雨の日も風の日も ららる~♪

気ままな毎日を綴ります。

草間彌生

2019-08-29 | TV
「草間彌生」の姿を追った番組を見た。
新しい作品のイメージが次々と頭に浮かぶそうだ。
自分のことを「天才」と呼ぶ。
影響があった人や作品はありますか。という質問に「ない」と答えた。
自分が一番だと思うからと。

インタビューする女性がはりついて、制作する姿や生い立ちを紹介していた。
その質問がありきたり。
誕生日に「先生おいくつになられましたか?」
沢山の喜寿祝いの鉢植えが届いているというのに。
分かっていながら、まるで街頭インタビュー。
「そういうことは聞かないでくれる。考えていないから・・・」と。

「山登りに例えたら何合目ですか」。
どういう答えを期待しているのだろう。

一人にしてくれる・・・集中できないと。
何度か拒否されていた。

裕福な家庭に生まれながら、妾を持った父。
ヒステリックな母に絵筆を折られ投げ捨てられ、
それでも絵を書いたと語る。
何度か自殺を試みたと。
アメリカに渡り、過激なパフォーマンスを。
パートナーの死で帰国。その後日本で活動今に至る。

肩書は前衛芸術家と自ら。

以前見たドキュメンタリーでは、寝起きを病院でされていた。
ここでは、何人かのスタッフに囲まれ、一気に作品を仕上げていた。
マジックペンをもって大きな紙にいきなり書き始める。
まるで何かに導かれるようだ。

独自の世界。

東京で見た個展「わが永遠の魂」は圧巻だった。
御年90歳。画家であり詩人。天才です。
もう一度見たい。

この番組は2008年の制作。
BGMがリコーダーの「栗コーダー」だった。





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