この頃の有明の桜は、まだこんなもんでした。
PIE続き~。
大手を一通り回った後は、ちょいちょいと変わりモノ辺りを見てきました。
ペンタックス発表の中判デジカメ、645 Digitalでございます。
背面は意外とデジカメっぽい作り。
壁にでーんと撮影写真が引き伸ばしてありました。
ペンタックスで面白かったのはやっぱり中判カメラ。
壁一面にでーんと撮影写真が引き伸ばしてあるんですが、さすがは中判、ここまで引き伸ばしても全然荒くないんですよ。私にゃ縁のないカメラですけど、やっぱ中判ってすげーなーと思いました。こんなん買っちゃったら仕事捨てて山にでも篭っちゃうかも知れません。(笑)
こちらはコダック。豆本ならぬ豆アルバム。
コダックはiPhoneから写真現像するシステムとか売ってた気がしましたが、それより個人的に気になったのがこの豆本。
実用性は皆無ですけど、面白そうですよねこれ。詳細は全く聞いてこなかったんですが、プリクラの機械にプチアルバムを出る機能とか付いたら結構人気でそうな気がするんですが。
富士フイルムの3Dカメラ。最初は冗談かと思ったましたが、本気っぽいですね。
撮影データを3D化した写真がコチラ。
右側から見たの図。さっきと少し変わってますかね?
今回のPIEではカメコする気無かったんで、KissDNじゃなくてFinepixF100fd持って行きました。ってことで富士フイルムのカメラぶら下げて富士フイルムブースに行ったわけですが、別に何の優遇もありませんでした。まーそりゃそうだろという気もしますけど、何か寂しい。(笑)
で、この3D写真。
んー、正直いまいちピンと来ませんでした。
発想は面白いんですけど、このサイズだと結構近づかないと派手な3D効果は出ないような気がするんで、なんか使い道が限定されそうです。飛び出す風景写真とか期待してたんですけど、そっち系は駄目っぽいですね。どちらかというと、水着のねーちゃんを接写するのに向いてるカメラという気がします。(笑)
そもそもこの3D写真ってのが、ガキの頃に見た「見る方向で絵が変わるワッペン」にしか見えなくて仕方ないんですが。まったくハイテクなんだかローテクなんだか。(笑)
最後はタカラトミーのxiao。あ、メインはあくまでカメラの方なんで。(笑)
えー、本体写真撮り忘れたんで、後からついでにカメコしてきた写真で紹介。(笑)
ZINKインクペーパーで撮ってそのまま印刷できるデジカメ、xiao。
タカラトミーもそのxiao引っさげてPIE来てたんですが、そこそこ盛況でしたね。
実際に触って来ましたけど、出てくる写真はちっこいのと彩度がちょっと低い事以外は、トイカメラだと思えば十分許せるレベルです。まーそうは言ってもチェキの方がひゃくばい綺麗なんで、普通の写真というより、トイカメラっぽい味を評価すべきかも知れませんが。
画質より気になったのは、やっぱりデカさと遅さ。
写真でおねーさんの顔と比較しても分かるように、かなりデカイです。単行本が少しスリムになった程度でしょうか。持ち歩くには多少気合が要りそうです。
そして何より、印字がすごーく遅いんですよ。あのちっこいのが1枚約45秒。撮ってすぐ、というパーティーカメラ的な使い方は無理っぽいです。
もっと本体を小さくして、紙をでかくして、速く印字できれば、可能性は十分あると思うんですけどねー。
ま、それはタカラトミーに言っても仕方ない話ですが。
ZINK社、あんたが頑張れ。(笑)
ってな感じでPIEレポはここまで。
成長産業だったデジカメに各社群がってる感じが華やかで面白かったですが、見た目の割りに大きな中身は無かったなってのが、振り返っての正直な印象です。
ま、業界自体は止まってないみたいなんで、今年後半から来年に期待って感じですかね。
今から来年のPIEが楽しみです。(笑)