中学受験が注目されていますね

有名子役が某有名中学に入学！

ここのところ、こんな見出しが週刊誌をにぎわせています。

そして、テレビでも、中学入試のために小学校を選ぶ時代になった、と特集。

以前から、この時期は難関中学合格のご家庭を取材する特集が放送されていましたが、

有名子役が難関中に合格したことと、

中卒の親が塾なしで難関中学に子供を入学させるドラマの放送もあってか、

今年は放送が過熱している印象です。

平日は5時間、休日は10時間以上勉強した、

とハードな勉強時間にスポットライトが当たりがちです。

これを「子供にそんなに勉強させて、可哀そう」と捉える方もいるのではないかと思います。

ただ、勉強がスポーツに置き換えられたどうなのでしょうか？

プロやオリンピックを目指すには幼少時から毎日数時間にわたるトレーニングをこなしています。

「大変だねぇ…」とはなるものの、「可哀そう」とはならないような気がしてしまいます。

日本有数の難関中学を合格するには「ハードな勉強」は必要です。

ただ、それが可哀そうとは限らないのではないでしょうか…。

頑張っている子供たちが、大変だったけど、やってよかった！と思えればよいのではないかと思います。

とかく、勉強好きな子供たちは「がり勉」と揶揄されがちです。

好きなことに没頭して、結果が出たら、皆、それを認める。

そんな社会にならないかなぁ…、と思います。

各家庭の収入の差が、子供の学歴の差に表れがち、などという統計もあるようです。

それは事実なのかもしれませんが、その格差を埋めるためには、

「やる気のある子ども」を何とか公的制度で救ってあげることではないかと思います。

子供たちにとって明るい未来を築いてあげられますように…。

所得税の確定申告で納められた税金が、そのために使われるよう切に願います。