夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

運転免許~高齢者講習

2024-07-17 08:16:14 | シニアライフ

8月は私達の誕生月で、二人とも自動車免許の更新が必要となります。カナダに住んでいた時も日本の免許を失効させないよう帰省のタイミングで更新して来ましたが、これまでは年齢的に70歳以上が義務化されている高齢者講習の受講はなく、また日本ではほとん運転していなかったので無事故無違反のゴールド免許であり有効期間は5年間でした。

ところが、今回は年齢が70歳を超えているということで色々制約が出て来ました。その一つが、高齢者講習受講の義務付けです。これを受講していないと免許更新が出来ません。制約の2つ目は、過去に無事故無違反のゴールド免許保持者でも75歳からは認知症検査が義務付けされるので、次回の更新時に75歳となっている者はゴールド免許でも今回の更新で有効期間は5年間とはならず、私達の場合3年間しか与えられません。いざ自分の身となってみると、高齢者の自動車運転を目の敵にしているような思惑が見え隠れしていて愉快な気分にはなれません。

さて昨日は、二人ともその義務付けされている高齢者講習に出かけて来ました。受講講習会場は旭川警察署管内の指定された自動車教習所の中から自分で選択出来たので、一番近い東神楽町の北央自動車学校にしました。

講習は10時30分から12時30分までの2時間で、座学の法令説明が30分、運転適性検査ということで通常の静止視力検査ではなく動体視力検査、夜間視力検査、視野検査の3種類で30分、最後に実車講習ということで教習所内の運転に60分でしたが、これは全員が終了するまでの時間で実際の運転時間は10分もかからないものでした。

視力検査は、講師がその場で良いとか悪いとか言う感想を聞くだけで評価結果を見ることは出来なかったのですが、私達は2人とも特に悪いことはなく正常に運転可能なレベルだったようです。

実車講習は、考えて見れば50年くらい前に免許取得の際に行ったことを再現しているかのようで、ちょっと緊張もしましたが普段運転している通りに運転すれば良いと居直り、私の場合は特に何の指摘もなく終了でした。妻は1,2ありましたが無事に終了しました。

一番の難関は、一旦縁石に車の前輪をあててストップした後、アクセルを踏んでその縁石を乗り越え、乗り越えたらすぐにブレーキを踏んで1m以内で止めるというテクニックでした。高齢者が良く事故を起こすパターンとして、パニックになった時にアクセルとブレーキを間違えて踏んでしまうことを再現させることが目的のようです。

この講習を受けたことで、来月予定している免許更新時にはもう何の講習を受ける必要もないので、視力検査だけで更新手続きが可能だそうです。当然ですね。講習費用に一人8千円もとられて、憮然として帰って来ました。

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