雨の日も風の日も ららる~♪

気ままな毎日を綴ります。

階段

2018-09-28 | 家族

昨日、妹から「お姉ちゃん懐かしいでしょう」と、新聞記事「神戸は階段の町」を送ってきた。

それは、以前住んでいたところにあった階段だった。
階段を下りるとお隣の区で、
下りたところに、実家に行くバス停があった。
まだ小さかった長男と次男の手を繋いで階段を下りた。
その頃は車の免許もなかった。暑い時も寒い時も。

急こう配のきつい階段で、記事には249段とあった。
両親に会いたい一心で、今思えば幼い子供には相当きつかったと思う。

もう一つバスを乗り継いで実家に着く。
1時間以上かかって着いたバス停では、「よう来たなあ」といつも父が待っていてくれた。

帰りは、遊び疲れてバスの中で眠ってしまった二人を起こした。
次男をおんぶ、長男はお兄ちゃんなんだから歩いてねと歩かせた。
眠い目をこすりながら、長男は一生懸命階段を上った。
2つ違いの長男も抱っこしてやりたかった。

階段の写真を見たら、その頃が蘇って懐かしさに涙が溢れた。
父と母に会いたい・・・。
とっくに亡くなった二人の年齢を越えてしまった。
こんないい年齢になっても、父母が懐かしい。

昨日は、父の月命日だった。
来年、両親の三十三回忌をします。

コメント (4)