新聞のコラム欄
新型コロナで明け暮れた2020年。「新しい日常」で暮らしや働き方が大きく変わった一年を住友生命「創作四字熟語」でふり返ってみると
誰もがマスクを着ける【全面口覆(全面降伏)】が当たり前に。コロナ禍の【収束渇望(就職活動)】し、妖怪アメビエに【妖姿願霊(容姿端麗)】と疫病退散を願ったが、第2、第3波と感染拡大が止まらない
私たちの命を守るために【医師奮診(獅子奮迅)】を続けている医療関係者の【医心献身(以心伝心)】に改めて敬意と感謝。ワクチンの開発に世界中の研究機関や製薬会社が【薬家争鳴(百家争鳴)】としのぎを削る。国内での接種開始はいつになろう
「ステイホーム」が推奨され、学校は一斉休校で【児宅待機(自宅待機)】。出勤を分散した【散勤交代(参勤交代)】の会社も。飲食店は席と席との間を空けて【一席二長(一石二鳥)】に
政界は安倍晋三前首相が憲政史上、最も長く首相に在職して【記録更晋(記録更新)】。菅義偉氏が後を受け【菅新相誕(臥薪嘗胆)】。「GoToトラベル」で【出発振興(出発進行)】と、景気回復を狙ったが、感染拡大で全面休止へ
最後は明るい話題で。藤井聡太さんが史上最年少で「棋聖」「王位」の二冠を獲得した【王棋聖聡(王位継承)】。アニメ「鬼滅の刃」が大ヒットして各メディアに【頻出鬼滅(神出鬼没)】。よいお年を
まもなくNHKテレビで「永平寺の鐘」が鳴り出します。