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三陸の海岸沿いを走る三陸鉄道リアス線は
朝のドラマで人気を博したローカル線です。
震災で大きな被害を受けたリアス線ですが、
2013年4月、南リアス線盛から吉浜間が
営業運転再開。
2014年4月、宮古から久慈までの
北リアス線が全線開通しました。
震災前の島越駅舎(ネット上から引用写真)
カルボナード島越駅というおしゃれな()駅名で
青いドーム型の屋根、個性的な建物でした。
この駅舎が三陸鉄道のなかで唯一全壊したのです。
震災直後の島越駅周り(ネット上から引用写真)
北山崎や鵜の巣の断崖など主だった景勝地は
無事だっのですが、島越や羅賀地区は
民家や漁船のほとんどが流出し
島越駅は鉄路ごと無くなりました。
青いガレキは駅舎の天井でしょうか…
宮沢賢司の碑が残る震災直後の駅舎近く(ネット上から引用写真)
ここ島越地区では39人の犠牲者と
数百人の避難者がでました。
現在の駅舎跡。宮沢賢司の碑のみ残る。
先出の震災前の島越駅舎の写真中、
駅舎の外側右はじに(碑が)写っています。
この碑は海に対して直角に立っていたので
津波で倒れたり流されたりしなかったようです。
現在の駅舎跡。駅構内の階段が残っていました。
現在の島越駅は海抜12mかさ上げし
線路と同じ高さにしました。
旧駅舎から山側(久慈方面)に100m移動し
改札口は海とは反対の線路の向こう側に
移りました。
震災直後の駅舎跡あたりから
宮古方面のトンネルを見る(ネット上から引用写真)
現在の島越駅ホームから宮古方面の
トンネルを見る。
旧島越駅ホームより久慈方面のトンネルを見る(ネット上から引用写真)
以前、ホームは山のトンネルより
かなり離れた位置にありました。
旧島越駅舎の青い屋根が右側に見えます。
現在の島越駅ホームより久慈方面を見る。
今のホームはかなり山(トンネル)に近くなりました。
復旧した三陸鉄道北リアス線の2両連結車が来ました
白地に赤と青のラインがかわいい。 リアス線
クェートからの震災支援金を活用した新型車両だそうです。
新型のレトロ列車も運転していました。
トンネルを抜けると、太平洋の大海原が見え
またトンネルに入り、出ると美しい海岸が現れる。
リアス海岸はめまぐるしく景色が変わりますが
大好きな電車の旅で三陸の風景を楽しみました。
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