アラフィフ女のないない日記

独身、財産なし、家族なし。ないないずくしの待ったなし、の50代のホンネを書いてゆきます。

デモに地震に辞任にパンダ

2011-02-26 10:35:10 | Weblog
先週はニュースが多かった。
私的に興味を持ったニュースの順にコメント。

1.中東のデモ
アラブ圏が揺れている。
ゴルバチョフ辞任が東欧周辺の社会主義の終焉を象徴していたように、エジプトのムバラク辞任は歴史の分岐点になるかもしれない。
日本人には馴染みがない地域だが、石油もからむし、今後の世界情勢にとって重要なことだ。
マスメディアは、もっと大きく取り上げた方がいいと思う。

2.ニュージーランドの地震
震源が地下5kmと聞いたとき50kmのまちがいではないかと思ったが、本当に5kmだった。
被害者救済のプロセスとともに、超直下型地震がどういう特徴を持っているのか、今後の分析結果を興味を持って追ってゆきたい。
わずかながら、募金をした。

3.松木政務官辞任
最近の菅さんにはこれといった失策もないように思うが、なんだか、菅政権が揺れている。
政権運営が悪くてその責任を取って辞任というのならわかるが、戦後数十年培ってきた歪みが2,3年で治されるわけもない。
国民にわけのわからないところで、いつの間にか首相辞任まで持ってゆくなんていうことはやめてほしい。

4.パンダ来日
まさに人寄せパンダ、パンダ外交のために来日した比力と仙女。
借りうけ料の年間8000万円の価値を東京にもたらすか?
「上野のパンダ」というのは特別なインパクトがあるので、ブランディング広告料と思えばその価値はあるんじゃないか?
お市の方の輿入れとパンダを重ねながら、幸せになってほしいと願ってしまった。

数週間前はアホ女優の再起の動向が取り上げられるくらい、日本は平和でネタ不足だったが、あっという間にこんなににぎやかに。
時代は動いているんですねー。





絹よりやわらかいパルプ

2011-02-20 18:55:13 | Weblog
トイレットペーパーの話である。
先日、ネピアの「千のトイレキャンペーン」に応募して、「肌セレブ」セットが当たった。
普段はドラッグストアで安売りしているものの中から選ぶことが多いので、安売りしないタイプの商品にはあまり縁がない。

ところが、使ってみて驚いた。
まさに「セレブ」の名にふさわしいトイレットペーパーなのである。
そのやわらかさは、いつまでも肌をなでていたいくらいの繊細さ。
あまりにも心地良いので、インターネットで調べてみたら、スクワランなどの天然保湿成分まで配合してあった。

たかだかトレットペーパーにそこまでするとは恐れ入った。
実際にその名に値する使い心地を実現させた作り手へ、ここに敬意を表したい。

「やっぱり日本ってすごいなぁ」トイレに入りながら、関心する私であった。

無縁社会

2011-02-12 21:30:01 | Weblog
今、NHKの「無縁社会」を見ている。
20年後、もっとも独身が多い年齢層は50歳代、60歳代だそうだ。
まさに私の年代だ。

現在、配偶者にもっとも不満を抱く年代も40代だそうだ。
まわりにいる既婚者からきいたりすると、アラフォー世代は男女間の役割に対するギャップが大きい。
「夫は私が家事や育児を担当することを当たり前だと思っている」円満夫婦でも、こういう不満はあるらしい。

40代は男女雇用機会均等法導入前後に入社した、男女の役割の価値観転換期世代なのだ。
もっと上の世代であれば、「家事は女性」が自然に受け入れられていたのかもしれないし、もっと若い世代はライフスタイルを二人で話し合って決めてゆくことが当たり前になっているのかもしれない。

ギャップをかかえた者同士が結婚しても長く続くとは限らないし、子供が面倒をみてくれるとはかぎらない。
会社に勤めていても一生働けるとはかぎらない。

私は会社員ではないし、独身だ。
無縁といわれればそうなのだが、それほど危機意識は感じていない。
血縁、仕事だけに限って人間関係を考えるから、しんどくなってしまうのだ。
その時に応じた人間関係を築いてゆけばよい。

生きがいを感じたいのなら、ボランティアでも習い事でもすればいい。
経済面はいかんともしがたいが、法律面では独身者をサポートしてゆく制度がこれからできてゆくだろう。
無縁者同士の相互扶助の方法も確立されてゆくにちがいない。

私は夏にこの土地に引越してきて、今、男女共同参画の地域活動に参加している。
自分にも社会にもこの活動が必要だと感じたからだ。
悩むより、動かなくては始まらない。

雪食う犬

2011-02-11 09:11:03 | Weblog
「太郎の上に雪ふりつむ
次郎の上に雪ふりつむ」

昔、国語の教科書にこんな詩が載っていたが、今、窓の外は静かに雪が降っている。
実家の「ゆう」のお墓の上にも雪が落ちていることだろう。

「ゆう」は雪が大好きな犬だった。
千葉だから雪が降るのは年に2,3回、5センチ以上積もれば大雪と感じる土地だが、ゆうが我が家にもらわれてきた年に大雪が降った。
勤労感謝の日に生まれ、アイロン箱に入ってもらわれてきたゆうは、5センチの雪では埋まってしまう。
寒くて嫌がるかな、と思いながら外に出してみたら、むしろ嬉しそうにズブズブ雪の中でもがいて、小さなしっぽをくるくるふった。

大きくなってもゆうは雪が好きだった。
今は8面のテニスコートになっている近所の空き地がゆうと仲間たちのドッグランだった。
そこはところどころ小さな穴があいているフェンスでかこまれた、犬たちの聖域。
仲間のいる日は「ズドドドドドド・・・」と地響きがしそうなくらいの、ものすごいかけっことじゃれあいの場になるのだが、雪の日にお友達と会ったことはなかった。

秋までに生い茂ったセイタカアワダチソウとススキが枯て倒れた上に、雪が積もるとスカスカの雪の層になる。
ゆうは、ほとんど足跡のないふかふかの雪の中でビョング、ビョング、と跳びはね、ひとしきり走り、その合間にシャク、シャク、シャク、とおいしそうに雪をかじった。

それをしばらく見ていると、こちらは冷たさが足からあがってきて「ゆう、帰るよー」と何度か声をかける。
するとゆうは、いつも以上に名残惜しそうにそこらをウロウロして、やっともどってくるのだった。

寒い晩は、ゆうにお古のジャンパーを着せてやる。
「ゆう、明日も雪が残っているといいね。おやすみ。」






怪盗ロワイヤルとすしワールド

2011-02-07 20:10:23 | Weblog
私はネトゲ中毒である(廃人からは数年前に足を洗った)。
松の内を越したあたりから「怪盗ロワイヤル」にはまってしまった。

携帯は最低限しか使わない主義なので携帯ゲームからはかろうじて離れているが
テレビでもCMが流れているように、「怪盗ロワイヤル」のPC版ができてしまったのだ。

これがまたおもしろい。
お宝を相手から奪い取り、財産や仲間を増やして強くなってゆく。
プロモーションもあいまって、どんどんユーザーも増えているようだ。

一方、滅びゆくゲームもある。
mixiの「すしワールド」というゲームが、さきほどクローズした。
好きなすしを体力分にぎってゆくという地味なゲームだったが、旬ネタを覚えられ、バーチャル食事を楽しめるという私好みのゲームだった。

ネットゲーム市場が活況とはいえ、それだけ競争も激しく、成功するものはほんの一握りだろう。
仕様やグラフィック、イベントなどを楽しみながら、作り手や運用者たちに思いを馳せる。
これもゲームの楽しみである。