDoom and Gloomも、テイラーさんリードのMihdnight Ramblerもよかったのに、けっこう座っちゃった人がいました。まぁファンも中高年だしね。前の席の観客も座っちゃったので、ジタバタしてたら、うっかり後頭部にパンチが当たってしまった…わざとじゃありませんてば。
今回の来日公演は、3日間東京だけなので、ショーが終わる前に帰ってしまった人もけっこういた。私の左隣のカップルもいつの間にかいなくなっていたので、のびのび手足が動かせたけど。でも、途中で帰っちゃった人はすごくもったいなかったと思う。
最終日の3.6のSatisfactionはすごっかった!今まで40回以上ストーンズを観ているけど、この日のサティスファクションのミックは気合いはすごかった。バンドメンバーも尋常じゃないミックにちょっと驚いているようだった。こんなにめちゃめちゃになるまでミックがやるなんて、やっぱり最後のトーキョーなのかなぁ…と、少しおセンチな気分になるくらいの凄まじさ。
3.6もエモレスはなし。結局日本では、Emotinal Rescueが登場したのは初日の2.26だけ。2.26に行かなかった私へのペナルティーなのか。それとも「マタ、コンドネ~」というメッセージ?
8年前の名古屋のコンサートが終わったときには、(次はあるまい。万が一、またツアーがあるとしても、こっちの体がついていけないだろう…)と思っていたけど、70代のストーンズはやってきたし、最高齢のチャーリーのドラムは今までになく力づよかった。驚いたことに私も8年前より動けるくらい。
「See you, Tokyo!」
ミックがこう叫んでいた気がするけど、ホント?
ストーンズのステージに日本人が立てるのはなんとも複雑な感じですね。
大分前に妹と行った時はトイレに行ったら女優の高橋ひとみがいたと妹が言っていました。 芸能人のお客も少なくないようですね。
ストーンズが日本に来るのももはやあたりまえの時代になり、初来日以外は、スタンド席に空席が目立つこともありましたが、さすがに今回はフルハウスでした。「抽選」という腹立たしいチケット販売でしたが、入手できただけでもラッキーだっったのかも。
毎回芸能人もよく見かけますが(特にアリーナのときは)、彼らもただのファンになってキャーキャー言っています。