夏場所で準優勝 横綱に昇進しました。
大相撲名古屋場所千秋楽は18日、ドルフィンズアリーナで行われ、東大関・照ノ富士(29)=本名・ガントルガ・ガンエルデネ、モンゴル出身、伊勢ケ浜部屋=の横綱昇進が決まった。結びの一番で白鵬との全勝対決に敗れて14勝1敗となったが、日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)は照ノ富士の横綱昇進について、横綱審議委員会(横審)に諮問することを明らかにした。審判部も昇進を審議する臨時理事会の開催を八角理事長に要請し、受諾された。2017年初場所後の稀勢の里以来の横綱誕生で令和では初めて。平成生まれの力士では初の横綱昇進となる。
モンゴル出身の横綱は朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜に続いて5人目。関脇以下への転落を経験した大関が横綱に昇進するのは、1979年秋場所で新横綱になった三重ノ海以来。
「ビッグコミック」7月10日号の表紙