夫婦で新しい人生にトライしてます~日本編

15年ぶりにカナダから帰国。終の棲家と選んだ北海道美瑛町から日々の生活を綴ります。

バラ色赤紫蘇

2024-07-30 08:13:52 | グルメ

本州以南では気温が40度に達する所もあるというニュースにびっくりしていますが、この頃の北海道は蝦夷梅雨状態で気温は25度前後、朝方は涼し過ぎることもあります。こういう時、やはり北海道はちょっと違うなと感じますね。

昨日は、美瑛町の移住者協議会の中に作られた「パン、時々物つくり部」の主催で完熟梅の梅干し作り講習会が行われたので参加してきました。梅干しは水戸の義姉から極上の物を頂いているので不足感は無いのですが、梅を漬けるときに出る梅酢が欲しいと思っていました。

北海道ではカナダ同様一般的な梅の実はほとんど普及していないので、昨日使った梅は講師の御実家である岩手県の「豊後」と言う品種の梅で大粒でした。梅と杏子の交雑種だそうです。成程、バンクーバーに居た頃絵の先生と一緒にアプリコットを使って梅干しのようなものを何度か作りましたが、そうなんです杏子はアプリコットですからこの豊後は交雑種なのでしょうが見た目はアプリコットそのもので驚きました。やはり美味しそうなフルーツの香りがしました。

参加者は限定10人で皆さん初めての梅干し作りにワクワクして楽しい時間でした。天然粗塩とてんさい糖などの厳選された材料を使い、別に赤紫蘇を塩でもみ込み5倍酢をほんの少々入れて綺麗な色で保存したものも用意し、後ほど一緒に混ぜ混む予定です。この赤紫蘇の梅酢が欲しかったのです。

我が家の夫農園に表がグリーンで裏が赤の紫蘇が植えてあり香りも強いしとっても綺麗でお料理映えするので使っていますが、これは一般的な赤と青の交雑種ではなく新たな品種だそうです。これを使うと普通の赤紫蘇より赤色が鮮明にバラ色のように出るのだそうで、少しだけ講習会に持っていきました。初めて見るという方もいて葉その物が美しいと言われました。

塩漬けした梅を冷蔵庫で1週間寝かせてからこのバラ色赤紫蘇を入れるのが楽しみです。天日干しも3日間するのですが、成功するでしょうか。

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