アラフィフ女のないない日記

独身、財産なし、家族なし。ないないずくしの待ったなし、の50代のホンネを書いてゆきます。

「ぢ」よ、さらば。

2013-03-25 10:10:19 | Weblog
15年くらいになるだろうか、もう思い出せないくらい長い間、私は文字通りヂ病であった。
10年ほど前にその道のトップクラスといわれる病院で内視鏡検査を受けたが、内痔核のステージ2で、手術を希望したにもかかわらず、生活指導のみにとどまった。

しかし、思わぬ時に出血したり、万年貧血に拍車をかけたり、服が汚れたりと、経験者にはおわかりだろうが、不自由極まりない生活を送っていた。
仕事が途切れたのを機に、近隣の肛門科を調べたら、信頼のおけそうな医院があったので、思い切って受診することにした。
WEBで調べたら、近年はALTA注射法という手術が定着してきて、その方法だとメスで切るようなことはないようだ。
しかも、手術料は2-3万円、場合によっては日帰りも可能という、かなりお手軽な方法が編み出されたようなのだ。

電話で予約方法をきいたら、初診で、手術に適する病状であればALTA注射できるということであったので、翌日医院を訪れた。
待合室は殺伐とした感じを恐れていたが、明るくサロンのような心地よい空間で安心した。
問診および、結構、値段の高そうな機械で患部を診てもらい、診断の結果は、ステージ3、ALTA注射法適用と診断された。
手術の予約はいっぱいのようで、最速で3週間後といわれた。

手術当日は朝食だけ抜いて、下剤を飲んで、午後に訪院。
そのまま30分ほど待たされた。
術衣に着替え、診察室に入り、血圧を測りつつ、下半身(?)麻酔。
麻酔が効いてきたら、なんだか、慌ただしい感じで手術が始まり、あっという間(10分くらい?)に終わった。

術後、先生にざっと説明を受け、患部近くにポリープがあったのでついでに切っていただいたということだった。
あとはお小水が出れば(2-3時間待ち)帰宅できるとのこと。
ベッド1台分のスペースで持参した茶を飲みながら、雑誌を読みつつ待つ・・・。
麻酔は歯医者でしか経験したことがなかったので、足に感覚が戻ってくるときの痺れるような感じが少々不快であった。

夕方、やっと出るものが出たので、改めて先生とお話。
薬は下剤、化膿止め、胃薬、塗り薬&患部保護用の綿とテープ。
当日と翌日はシャワー禁止、安静を指導された。
翌日、術後診断をし、10日後くらいに発熱する可能性があるとのことだった。

翌日診断、順調。
便は、出そうで出ず、4日後くらいにやっとまともに出てくれた。
1週間後診断、順調。
10日目と11日目、強めの頭痛におそわれるが、12日目に回復。
かかった費用は総額で3万円以内(保険適用)であった。

というわけで、私は、もう、ヂヌシではないのです!