昨夜は,原発賠償弁護団の全体会議に出席しました。
その中で,原告となる人(依頼者)との委任契約の内容が問題となり,弁護士の報酬に関して議論しました。
具体的には,裁判の結果,依頼者が獲得した賠償金額の10%+消費税が弁護士報酬となるのですが,裁判(判決)ではなく,政治的解決,例えば,被害者を金銭面で救済する法律ができて,被害者1人あたり1000万円が支払われることになった場合,どうするか。つまり,政治的解決の場合,原告となっていない被害者にも,その効果が波及します。そうすると,原告でない人は,1000万円をそのまま受け取れるのに,原告となった人は,弁護士費用分を減額されるとなるのは不均衡だとの意見があったからです。
私は,もともと,この事件での報酬には全く期待していないので,この議論はどうでもよいと考えています。しかし,訴訟で原告となって,弁護士に事件を依頼し,どんな形であれ成果があげたのであれば,弁護士に報酬を支払うのは当然であると思います。
しかし,昨夜の議論の結果,政治的解決の場合は,弁護士の報酬はゼロとする方向に決まりました。
これで,また,弁護団に積極的に関与する弁護士が減るかもしれません。
その中で,原告となる人(依頼者)との委任契約の内容が問題となり,弁護士の報酬に関して議論しました。
具体的には,裁判の結果,依頼者が獲得した賠償金額の10%+消費税が弁護士報酬となるのですが,裁判(判決)ではなく,政治的解決,例えば,被害者を金銭面で救済する法律ができて,被害者1人あたり1000万円が支払われることになった場合,どうするか。つまり,政治的解決の場合,原告となっていない被害者にも,その効果が波及します。そうすると,原告でない人は,1000万円をそのまま受け取れるのに,原告となった人は,弁護士費用分を減額されるとなるのは不均衡だとの意見があったからです。
私は,もともと,この事件での報酬には全く期待していないので,この議論はどうでもよいと考えています。しかし,訴訟で原告となって,弁護士に事件を依頼し,どんな形であれ成果があげたのであれば,弁護士に報酬を支払うのは当然であると思います。
しかし,昨夜の議論の結果,政治的解決の場合は,弁護士の報酬はゼロとする方向に決まりました。
これで,また,弁護団に積極的に関与する弁護士が減るかもしれません。