ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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体罰禁止は学校教育法で明記ずみ

2015年03月27日 15時58分12秒 | 相続
体罰は「子どもの誇り」を粉々に打ち砕く行為だ――日弁連が「体罰禁止」法制化を提言(弁護士ドットコム) - goo ニュース
 日本弁護士連合会は,学校での体罰はすでに学校教育法で禁じられていることを前提として,体罰容認の社会的風土を変えるためには,子どもへの体罰を民法や児童虐待防止法で禁止することが不可欠なのだとしているそうです。具体的には,児童虐待防止法3条を改正し,「何人も、児童に対し、虐待、体罰及び残虐又は品位を傷つける形態の罰をしてはならない」と定めること,さらに,子どもの監護・教育義務を定めた民法820条に「体罰は許されない」という内容の規定をつけ加えることが必要だとしているそうです。
 私は,児童虐待防止法等で体罰禁止を明記するよりも,具体的に体罰を予防する仕組みを作るべきだと思います。
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2つの刑事判決~因果応報

2015年03月27日 14時31分26秒 | 相続
 今日は,私が国選被害者参加弁護士を担当する事件の判決がありました。罪名は「傷害」で,世間の耳目を集めたわけでは全くない事件ですが,被害者からすると,厳しい目に遭わされて,被告人が罪を認めないために,さらに傷つけられた事件でした。
 午後には,10年前の4月25日に起きたJR福知山線脱線転覆事107名死亡事件の判決公判が開かれ,私も,傍聴しようと裁判所玄関前で抽選に臨んだのですが,見事にハズレました。
 この事件では,仮に,1審で無罪となった被告人3名が,また今日,無罪となったしても,きっと彼らには天罰が下るのです。因果応報です。何事もなく無事に天寿を全うできません。それが現実だ,と私は思います。
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夫のDV被害の実情~内閣府の調査

2015年03月27日 10時24分04秒 | 相続
 報道によると,内閣府が,今日,男女間の暴力に関するアンケート調査結果を発表したそうです。それによると,結婚相手からの暴力(DV被害)を受けた経験のある女性は23.7%,男性は16.6%で,被害女性の44.9%,被害男性の75.4%が誰にも相談していないと答えたそうです。
 おそらく,暗数(表に出ていない事件の数)は相当あると思われますが,それにしても,DV被害は,男性も受けていることが明らかになりました。
 
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