先日の利尻礼文旅行で稚内公園の開基百年記念塔を訪れた時に、経験したことがないような強風にあおられて派手に転びました。これからフェリーで利尻島に向かう時だったのに早々と稚内でのアクシデントでした。
転ぶ前の氷雪の門で
私(敦子)は、元々利尻山に登る予定はありませんでしたが、礼文島でのトレッキングは楽しみにしていたのに歩く前から遭難した気分でした。旅も半ばの日々だったのでその時はトレッキングはパスし、腰をかばいながら6日間の予定を全てこなして我が家に戻りました。
帰宅翌日にさっそく町立病院の整形外科に出かけ、その時は股関節かと思い股関節のレントゲン検査をしたのですが特に異常はなく痛み止めを貰ってどうにか耐えてきました。その時にひょっとして背骨ではないかと担当の先生も疑っていて2週間後に背骨の検査をしてみようと言われ、昨日改めて町立病院へ出かけて来ました。
美瑛町立病院
身体全体の骨粗鬆症の検査をして背骨のレントゲンを撮り、問診です。先生が「あれ?背骨がつぶれているよ!」ですって。実は昨年の10月に背骨の剥離骨折をしていて3か月を経て完治したはずですが、今回また潰れました。
もう「無理は出来ないからね!」と先生に念を押されましたが、気分が落ち込みました。骨粗鬆症は10年くらい前にPEIのファミリードクターから指摘されていたのですが、今回肝に命じてきちんと向き合おうと思いました。改善策は基本的には薬の服用で、先生から強い薬を薦められましたが、「いやいやもう少し様子をみます」と今までの軽めの薬をまじめに飲む事にしました。
昔から骨が細いと言われて来た私はこれが健康維持の最大の課題だったのですね。整形外科の待合室で腰が曲がった方や車いすの方、杖をついてる方など私にはまだまだ関係ないと横目に見ていましたが、私の近い将来の姿かとリアルに想像でき恐ろしくなりました。最善の努力をしようと心に誓いました。