二十四節気の第十四節気
8月23日~9月6日
暑さが少し和らぐころ
暑さが落ち着いてくるころ
「仙台七夕」
東北三大祭りのひとつです。
全国で一番盛んな七夕祭りです。
8月6日から8日にかけて行われます。
七夕祭りそのものは江戸時代から続いていましたが、
明治のご一新を契機に全国的に衰退してしまいました。
その状況を憂えた仙台商人により昭和2年、華やかな
七夕祭りが復活しました。
翌年からは「飾りつけコンクール」が開催され
商店街のイベントとして完全に復活。
第二次世界大戦により一度は途絶えたものの
昭和21年にふたたび復活し、
今なお続く仙台市の伝統的なお祭りです。
二十四節気の第十三節気
8月7日~8月22日
秋の気配がほの見えるころ。
陰暦七月の異称は、秋の初めの月なので
初秋とも言います。
「季のことば」
「蝉しぐれ」
たくさんの蝉がいっせいに鳴きたてる様子を時雨の降る音に
見立てたことばが蝉しぐれ、夏の風物詩のひとつです。
ニイニイ蝉は小型で「チイチイ」となくのでチイチイ蝉、小蝉とも
ニイニイ蝉の倍あるのがミンミン蝉、大声で「ミイーン、ミンミン」
と鳴きます。ほかに「ジージージジ」と鳴くのが油蝉、
みんな六年、七年と地中で暮らし、蝉になって一、二週間の
短い生をせいいっぱい鳴き声に込めています。
二十四節気の第十二節気
7月22日-8月6日
最も暑い真夏のころ。
厳しい暑さを表す言葉で、現在では猛暑、酷暑などとも
いいます。真夏の暑さは年々増すばかりです。
二十四節気の第十一節気
7月7日~7月21日
梅雨が明けて本格的に夏に向かうころ。
新暦七夕の七月七日のころから暑気が強くなります。
『季のことば』
「暑気払い」
もともとのことばの意味は、夏の暑さを払いのける方法を
講じることでした。
最近では居酒屋で枝豆をつまみにビールを一杯飲む口実に
なり、やがては夏の宴会を指すことばになってしまいました。
季節の微妙な移り変わりを楽しむ天才の日本人が、
夏の暑さを楽しみに変えないわけがありませんから
当然の結果かもしれません。
二十四節気の第九節気
6月5日~6月20日
稲など芒(のぎ=穂)のある穀物の種まきのころ。
播種(はしゅ)、種おろしとも言います。
季のことば
『五月晴れ 五月雨 五風十雨・ごふうじゅうう』
梅雨は陰暦五月に降り続く長雨のこと。
五月雨は、五月(さつき)の水垂れから
「さみだれ」と呼ぶ説も。
梅雨の合間に見えるすがすがしい晴天が五月晴れ
五風十雨は五日に一度風が吹き、十日に一度雨が降る天気のことで
順調で、農作にいい気候を表しています。
転じて、世の中が安泰であることにも使われます。
二十四節気の第八節気
5月21日~6月5日
命が満ちてくるころのためにつけられた節気名。
爽やかな五月晴れもあればぐずついた五月晴れも。
どちらも命を育む大切な贈り物です。
季のことば「走り梅雨」
梅雨に入る前のぐずついた天気のこと。
梅雨が明けたあと再び梅雨のような天気に戻ってしまう
天気を「戻り梅雨」、「返り梅雨」とも。
走り梅雨が見られると、春は終わりです。
我が家の庭木も春爛漫
花が咲き誇っています。
「花オンチ」です。
知人から「マンサク」の花ですねと。
これは「つつじ」でしょう。
いやもしかしたら「サツキ」では と。
8