毛色の違う話が続いてしまった。脱線はワシの悪い癖であるな。
今に始まったことじゃないが。 無事帰国したので、本題に戻そう。
本日はワシのもう1台のGibsonである。
これは、アコースティックギターといえるのかどうなのか、微妙な一品。
Gibson Chet Atkins CEというモデルである。
このギター、いわゆるクラシックギターの形状はしているのだが、そのままでは音が出ない。そう、内蔵のピックアップを使って、スピーカーから音を出すことを前提に作られたギターで、その厚さたるや普通のエレキギター並み。厳密には裏の素材(マホガニー)がくりぬかれていて、表の板(スプルース単版)が共振できるようなつくりになっているので、いわゆるセミホローボディーなのだが、ボディ厚は、Les Paulとかとそんなに変わらない。GibsonのHP見ても、一応アコースティックギターとして定義されているようではある。
このギターは2004年に我が家にやってきた。なぜワシがこのギターを買ったのか?
2004年に活動を再開したKWEEN。1985年あたりのツアーから、Brian MayがIs This The World We Created?という曲や、カバー曲(Tutti Fruttiとか)で使っていたのがこのギターで、昔から手に入れたいと思っていたのだ。(前述のOvation Pacemakerと同じく、本来ならワシでなく、KWEENのBrianが買ったほうが自然ではある。なにせ、KWEENライブでワシはこのギターを弾く機会は全くないのだから。)ただ、使えるナイロン弦のギターが欲しいと思っていたので、まあこれでもいいか・・・ということで購入。よってANNANのライブでも時々登場している。
このモデルを探すのには、たいそう苦労した。1980年代のモデルでは、ヘッドにGibsonのマークは存在せず、80年代後半か90年代ぐらいのモデルからはGibsonマークが書かれている。どうせなら、本家QUEENのBrian Mayと全く同じモデルが欲しくて探したのだが、これがまた市場にあまり出回っていない。楽器店、インターネット・・・いろいろ探した。それも何ヶ月も。結果、横浜市港北区綱島の質屋さんで発見!(質屋と言っても実際に扱っているのは、ほどんど楽器のみ。中古楽器屋のようなお店である。)そして購入に至った。
傷が多いということで、割と安い値段になっていたが、それをさらに値切るワシ。最後は店のおにーさんも根負けしたか「じゃあ現金払いならそれで手を打ちましょう」というわけで、中古市場の相場と比較して、20%ぐらい安く購入したのだ。
その後、このギターはANNANよりもKWEENで活躍。しかもワシはKWEENではこのギターを一切弾かない(トホホ)。だが、最近ANNANのステージでも、アルペジオを中心とした柔らか目の曲で、だんだん多用されるようになっている。正直かなり気に入っている1本である。ただ、そうは言ってもクラシックギター。
弦の張替えの面倒くささだけは何とかならないもんか?
と思っているが。
今に始まったことじゃないが。 無事帰国したので、本題に戻そう。
本日はワシのもう1台のGibsonである。
これは、アコースティックギターといえるのかどうなのか、微妙な一品。
Gibson Chet Atkins CEというモデルである。
このギター、いわゆるクラシックギターの形状はしているのだが、そのままでは音が出ない。そう、内蔵のピックアップを使って、スピーカーから音を出すことを前提に作られたギターで、その厚さたるや普通のエレキギター並み。厳密には裏の素材(マホガニー)がくりぬかれていて、表の板(スプルース単版)が共振できるようなつくりになっているので、いわゆるセミホローボディーなのだが、ボディ厚は、Les Paulとかとそんなに変わらない。GibsonのHP見ても、一応アコースティックギターとして定義されているようではある。
このギターは2004年に我が家にやってきた。なぜワシがこのギターを買ったのか?
2004年に活動を再開したKWEEN。1985年あたりのツアーから、Brian MayがIs This The World We Created?という曲や、カバー曲(Tutti Fruttiとか)で使っていたのがこのギターで、昔から手に入れたいと思っていたのだ。(前述のOvation Pacemakerと同じく、本来ならワシでなく、KWEENのBrianが買ったほうが自然ではある。なにせ、KWEENライブでワシはこのギターを弾く機会は全くないのだから。)ただ、使えるナイロン弦のギターが欲しいと思っていたので、まあこれでもいいか・・・ということで購入。よってANNANのライブでも時々登場している。
このモデルを探すのには、たいそう苦労した。1980年代のモデルでは、ヘッドにGibsonのマークは存在せず、80年代後半か90年代ぐらいのモデルからはGibsonマークが書かれている。どうせなら、本家QUEENのBrian Mayと全く同じモデルが欲しくて探したのだが、これがまた市場にあまり出回っていない。楽器店、インターネット・・・いろいろ探した。それも何ヶ月も。結果、横浜市港北区綱島の質屋さんで発見!(質屋と言っても実際に扱っているのは、ほどんど楽器のみ。中古楽器屋のようなお店である。)そして購入に至った。
傷が多いということで、割と安い値段になっていたが、それをさらに値切るワシ。最後は店のおにーさんも根負けしたか「じゃあ現金払いならそれで手を打ちましょう」というわけで、中古市場の相場と比較して、20%ぐらい安く購入したのだ。
その後、このギターはANNANよりもKWEENで活躍。しかもワシはKWEENではこのギターを一切弾かない(トホホ)。だが、最近ANNANのステージでも、アルペジオを中心とした柔らか目の曲で、だんだん多用されるようになっている。正直かなり気に入っている1本である。ただ、そうは言ってもクラシックギター。
弦の張替えの面倒くささだけは何とかならないもんか?
と思っているが。