2006年の夏、通称「銀ちゃん」と呼んでたワシのクルマが絶不調に陥った。どうやら原因はその前に追突された事故にあったみたい。相手の保険で修理代カバーしてもらったとは言うものの、120万円という修理代!一応直してはもらったのだが。マーフィーの法則?で、不具合はいろいろと後から出てくるものである。
銀ちゃん
追突された時の銀ちゃん
車庫の中の銀ちゃん
【問題その1】速度計がメトロノームのように揺れて、今一体何キロで走っているのかさっぱりわからない。
【問題その2】燃費計(今の状態で、1リッターあたり何キロ走るのか?というのを表示するメーター)も同じくメトロノーム状態。
【問題その3】時々ブレーキがおかしな挙動をする。
怖いやんけ!
そんなときに限って車検が近づいて来る。そんな状態では車検が通るわけもなく、メーター類の交換やらロムのチェックやらで、結構な大手術を行わないと車検が通らないし、通すとしても一体いくらかかるかも想定できない。一時期、シカが乗っていたこともあるが;
鹿!
鹿!!(後ろのジャガーはワシのではない)
鹿!!! in 銀ちゃん
まあそれはあんまり関係ないか。
そんな状況であったので、ある意味致し方ないチョイスとして、2006年の秋にクルマを乗り変えた。そしてうちにやって来たのは、通称「真っ赤号」。銀ちゃんと真っ赤号は、仕様は微妙に違うものの、実は全く同じモデル。BMW528i (E39型)の左ハンドル。銀ちゃんはノーマル仕様で、真っ赤号はMスポーツ仕様であった。
真っ赤号、我が家で最後の日
真っ赤号は、ワシと妻が付き合い始めた頃にやってきたわけで、二人の歴史と共にいたクルマである。その後、富士スピードウェイに連れて行って爆走させたり、ライブの度にでかいアンプやらを積みまくって会場入りしたり、週末は彼女(今の妻)を家に送って行ったりと、あちこちで活躍してくれた。ワシのところにやって来た時には、もう5年落ちの中古車だったにも関わらず、走行距離は3000Kmちょい。なんかデッドストックの新車みたいな感じで、とても愛着をもっていたクルマであった。
富士スピードウェイでの真っ赤号
富士スピードウェイ疾走中の真っ赤号
今でもいいクルマであると思っているし、そりゃ古くなってきて不具合もちょこちょこ出はじめてはいたが、特に大きな問題もなく、燃費も2,800ccとしてはまずまず(そーだなぁ、リッター7.6kmぐらい。)走行距離は60,000km弱だったので、まだまだ走れる。そんな感じであったが・・・
ところでワシは、最初に乗ってたホンダのCR-Xというクルマ以外、すべて中古車に乗ってきている。まあ、新車を買うほどお金ないよーん、と言ってしまえば身も蓋もないが、上質な中古車であれば、そしてトラブルに見舞われることがなければ、好きなクルマを安く買えるし、それに長く乗れば再販価格気にしなくてもいいんじゃないの?というぐらいの理由かな。しかし、この真っ赤号は5年落ちではあったが、ほぼ新車状態だったこともあって、愛着の度合いが今までの車と比較してもかなり高かったように思う。赤という色も、この車種では日本で数十台ないぐらいの超レアらしいし、しかもワシのラッキーカラーであったこともあり、余計に愛着があったのかな。
そして1月16日・・・
ついに、その真っ赤号とお別れの時が来た。
ライフスタイルに合わなくなってきたのが大きな理由。そして、新車登録から11年を迎え、だんだん整備費用が増加傾向にあった真っ赤号。左ハンドルってのは慣れればなんということもないのだが、やはり右折時に大型車が対向右折レーンにいると、その死角に入った対向直進車が見えにくい。そんなこともあって、今まではワシ一人しかこの真っ赤号を運転しなかったのだ。
というわけで、先日真っ赤号ラストランで、我が家から横浜は港北にあるディーラーへ・・・行こうとしたらエンジンがかからない。バッテリーの警告灯は点灯してるんだけど、セルはちゃんと回ってる。なのにエンジンに点火されない状態で、「きゅるきゅる」言い続けること約5分。なんとかエンジンかかったので、そのままディーラーに行ったのだけど、やっぱり真っ赤号はうちから出て行くのが嫌だったのだろうか?
嫌いになったわけじゃないんだよ、真っ赤号。
いい人が次に乗ってくれるといいね。
なんてことを思いながら、ディーラーに車を渡したワシであった。なんだか、とっても寂しかったワシ。
そして、今度我が家にやって来たのは、真っ黒クロ助である。(またもや中古ですが何か?)
写真は同型車
今まで、クーペとセダンを乗りついで来てたワシとしては、初めてのワゴン。サイズは真っ赤号よりも小さい3シリーズ(E91)で、モデルネームは335i TouringのM Sports仕様。新車で買うと恐ろしく高いクルマらしいのだが3年落ちの中古なので、値段はリーズナブル。ちなみにこんなスペックらしい。
エンジン型式・種類 N54B30A・直列6気筒DOHC
総排気量 2,979cc
最高出力 225kW〔306ps〕/5,800rpm(EEC)
最大トルク 400Nm〔40.8kgm〕/1,300‐5,000rpm(EEC)
で、0km/h→100km/hの加速は5.9 sec... 早い!
これでアンプとかギターとかを運ぶのも楽になるし、妻も運転可能となる。今度は、この真っ黒クロ助を可愛がって行かなきゃと思うワシであった。
銀ちゃん
追突された時の銀ちゃん
車庫の中の銀ちゃん
【問題その1】速度計がメトロノームのように揺れて、今一体何キロで走っているのかさっぱりわからない。
【問題その2】燃費計(今の状態で、1リッターあたり何キロ走るのか?というのを表示するメーター)も同じくメトロノーム状態。
【問題その3】時々ブレーキがおかしな挙動をする。
怖いやんけ!
そんなときに限って車検が近づいて来る。そんな状態では車検が通るわけもなく、メーター類の交換やらロムのチェックやらで、結構な大手術を行わないと車検が通らないし、通すとしても一体いくらかかるかも想定できない。一時期、シカが乗っていたこともあるが;
鹿!
鹿!!(後ろのジャガーはワシのではない)
鹿!!! in 銀ちゃん
まあそれはあんまり関係ないか。
そんな状況であったので、ある意味致し方ないチョイスとして、2006年の秋にクルマを乗り変えた。そしてうちにやって来たのは、通称「真っ赤号」。銀ちゃんと真っ赤号は、仕様は微妙に違うものの、実は全く同じモデル。BMW528i (E39型)の左ハンドル。銀ちゃんはノーマル仕様で、真っ赤号はMスポーツ仕様であった。
真っ赤号、我が家で最後の日
真っ赤号は、ワシと妻が付き合い始めた頃にやってきたわけで、二人の歴史と共にいたクルマである。その後、富士スピードウェイに連れて行って爆走させたり、ライブの度にでかいアンプやらを積みまくって会場入りしたり、週末は彼女(今の妻)を家に送って行ったりと、あちこちで活躍してくれた。ワシのところにやって来た時には、もう5年落ちの中古車だったにも関わらず、走行距離は3000Kmちょい。なんかデッドストックの新車みたいな感じで、とても愛着をもっていたクルマであった。
富士スピードウェイでの真っ赤号
富士スピードウェイ疾走中の真っ赤号
今でもいいクルマであると思っているし、そりゃ古くなってきて不具合もちょこちょこ出はじめてはいたが、特に大きな問題もなく、燃費も2,800ccとしてはまずまず(そーだなぁ、リッター7.6kmぐらい。)走行距離は60,000km弱だったので、まだまだ走れる。そんな感じであったが・・・
ところでワシは、最初に乗ってたホンダのCR-Xというクルマ以外、すべて中古車に乗ってきている。まあ、新車を買うほどお金ないよーん、と言ってしまえば身も蓋もないが、上質な中古車であれば、そしてトラブルに見舞われることがなければ、好きなクルマを安く買えるし、それに長く乗れば再販価格気にしなくてもいいんじゃないの?というぐらいの理由かな。しかし、この真っ赤号は5年落ちではあったが、ほぼ新車状態だったこともあって、愛着の度合いが今までの車と比較してもかなり高かったように思う。赤という色も、この車種では日本で数十台ないぐらいの超レアらしいし、しかもワシのラッキーカラーであったこともあり、余計に愛着があったのかな。
そして1月16日・・・
ついに、その真っ赤号とお別れの時が来た。
ライフスタイルに合わなくなってきたのが大きな理由。そして、新車登録から11年を迎え、だんだん整備費用が増加傾向にあった真っ赤号。左ハンドルってのは慣れればなんということもないのだが、やはり右折時に大型車が対向右折レーンにいると、その死角に入った対向直進車が見えにくい。そんなこともあって、今まではワシ一人しかこの真っ赤号を運転しなかったのだ。
というわけで、先日真っ赤号ラストランで、我が家から横浜は港北にあるディーラーへ・・・行こうとしたらエンジンがかからない。バッテリーの警告灯は点灯してるんだけど、セルはちゃんと回ってる。なのにエンジンに点火されない状態で、「きゅるきゅる」言い続けること約5分。なんとかエンジンかかったので、そのままディーラーに行ったのだけど、やっぱり真っ赤号はうちから出て行くのが嫌だったのだろうか?
嫌いになったわけじゃないんだよ、真っ赤号。
いい人が次に乗ってくれるといいね。
なんてことを思いながら、ディーラーに車を渡したワシであった。なんだか、とっても寂しかったワシ。
そして、今度我が家にやって来たのは、真っ黒クロ助である。(またもや中古ですが何か?)
写真は同型車
今まで、クーペとセダンを乗りついで来てたワシとしては、初めてのワゴン。サイズは真っ赤号よりも小さい3シリーズ(E91)で、モデルネームは335i TouringのM Sports仕様。新車で買うと恐ろしく高いクルマらしいのだが3年落ちの中古なので、値段はリーズナブル。ちなみにこんなスペックらしい。
エンジン型式・種類 N54B30A・直列6気筒DOHC
総排気量 2,979cc
最高出力 225kW〔306ps〕/5,800rpm(EEC)
最大トルク 400Nm〔40.8kgm〕/1,300‐5,000rpm(EEC)
で、0km/h→100km/hの加速は5.9 sec... 早い!
これでアンプとかギターとかを運ぶのも楽になるし、妻も運転可能となる。今度は、この真っ黒クロ助を可愛がって行かなきゃと思うワシであった。