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気ままな毎日を綴ります。

白い喪服

2016-03-08 | ドラマ

「あさが来た」では物語のほかに、大阪の豪商の暮しぶりにも目がいきます。
江戸から明治へ。日本が一番大きく変わった時代。
急速に変わっていく庶民の生活の様子にも興味がわく。

この間の葬儀のシーンでは、あさもはつも白い喪服でしたね。
白い着物はつい死装束を思い浮かべてしいますが・・・。
当時の喪服は白だったのですね。

韓国ドラマを見ると、今も着物の喪服は白ですね。
写真の韓国映画「祝祭」は、葬儀を描いた秀作です。
みんな白い喪服を着ています。

白い喪服は、
白い花嫁衣装で嫁ぎ、袖を切って喪服に。
最後は死装束にと言う流れがあったそうです。
明治以降、白は汚れが目立つし西洋に合わせて黒になったとありました。

私も結婚の時に、着物の喪服を母が用意して持たせてくれました。
ご丁寧に、夏の絽の喪服まで。
絽は着ることも無く、しつけをしたまま。
両親・義父母と着ましたが、最近は親族の葬儀でも着物は着なくなりましたね。
略して洋服で済ませてしまっています。

あさたちの白い喪服姿は、凛として見えました。