あんこさんモノローグ

CafeTenのあんこさんのひとりごとです。

『 髪の毛の話 』

2008-06-23 20:26:43 | こんなコト ありますけん
2006・6・5




私は  前髪がありません 

作っていません  

前髪は

『 切って作るもの 』  ・・・でございますから・・・  




幼稚園の頃までは、おばあちゃんが毎朝、  私の髪を結ってくれていました



腰まで伸びたながーい髪を、容赦なく櫛で梳かし

痛いんだな、これが・・・


椿油を少しつけ、おだんごの中から一部を下に垂らす・・・


いわゆる

おしゃれなポニーテール』をいつもしてもらってました。





小学校に上がると、大変なのでばっさりと髪を切り、その後は、

あまりきちんとしない髪型で、気にせず過ごしておりました。




いつもばさばさ

前髪も伸ばし放題・・・・




前髪が目が隠れるほどの長さになっても平気で、

 おしゃれ 』なんつうモノを、

まったく気にかけない子供になりました





あの 『 例の父 』 は、そんな私に

「前髪を上げろ 「おでこを出せ

といつも叱っておりました。





えー?やだぁー おでこ出すなんて恥ずかしいじゃん

・・・と言う言葉も、


勿論言えない私でしたから、(『パパからの期待度参照・みてみて 


口に出さず抵抗する私に、父は毎日言ってました。





「おでこを出すと、理知的に見えるんだ。

女はな、

『 1に器量・ 2に愛嬌・ 3に(が良い) 』だ




・・・え・・・



・・・・そうなの・・・・



・・・・・顔が一番なの






とにかく、そんな事を 平気で子供達に言ってた父でした。

(ちなみに母は、『女は愛嬌』って言ってましたが・・・。)







・・・・・で、その私が、今、前髪がない。



2年前、 時代劇  に出る事になる時、思ったのですわ



時代劇って、前髪ないよな・・・。

簡単な日本髪だもんなぁ・・・。


突然おでこ全開だと、舞台見に来た人が

びっくりしちゃうよなぁ・・・


芝居より

そっちが気になったらまずいもんなぁ・・・・




・・・・じゃ、今のうちから上げとくか・・・



って感じで、普段から見慣れといてもらおうと、

前髪を上げ始めたのがきっかけなのです。





イマドキの人は、男性でも、1ヶ月に一回くらい美容院に行く人いるけど、


前髪切るだけのために、いちいち美容院行けないし


そうなると、目にかかれば自分で切るしかないし




・・・・・どっちも面倒・・・




それでも昔は、

トレンディドラマのカクチカコさんみたいに

当時流行りの 『 奇妙な前髪

を、していた頃もありました。



まるで、

カーラーをはずしたそのままの、固まった前髪

を、仕上げる為に、早起きして、

ホットカーラーだの、スタイリング剤だの、ドライヤーだのやり放題で

前髪に命を燃やしていた頃も・・・・



そんな事もあったわねー。ああ、めんどくさい




・・・んなこんなで、今はおでこも顔も出しました。


一度前髪を上げたら、もう下ろせないのよ。

邪魔で邪魔で、うざったくて仕方ないから・・・。




そういえば、

もう一年は美容院に行ってないなぁ・・・




でも、3回は髪を切ったよ

前髪どころか、後ろ髪も


自分で切れるようになれました



髪をゴムで一つに縛り、垂れてる部分を左手で掴む

そして、縛った根元から

じょきじょきじょき・・・・・



簡単でしょ

100均の工作用はさみでOK




なんか、最近

私って、女を捨ててる 

って、うっすら思ったりしてます・・・

『 パパからの期待度 』

2008-06-23 17:06:24 | こんなコト ありますけん
2006年6月1日




私は次女であります



は、お勉強も出来て、素直で、

親の期待を一身に受けているのにそれに逆らいもせず

( 逆らえなかったんだろうが )

ま、長女の宿命を背負わされた

ある意味、お気の毒な立場のおねーちゃんでした。




姉は本家の長女(女二人姉妹)なので

婿をとって家名を絶やすな」とか

と土地と墓はお前が守れ」だとか

はたまた 「 家業を継げ

・・・とまで言われていました。





私たちのパパは 『 えらい恐ろしい人 』 で、

昔ならよくありがちの

お父さんの言う事は絶対 』で、

子供の頃の私たちは

「 はい 」 以外言えない  こわーい父でした。




そういう家庭で育った姉妹だったのです。





まあ、それも大人になってくると、さすがの姉も

自分の道 』なるものを主張し始め、よく父と揉めていましたけど・・・




ある日、

それらのゴタゴタがにっちもさっちも・・・という話し合い

(  実際にはケンカなんだけど、精一杯の勇気と根性で言い返していた姉  ) を、

黙って聞いていた私(  次女の私が口を出せる雰囲気じゃなかったから・・・  ) が、

これまた勇気を振り絞って発言した





「  お父さん、お姉ちゃんがイヤだって言うなら、私がこの家を継ぐよ 。 」



父は一言答えた。




 お前じゃダメだ 」



・・・・・・・・・・・・・





まあ、そんなこんなで、結局平行線のまま月日は過ぎる・・・。




その頃確かに

「お前は次女だから好きな事していい」と言う

嬉しいような寂しいようなお言葉に乗っかり

好き勝手をさせてもらってはいたので、

偉そうな事はいえないけど・・・




結局姉は

自分で選んだ愛する人 』と結婚しました



ダンナさんはこっちの家に入ってくれたけど、お婿ではありません

いわば 『マスオさん』



姉は苗字を変え、やりたい職業に就き、とりあえず

と土地とお墓は守ってくれています




私は・・・というと、

『父の言う通り』やりたい事をやり

父の遺言に逆らい今のダンナさんと結婚し

今も好き放題に暮らしているけど・・・






さて、本題に入る    (・・・って長-よ!)



姉が結婚し、かわいい孫もでき、

あの父その孫娘

菜々ちゃーん、じいと一緒におぼちゃ(お風呂)入ろうかぁ~

などと目を細めて言っている様を見て、

家族中ひっくり返って驚く頃からは、

白羽の矢は当然のごとく、私に向き始めたのです。

あれま。。。




あの男はいい奴だ。あれと結婚しろ

だの

ミスコンに出ろ

だの、

なぜだか

自衛隊に入れ

など・・・、

無謀で脈絡のない意見に振り回された時期でありました。





父が一番よく言ってたのは

家の近所で一杯呑み屋をやれ」でした。



家の近くに店を建ててやる。そこで焼き鳥屋をやれ。

肉はうちから持っていけばいいしな。ははは・・・

ははは・・・ってねぇ・・・




養鶏業だったから、鶏肉は売るほどあった  

・・・と言うか売っていた・・・





髪の毛はお団子に上げて、かすりの着物に赤い前掛けをして・・・



・・・・・ユニフォームまで決められた・・・





多分父は、娘たちを自分の近くに置いておきたかったのでしょう。

そして晩年は、歩いていける所にある

私が女将をしている焼き鳥屋さん』で

ご近所のおじさんたちと一杯やりながら、私の子供をだっこして

じーちゃんだよー

なんていう年寄りになりたかったのかもね。





働いて働いて、そのままあちらに逝ってしまった父の、その夢は叶わなかったけど、

今も元気なら

あなたが猛反対した私の結婚相手の店で

カウンター越しに、昔話を懐かしむ姿もあったかもしれない・・・・





・・・・などと、楽しい夢を見る私でした

『 物忘れ対策 』

2008-06-23 16:03:48 | こんなコト ありますけん
 2006年1月23日






まあ、この齢ですからよくあることですけど、


いろんなもの忘れるよね





街角で「こんにちは」なんて言われる事すら

(・・・・誰??)

恐ろしく感じる今日この頃です   




2歩歩いて

・・・・・なんだっけ・・・」ってな感じですし、


ドアを開けた瞬間

・・・・・・」・・・・とかね。




とりあえずもとの位置に戻れば・・・

引き返してはみるものの

それで思い出せるくらいなら、まだマシってもんだよねぇ・・・





最近流行の「任○堂の脳トレ」が本気で欲しかったのだけど、

DS本体の値段を聞いて断念したわい




でも、私が興味津々のクイズ番組が増えたけど、

を見る時間はないしね。





で、決めた



『 そうだ 日記を書こう 』   




「何でそうなる?」って思ったでしょ。



でもさ、

おとといの夕ご飯何食べた?」どころか、

「昨日の昼ごはん」だって思い出せないわけよ




「○○ちゃん、昨日来た?」

・・・うーん・・・昨日だったっけ・・・あれ?おとといだっけ・・・

ってな調子だから・・・・





・・・・でね、今年の頭から 「 5年日記 」 をつけ始めた。

一頁に5年分書けるやつ。



「去年の今日はこんな事あったんだ」とか

「5年前はこんなことしてたな・・・

・・・と、思い起こせる(かも知れない)からね。





で、まだ一ヶ月も経ってないけど、とりあえず続いてる




ところがだ




毎日書かないから(たいてい2日分まとめて書くからね)

おとといの事を思い出せない



日々驚くような事ばかりじゃないから

「昨夜は○○ちゃんが来て3時まで盛り上がって...」とか

「久々に○○君が、彼女と一緒に来たよー」

くらいの内容なのに


それが思い出せない





・・・どういうもんだろ、これは・・・





最近では、本当におもしろい内容のものは全然ない毎日なので、仕事中


よしこれは日記に書いておこう


なんて、心に決めておかないと

それ自体を忘れる



あー・・・・・

でも、とりあえずやる

やると決めたからにはやる




そのうち

日記を書いていることすら忘れる日

が来ない事を、

切に願うばかりです