面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

松山千春の快復を祈る。

2008年06月30日 | Weblog
 松山千春は、僕にとって繊細な鉄人であった。彼が倒れたときいた時、俄かには信じられなかった。先ほど映画プロデユーサーO氏に電話をかけて状態を知り、ようやく現実なのだと認識した。しかし、僕のなかでは、多くの千春ファン同様、彼は不滅の鉄人である。言葉には魂がある。、この祈りが届くなら、僕は彼の快復とあの素晴らしい歌声の復活を祈り続けよう。松山千春のCDドラマを脚本演出して初めて会った時の優しいまなざしと力のこもった握手を昨日のことのように思い出しながら、懸命に祈ろう。

 映画「足寄より」も完成間近だと聞いた。CDドラマだけでなく映画の企画にまで参加できたことを本当に嬉しく思う。何よりも、元気な千春に、「よかったよ」と、また声をかけてもらえたら、どんな苦労も一瞬に忘れられる。人間なんて単純な動物だ。みんな、誰かに喜んでもらいたくて汗を流している。

 今僕は舞台「ミッドナイトフラワートレイン」の稽古に全力を傾けている。沢山の方に甘えて、沢山の方に支えられて生かされている。目の前の30人を感動させられなくて何が芸術ですか」と、Tにハッパをかけられた。そのとおりだ。

 全国のファンの方々と共に、松山千春の快復を心から祈ります。