神戸の北部。標高300メートルのわが家。ストーブと入れ替えに扇風機を出す。かつては神戸の軽井沢と呼ばれた。神戸の避暑地だったらしい。
昭和の終わり63年春にここに引っ越してきた時は、雪は積もるし洗濯物は干すと同時にバリバリに凍るし（汗）。雪が積もると公園でかまくらを作ったことも有る。雪だるまもよく作った。それも昔の事。温暖化と人口熱で、雪もあまり降らなくなった。
トンネルを抜けると雪国だった…。その言葉通り、神戸の中心三宮は晴れていたのに、わが家に向かってトンネルを抜けたら雪景色と言うこともざらだった。街中からは、日本一電車賃の高い山岳鉄道に乗る。山の中をどんどん登っていったいどこへ行くのか…初めて電車で来た人はびっくりする。ゴロゴロ厚着して街へ出かけたら、みんな軽装でどこから来たの～と恥ずかしいこともよくある。
そうそう山と海の間に横に広がる神戸では「上」と言えば山側「北」のこと。「下」と言えば海側「南」のこと。「上」とか「下」とか言ったら、「北」か「南」か言わないと分からんと横浜出身の夫。未だに慣れないようだ。京都も「上がる」「下がる」と言うでしょう。それです。ちなみに京都は御所に向かって上がる下がる。電車の上りと下りは皇居のある東京へに向かってだそうです。
さむ！ 今朝もひんやり。ストーブ付けてます。
