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気ままな毎日を綴ります。

カンボジア2日目~アンコール王朝の始まりはここ

2015-01-28 | 2015カンボジア旅

王さまが変わる度に、寺院を建築。亡き母を祀り父を祀った。
カンボジアには700もの遺跡があるらしく、その大半がシェムリアップにあるらしい。
中でも、一番古いのは「ロリュオス遺跡群」。町から20分ほどの距離にあった。


町を少し出ると、舗装されないまっすぐな道がどこまでも続く。
赤土の砂埃を上げて、最初に行ったのは、「ロレイ」「プリヤ・コー」「バコン」の3つの遺跡。
アンコール王朝初代王が造ったのがここ。
1100年もの間、風雨にさらされてよくここまで残ったと思う。
レンガ、砂岩で造られているので自然風化して欠けているところも多々ある。
それでも、くっきりと彫られた彫刻が見事です。人も少なくゆっくり見れました。

「ロレイ」は修理中。寺院復興の技を持った職人たちが頑張っていました。
フランス、ドイツ、スイス、もちろん日本。いろんな国が復興支援をしています。

ガイドの「タンさん」が、ほんとうに流暢な日本語で丁寧に解説してくれる。
日本語は、わずか1年の勉強でここまでに。彼はフランス語と英語も出来るらしい。
お笑い芸人の「ますだおかだ」の岡田君にそっくり。
国家のガイド試験に合格したと誇らしげ。それにしてもすごい努力です。


午後からは、もっと足をのばしてアンコール遺跡群の「バンテアイ・スレイ」へ。
ここが思いがけずよかった。

なんの予備知識もなく来たけれど、彫刻が素晴らしかった。
門、柱、壁、建物全体にぎっしりと彫られていました。
タンさんの説明に、へえ~、ほお~と歓声を上げながら、双眼鏡でじっくり観賞しました。
「夢をかなえるゾウ」のガネーシャもいた。
ヒンズー教の寺院です。どれもヒンズー教の神さまたち。
悪鬼や神を守る、象や猿、7頭のコブラ蛇・・・。

四方を見つめる象のお尻がなんともかわいい。

ここには有名な「東洋のモナリザ」と呼ばれている、テバータのレリーフがある。
フランスの作家、アンドレ・マルローがテバターのあまりの美しさに魅せられ、ついに盗掘。国外持ち出し。
そのため有名になったらしいです。


夕方は、アンコールワットへ。
車の中から、アンコールワットの姿が見えた時「わあ~アンコールワットだ!」と、拍手が起った。
見学は明日にして、ここから夕陽を眺めた。
大勢の観光客や地元の人たちが、ワットの外堀の土手に座る。
そこに、小学生らしいお姉ちゃんと弟。
絵葉書を持って、「1ドル~1まい2まい3まい~1ドル」と日本語で声掛けてきた。
日本人か韓国人か中国人かを、瞬時に見分けて、日本語で話しかけてくるのがすごい。
可愛さに負けて1セット購入。
皆の見守る中、大きな夕陽が沈んで行った。

夜、伝統舞踊「アプサラダンス」を見る。
手の指の表情が独特の踊り。衣裳もきれいで、見応えがありました。
ホテルに戻って、BSNHKニュースで人質事件を知りました。


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湯川さんは、お気の毒な結果になってしまいました。
今、ブログを書いているこの時にも、後藤さんのことをかたずをのんで見守っています。
どうか無事に解放されますように。ヨルダンのパイロットの方も二人同時に。
日本中が世界が願っています。




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