あんみつとシナモン

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熊野古道を 語り部 と歩こう!

2019年01月26日 | ハイキング


神の宿る場所と
言い伝えられてきた
熊野古道を歩いてきました。
語り部さんの説明を聞きながら。

今回の中辺路(なかへち)コースは
熊野古道のメインストリートです。

道の駅…牛馬童子像…近露王子
発心門王子…水呑王子…熊野本宮大社…大斎原

合わせて約9km
約4時間のコースです。

平安時代は
京都と紀伊山地の霊場を
繋ぐ参詣道です。

熊野三山とは
熊野本宮大社
熊野速玉大社
熊野那智大社・那智山青岸渡寺
の三つの霊場を言います。

この三山を巡拝するための参詣道が
熊野古道なのです。




10:47
中辺路コーススタート
のコースの始まり




11:01
熊野の自然と歴史を
感じられる古道。




11:13




11:25
箸折峠の小山の上に
小さな牛馬童子像
失意のうちに訪れた
花山法皇の旅姿といわれている。




11:28
山を越え、杉木立に包まれた聖地




11:37
石畳の古道沿いに咲く
季節の花に癒されました。




11:45
近露の里に下りてきました。

長閑な里には
カフェやお茶やがあります。



               



13:12
ランチ後のスタート地は
発心門王子から。
木の根が多い道
発心とは仏門に入り
修行を始めること。




13:53
水呑王子近くは石畳




13:54
マイナスイオン充満の
林道。




14:11
伏拝王子近く
古道沿いにはお地蔵様も多い。
山里に暮らす人々が祭るのか。

信仰と歴史を感じながら歩く。




15:38
祓戸王子近く




15:48
美しい石畳が続く




16:01
熊野本宮大社に到着
かっては多くの人々が
ここを目指した聖地。
全国にある熊野神社
(約3,000社)総本宮。
スサノオノミコトを祀る。




16:03
熊野本宮大社境内。
熊野の神の使い
八咫烏(ヤタガラス)が乗った
黒いポストは現役。
後方にあるたらようの木
葉に文字が書けることから
ハガキ(葉書)の語源に
なった木。




16:09
熊野本宮大社
御本殿(重・文)は
熊野造りの神社建築。

奥に見える証誠殿
1000年以上続く熊野詣の
歴史を感じる神聖な場所。




16:30
大斎原(おおゆのはら)
高さ33.9mの大鳥居が見えてきました。
昔は熊野本宮大社の社地でした。

明治22年の大水害までは
壮麗な社殿がこの森の奥に
立ち並んでいたのです。





おまけ…
翌日歩いた古道
有名な大門坂に行きました。

ここは熊野古道のポスターに
よく登場する場所です。

熊野那智大社に向かう
全長約600m、
高低差約100mの
杉の原生林に包まれた
石畳の道でした。





古くから神々が住まう地として
崇められた、熊野三山

中世には蟻の熊野詣でと
言われるほど
上皇も老若男女も
救いと癒しを求めて
参拝したのです。

今も昔も
清々しく厳かな気配に
満ちていました。







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