ヨミウリオンラインが,以下のように,3年前に起きた事件のその後を詳しく報道しています。
大阪府寝屋川市の中学1年生2人が2015年8月に遺体で見つかった事件で、2人への殺人罪で起訴された山田浩二(被告人)の精神鑑定を大阪地裁が行っていたことがわかった。
精神障害は確認されなかったが、事件当時の刑事責任能力が裁判の新たな争点となる可能性が出てきた。
起訴状によると、被告人は15年8月13日、大阪府内かその周辺で、平田奈津美さん(当時13歳)の首を圧迫し、口や鼻に粘着テープ片を何枚も貼り付けるなどして窒息死させ、星野凌斗りょうと君(同12歳)も同日頃、何らかの方法で殺害した、とされる。
山田被告は逮捕直後の府警の調べに「女の子を車に連れ込んだ。同乗者の男が女の子を殴るなどし、私の知らない間に死んでいた。男の子もいた。」などと供述し、その後は黙秘。捜査段階では精神鑑定は行われず、同年12月までに殺人罪で起訴された。
関係者によると、地裁は裁判の争点を整理する公判前整理手続きで精神鑑定の実施を決定。鑑定は昨年8月から今年1月まで行われ、精神障害は認められないとされた。ただ、障害の傾向があるという趣旨の指摘もされており、それが「犯行の動機に影響した可能性がある」とも言及している。
被告人側は、鑑定結果を受け、刑事責任能力を争点とするか、慎重に検討するとみられる。
この事件の刑事裁判はまだ始まっていないのです。長く待っている被害者家族への支援が是非とも必要です。
大阪府寝屋川市の中学1年生2人が2015年8月に遺体で見つかった事件で、2人への殺人罪で起訴された山田浩二(被告人)の精神鑑定を大阪地裁が行っていたことがわかった。
精神障害は確認されなかったが、事件当時の刑事責任能力が裁判の新たな争点となる可能性が出てきた。
起訴状によると、被告人は15年8月13日、大阪府内かその周辺で、平田奈津美さん(当時13歳)の首を圧迫し、口や鼻に粘着テープ片を何枚も貼り付けるなどして窒息死させ、星野凌斗りょうと君(同12歳)も同日頃、何らかの方法で殺害した、とされる。
山田被告は逮捕直後の府警の調べに「女の子を車に連れ込んだ。同乗者の男が女の子を殴るなどし、私の知らない間に死んでいた。男の子もいた。」などと供述し、その後は黙秘。捜査段階では精神鑑定は行われず、同年12月までに殺人罪で起訴された。
関係者によると、地裁は裁判の争点を整理する公判前整理手続きで精神鑑定の実施を決定。鑑定は昨年8月から今年1月まで行われ、精神障害は認められないとされた。ただ、障害の傾向があるという趣旨の指摘もされており、それが「犯行の動機に影響した可能性がある」とも言及している。
被告人側は、鑑定結果を受け、刑事責任能力を争点とするか、慎重に検討するとみられる。
この事件の刑事裁判はまだ始まっていないのです。長く待っている被害者家族への支援が是非とも必要です。