いまさらですが無間道

　実家に帰っている間、ＮＨＫＢＳで、『インファナル・アフェアⅠ～Ⅲ』を放映していたので、録画して、土日で見ました。実は見るのは今回が初めて。そのまま焼き直して、ハリウッドで作り直した『ディパーテッド』は、アカデミー賞を取ったけど、インファナル・アフェアに比べると、比べものにならないくらい、水準が低いという噂でした。


　いや～、おもしろかった！香港映画のレベルは高い！香港映画が好きな人は、だいたいインド映画も好きになるらしいけど、緊張感は香港映画の方があるかも。それにしても、アジア独特の湿り気というか、「情」とか、「同胞」「家族」といったキーワードが共通していて、雰囲気が似ています。敵に友情感じちゃうところなんかも、アジア的にはアリだわね～。

　潜入捜査ということで、ボリウッド映画のＤＯＮを思い出しました。でもこちらは、1978年のアミターブ・バッチャン版があったので、インファナル・アフェアのパクリというわけではなさそう。

　もしボリウッドで作り直すとしたら…。

　ウォン警視は、ボーマン・イラーニー
　ラウは、アーミル・カーン
　サムは、アヌパヌ・ケール
　キョンは、ウダイ・チョープラー
　精神科医のリー先生は、ラーニー・ムカルジー
　ヤンは難しいんですけど、雰囲気変えて、アジャイ・デーヴガン
　ラウの奥さんのマリーは、プリティー・ズィンダー
　サムの奥さんのマリーは、ラビーナ・タンダン（シルパー・シェッティーでもいいかも）

　なんてどうでしょ？


　インファナル・アフェア、ⅠとⅡはすごくおもしろかったのですが、ラウがおかしくなるⅢは、イマイチでした。それにしても、本当にこんな潜入捜査ばっかりだったら、何がなんだかわかんなくなっちゃわない？