アラフィフ女のないない日記

独身、財産なし、家族なし。ないないずくしの待ったなし、の50代のホンネを書いてゆきます。

無縁社会

2011-02-12 21:30:01 | Weblog
今、NHKの「無縁社会」を見ている。
20年後、もっとも独身が多い年齢層は50歳代、60歳代だそうだ。
まさに私の年代だ。

現在、配偶者にもっとも不満を抱く年代も40代だそうだ。
まわりにいる既婚者からきいたりすると、アラフォー世代は男女間の役割に対するギャップが大きい。
「夫は私が家事や育児を担当することを当たり前だと思っている」円満夫婦でも、こういう不満はあるらしい。

40代は男女雇用機会均等法導入前後に入社した、男女の役割の価値観転換期世代なのだ。
もっと上の世代であれば、「家事は女性」が自然に受け入れられていたのかもしれないし、もっと若い世代はライフスタイルを二人で話し合って決めてゆくことが当たり前になっているのかもしれない。

ギャップをかかえた者同士が結婚しても長く続くとは限らないし、子供が面倒をみてくれるとはかぎらない。
会社に勤めていても一生働けるとはかぎらない。

私は会社員ではないし、独身だ。
無縁といわれればそうなのだが、それほど危機意識は感じていない。
血縁、仕事だけに限って人間関係を考えるから、しんどくなってしまうのだ。
その時に応じた人間関係を築いてゆけばよい。

生きがいを感じたいのなら、ボランティアでも習い事でもすればいい。
経済面はいかんともしがたいが、法律面では独身者をサポートしてゆく制度がこれからできてゆくだろう。
無縁者同士の相互扶助の方法も確立されてゆくにちがいない。

私は夏にこの土地に引越してきて、今、男女共同参画の地域活動に参加している。
自分にも社会にもこの活動が必要だと感じたからだ。
悩むより、動かなくては始まらない。

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