きのうは、ラクシャー・バンダンという、インドのお祭りでした。姉妹が兄弟の手首に飾り紐(ラーキー)を結び、結んでもらった兄弟は、姉妹を保護することを誓う日。私も毎年、インドの親戚や、日本にいるインド人の知り合いに送っています。もちろん、日本にはラーキーなんかないので、手作り。今年は、インド用に9本、日本用に11本のラーキーを制作。メールを頻繁にチェックしそうな人、数人には、ヴァーチャル・ラーキーをeカードで送信しました。
年々、制作本数も増え、作るのに忙しく、今年は作ったラーキーの写真を撮るのも忘れてしまいましたが、去年作ったのはこんな感じ。
しばらく、インドレストラン・パーラスにも行っていなかったので、ラーキーを持って、ランチを食べに行きました。パーラスのスタッフは、もうみんな、ラーキーを右手につけていました。ラクシャー・バンダンの日につけて、次の満月までそのままにしておくとか。1日で、はずすわけではないそうです。でも、今年は満月が28日なので、寂しいから、31日までつけておく、なんて、言っていました。
きのう行くとは言っていなかったけど、パーラスでは、「ラクシャー・バンダンだから、きっと来ると思った」と、お菓子を用意しておいてくれました。ラーキーをくれた姉妹には、兄弟からお菓子を贈ることになっているようです。去年は、サリーと、たねやの五六あわせをくれましたが、今年はなんと、手作り!
おこわみたいに見えます。
お米で作ったお菓子。お米で作るお菓子というと、キール(乳粥)が有名ですが、これはちょっと違って、スージー・ハルワーのお米版といった感じ。たぶんスージー(セモリナ粉)の代わりに、お米を砕いたものを、バターかギーで炒め、砂糖やミルク、ナッツ、スパイスを加えて煮たもの。スージー・ハルワーには、カルダモンやピスタチオをよく使いますが、このお菓子には、干しぶどう、カシューナッツ、ピーナッツ、フェンネルがはいっていました。冷たくして食べてもおいしいし、温めて食べてもおいしいとか。
レストランのコックさんは、お料理を作るのが商売ですが、パティシエではないので、ふだんお菓子は作りません。忙しい仕込みの間をねって、わざわざ用意しておいてくれたのには感動。この1~2年、ヒマにあかせて、いろいろ手作りのお菓子を持って行っていたので、お返しに作ってくれたのかなぁ。
ナゲンドラさん、おいしかったです!ごちそうさまでした。
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