ANNAN(ふれでぃ・えとう)の気まぐれ日記

シンガーソングライター、そしてQUEENトリビュートバンドQUEENESSのボーカルでもあるANNANの日記

QUEEN + Paul Rodgers観戦!

2005-10-27 02:30:02 | Weblog
観客としてライブを見に行くのは今年のサマソニ以来。サマソニではDeep Purple、Duran Duranと、最初からいくつかのバンドには大きく期待して見に行った。単独アーティストのライブを見に行ったのは、本当に久しぶり。1990年代半ば(だったかな?)に、東京ドームでEaglesを見て以来じゃなかろうか・・・1985年の武道館&代々木オリンピックプールでの公演以来、20年ぶりにQUEENを見に行った。今回同行したのはKWEENのギタリスト、ぶらいあん・わきぶちと、その奥方。そしてKWEEN & ANNANのManager氏である。

期待度120%で臨むライブと、期待度80%未満で臨むライブがある。正直な話、今回のQUEEN + Paul Rodgersは、ワシの中では期待度80%。これをQUEENと呼んでいいのか?という問題。Super Rock Session (featuring Brian May, Roger Taolor & Paul Rodgers)とかいうネーミングであれば、間違いなく期待度120%になってたと思うが、このメンバーでQUEENの名称を使われちゃうと、抵抗がないというとウソになる。断っておくが、ワシはQUEENの大ファンであるし、Paul Rodgersも大好き。だが、QUEENという名前を聞いたとたんに、「QUEEN - 2 + 1のこのユニット」にQUEENの名称を使うのはなんか違う・・・と、どうしても思ってしまうのだ。結局、ライブが終わるまで、そのモヤモヤ感が解決されることはなかった。

チケットがどうやら売れていないらしいとも聞いておった。なんとか85%ぐらいは入ったかな?形になって良かったぁ!という感じの観客席。一部アリーナで100~200席ほど、ドーンと空いているところがあったが、あれはきっと招待席か何かなのだろう。ミュージカルWe Will Rock Youの時に、宣伝にかつぎだされてたコスプレならぬコス「フレ」のROY君が、最前列に陣取って国旗を振り回していたのはご愛嬌。しかし、この場所にまでコスフレしてこなくていいんじゃねーの?

さて、肝心のライブである。これから行く人も多くいると思うので、曲順とか中身の詳細には、まだ触れないでおこう。ただ、ワシの個人的な思いで言えば、残念ながらトキメキ・ワクワクを今ひとつ感じることができないライブだった。Paul Rodgersの唄はすばらしかったと思う。BrianやRogerの演奏が見れたことにもドキドキしたよ。でもやっぱり違う。そりゃないものねだりではあるが、やはりワシにとってはQUEENはFreddieとJohnがいるからQUEENなのだ。ある意味、その呪縛に縛られておる「ワシ」を強く感じてしまったのだ。

「それはQUEENの問題じゃなく、あんたの姿勢の問題でしょ!」と言われるかもしれん。それは正しい。ワシの頭が固すぎるんだろう。一度のメンバーチェンジもなく現役時代を駆け抜けたQUEEN。恒久的なイメージがあるバンドであればこそ、今回のライブには違和感を覚えたのだ。

一番楽しめたのは、ライブ中盤のアコースティックコーナーだった。Love Of My Life(これは定番だから書いてもいいでしょ?)の会場大合唱。会場のQUEENに対する愛を感じた瞬間でもあった。そしてもう一つ、日本ならではの曲。アレンジを大きく変えて、途中までアコギでBrianが歌ったこの曲。この2曲がワシにとってのクライマックスであったし、今回の収穫だったような気がする・・・形は違えども、この2曲はワシにとって、紛れもなくQUEENだった。
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8 Comments

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Unknown (ちゃっぴーいとう)
2005-10-27 22:47:20
もうひとつの曲って、黒いアルバムの一番最後の曲?
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日本に関係が深い曲とは?・・・ヒント? (ANNAN)
2005-10-27 22:56:23
ちゃっぴーいとうさん



一応、皆さんの楽しみを消したくないので、はっきりとは言わないワシの配慮・・・わかってね!?ヒントです。



やっぱり、日本に来たらやって欲しいよねーって曲ですその曲は、KWEENでロンドン公演すると、必ず「やって」といわれる曲でもあります。日本語の歌詞を歌えるイギリスのトリビュート・バンドがあまりいないからかも知れないなー。でも、その日本語部分を唄う時に、KWEENでは、なんとなく英語なまりの日本語にするのに苦労したりします。



さあ、わかったかなぁ?
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ひょとして駄作と叩かれた・・・ (元ジーグ常連)
2005-10-28 01:46:18
てを とりわって こーのまーマイコー

ぅあいすーひーとよー



ですか?
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はじめまして! (Kumiko)
2005-10-28 14:57:57
数ヶ月前 Queen(特にFreddie)のファンになったばかりのヒヨコです。

1日の名古屋公演に行きます。

もちろん27日に行われる、Kween のライブにも行きますよー! 

こういうライブに行くのは初めてでワクワクしています。



さて、ネタをばらしてはマズイかなーとは思いましたが、ライブで歌った曲目はここで見られます。 見たくなければ見なきゃいいモンね。

http://www.brianmay.com/queen/tour05/setlists/setlistsinline.html

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Let Us Cling Together (ANNAN mobile)
2005-10-29 11:20:50
ちゃっぴーさん、ジーグさん、お察しの通りですわ。僕的には今回一番感じ入ることが出来ました。

kumikoさん、ご来場お待ちしてます。Paul Rodgersを加えた新クイーンと、フレディありし日のクイーンを再現する僕達。その違いなども楽しんでもらえれば嬉しいです。
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ここんとこアコギにはまってたもんで (元ジーグ常連改め鋼鉄ジーグ)
2005-11-01 11:31:02
本家はジョン・大根(江戸ッ子風にでぇーこんと読んでくだされ)も居ないンすね!

その昔、組んでたバンドでドラムに

「弦楽カーは目立っていいよな!」と言われ

ザ・フーやクリームは別格!ビル・ワイマンやJ・大根みたくベースはボトム職人、縁の下の力持ちと説明。

ドラ君と友情が深まった出来事でした。



サポートは誰がベース弾いてたんですか?

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じょん (ANNAN)
2005-11-01 19:48:53
鋼鉄ジーグさん(なんだか強そうな名前だなぁ)



パンフも買わなかったし、誰がベースを弾いてたかはわかんない。一応メンバー紹介はしてましたけど、覚えてない(笑)。WEB見たらきっとどこかに書いているのだろうけどね。



ワシが行った初日は、いわゆる「初日」にありがちなPA。つまり、最初は状態が悪くて、だんだんよくなってくるイメージね。



はっきり言って前半の音はひどかったですわ。聞いている場所にもよるのだろうけど、ステージ正面にいたので、バランスは基本的に良いはずの場所。ロジャーのバスドラがバンバン鳴るわりに、ベースは「どこにいるの?」って感じで、中低域がスカスカ。最初はサイドGが大きすぎたために、VOも聞こえにくく・・・で、5曲目あたりから好転して行きましたね。まあこれはよくある話で、仕方ないことだと思います。



ベースは確かに地味な楽器だけど、やっぱり演奏の要だよねー。あの沈着冷静なジョンのベースを、あらためて見直すきっかけにもなった気がしますね。
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ベース (だーてら)
2005-11-02 19:10:20
ベースはロジャーが「from USA」って紹介していた記憶があります。ジョンの代わりなら、せめて英国人にしてくれればよかったのにと言っている人たちもいるみたい。

まぁ、何人でもいいんですが、Anotherone bites the dustのベースは好きじゃなかった。なんとなくですが。
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