アラフィフ女のないない日記

独身、財産なし、家族なし。ないないずくしの待ったなし、の50代のホンネを書いてゆきます。

蝉しぐれ

2010-08-29 18:41:22 | Weblog
残暑が続いているが、ひと夏堪能した蝉しぐれは終盤に入ったようだ。

新居に越してきて、「そういえば、こんな音もあった」と思い出した。
実家は千葉でここも千葉。
すぐ隣に小さな雑木林があるところも同じだ。

しかし、違うところもある。
蝉の鳴き声のバリエーションが少ないのだ。
実家では6,7種類も聴き分けられたのだが、ここでは3,4種類といったところだ。
ミンミンゼミ、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミ(?)・・・。

先週あたりから蝉の朝の鳴きはじめの時間が遅くなってきた。
最盛期は一匹が鳴きはじめるとすぐに大合唱になっていたが、最近はソロも多い。
蝉の世界も競争や環境対応に大変そうだ。

最高気温が相変わらず高いのにもかかわらず、鳴き声が減ったのは、産卵時期が関係しているのだろうか。
ということは、今年の生き残りが長びく分、7年後は蝉しぐれの期間はもう少し長くなるのだろうか?

蝉しぐれと入れ替わるように、涼しげな鈴虫の声が聞こえるようになったから、早朝はそれなりに涼しいのかもしれない。
(いやこちらも産卵期が影響しているのか?)
早くこの猛暑から解放されて、秋の味覚を楽しみたいものだ。

ああ無情

2010-08-18 11:02:17 | Weblog
入社以来、愛用していたマグカップが割れた。
原因は、お茶を入れて凍らせたから。

外出して帰宅後に冷え冷えのお茶が飲みたかったのに、嬉々として冷凍庫からカップを取り出したら、底に違和感がある。
良く見たら、ミシッとひび割れが入っていた。

入社したときに無印良品で買ってからずーーーっと使ってきたのに。
なんか捨てるのもかわいそうなので、観葉植物の鉢植えの中に埋葬することにしよう。

8月15日

2010-08-15 16:49:14 | Weblog
今日は終戦記念日である。
戦争記念日としての最初の記憶は、昭和50年(1975年)NHKで「終戦から30年・・・」と放送していたのをなぜか鮮明に覚えている。

その後、終戦記念日は数十回経験してきたわけだが、今年はいつもと少々ちがっているような気がする。
それは、テレビ番組である。
これまではドキュメンタリーやドラマが主流であったプログラムが、今年はバラエティに分類されてもよいような番組でも扱われ、内容もできの良いものが多いように思う。

特に今夜のテレビ東京で「池上彰の戦争を考える」という番組に期待している。
テレ朝でやっているNHK出身の池上さんが博識と正確なしゃべりを生かしてニュースを解説する「・・・学べるニュース」はこれまで受けた社会科の授業よりずっとわかりやすい。

賛成するにしろ、反対するにしろ、戦争に対する知識や客観視する姿勢はすごく重要だと思う。
先の戦後処理をうやむやにしてきたためか、日本の戦争に対する教育は本当に希薄で、子供のいない私でも心配になってしまう。

菅総理が日韓併合100年を機に文化財を韓国に「渡した」が、それに対する批判が情けない。
戦争名義で他国からとってきたものを「国益」として後生大事に抱えようなんて、さもしい考えだ。

もう65年もたっているのだから、いいかげんに清算できるものだけでもきれいさっぱり清算したほうがよい。
歴史は続いてゆくのだから。

ヒロシマ

2010-08-06 08:24:16 | Weblog
さきほど、久しぶりに黙とうした。
広島の平和式典が放送されていたからだ。

今年は国連総長が初めて出席、オバマ大統領の核削減政策などで、式典は例年以上に国際的な色合いを帯びているように思う。

子供のころは毎年黙とうさせられていたが、いつのころからかそれをしなくなっていたのはなぜだろう。
平和を当然のことと受け取るのではなく、積極的に作っていかなければいけない、と1分間の黙とうで反省した。

一年のうち、たった1分間の黙とう。
その意味を忘れてはいけない。