今回の 合宿に送り届ける車の中の会話
「 おととしの今頃さぁ アナタ 肺炎で意識なくして
ピ~ポ~ って運ばれて入院したよね 」
「 ・・ そーだった ・・ ? 」
忘れたんかい!
「 主治医にめっちゃ怒られたじゃん
『 免疫落ちてるんだから 肺炎になったら危ないですよ!
絶対風邪ひかないように! って言いましたよね! 』 って 」
「 ああ・・ そうだった ・・ 」
そんなモンかよ ・・
「 去年の7月はさ 心筋梗塞で倒れて またも
ピ~ポ~ って ・・ で 一週間入院だったよね
当直の先生には 『 予断を許さない状態ですので 』
って脅かされて・・
顔なじみの看護婦さんが
『 あべさん 救急車で来てよかったよ 』 って心配してくれて 」
「 ああ・・ 」
ああ?! ああああ?!!! ・・・・・・
ま 記憶にないだろうがな あんなんじゃ
「 頼むからさ 今年は そういう突発 なしにしてね 」
と言っても なっちゃう時はなっちゃうもんだが
だからね あんな思いはもう充分
「 もうこれ以上は 」 って言う気持ち お解り?
そして 水曜 ダンナを迎えに行き
さてさて 今週中に仕事復活なるか!
などと心配していたその日の夜
二度ある事は・・ ではなく 三度目の ・・
いや 娘だった
腹痛に悶え 「 救急車呼びたいんだけど 」 のメール
呼ぶにせよ 夜間診療に行くにせよ
ワタシは電車に飛び乗り娘の家へ ・・
玄関に転がって動けない娘
仕方ない 呼ぶか・・
呼んだ・・
ぴ~ぽ~ ぴ~ぽ~ ・・ 遠くに聞こえるあの音
持って行くものは あれとあれ・・
この3年半
60回近く入院手続きをしてるプロフェッショナルの慣れだ
パジャマ姿の子供たちに
「 すぐ着替えて! なんでもいいから! 」
「 いっちゃん! 保育園に持って行くもの全部持って! 」
「 ひよちゃんお着がえ持って! あと鍵! 」
二人でここで立って待ってて! 」
二人を玄関に立たせ ぴーぽーをお迎えに 階段をかけ降りる
あ・・ 救急車に一緒に乗ったら戻ってこられない
子供たちを 車で一度うちに連れて行き
「 いい! ちゃんと寝てるんだよ! 」
ふんふん唸ってるダンナに 「 よろしく! 」 って言い渡し
ワタシは車でぴーぽーを追った
結局娘は 急性の腸炎で
二・三日のお泊りを仰せつかったが
翌日 強引に退院し 大事には至らず ・・
三度目を娘が使ってくれたんで 感謝!
ってコトで・・
なんか・・ ふぅ・・