あんこさんモノローグ

CafeTenのあんこさんのひとりごとです。

『 ちょっとイヤな話 』

2008-06-18 17:50:32 | こんなコト ありますけん
2002年6月30日
     
    
その一 「 遠い目をしたおばさん



世の中には時々、

ちょっと嫌な人」っているじゃない?


人をいじめるのが生きがい」みたいな方とか、

嫌みな事しか言えない上司とか、

他人のアラを、

重箱の隅が、きれいになるまでつつく課長補佐とか・・・・




そういう嫌な事に出会った時に、

「この間、あのオヤジにこんな事言われてさー・・・」

って言うと、決って

それはあなたの事好きだからよ。」

なんて、間のぬけた事を言うおばさん

一人くらいはいない?



「そういうんじゃなくって・・・」

って反論しても、

そうに決まってるわよー

なんて決め付けてきて、

挙げ句の果ては

いいわねー、私も若かった頃はよくそういう目に合ったわぁ・・・・」とか、

妙に遠くを見つめながら言ってきたりする訳よ。




「 どうぞ、遠慮なく そんな目に 合ってて下さい

と思うしかない




    


その二「子育てから開放されたいおばさん



「○○さんって、結婚して何年?」って聞かれて、

「8年になります。」って答えると

「あっら~、もうそんな?でもお子さんいらっしゃらないでしょ。

いいわねー、いつまでも新婚気分で・・・」

とか言いやがる。(ごめん、下品で)




あたし達だって、一生懸命努力してんのよ

好きで子供作らないんじゃないんだから。」

という言葉を飲み込んで、「ええ、まあ・・・」とか言うと、


「うちなんか、上の子は今年受験でしょ。

一番下はまだ年長さんだもの。まだまだ手がかかるのよ

あー早く子育てから開放されたいもんだわ

とか言って、延々と子供の自慢話が始める訳よ



デリカシーのかけらもないんだ!

・・・・・ああ、なんとかしてくれ



      
        

         
          
その三「わたしの理想の人



30歳過ぎて、結婚しない女性って多いじゃない?

別に仕事だけを生きがいにしているわけでも、

キャリアウーマンを目指している訳でもないけど、

たまたまそんな感じって言う人・・・



そんな人が、会社の休憩室で、

たまたま隣に座ったおばさんに、

「○○ちゃんは、なんで結婚しないの

って聞かれる事って、よくあるのよね。



「別に理由なんか・・・・」と言いかけると、

好きな人とかいないの?」

と、しわの中に真っ白いファンデーションをヌリヌリしながら聞くわけよ。



なんでアンタにそんな事言わなきゃなんないのよ

と思っていると、追いうちをかけるかのように


「○○ちゃんは、理想が高いのよ。」

と責めるように言ってくる。 



だからいつまでたっても・・・・」と言いたげに・・・・  




はぁぁぁぁ・・・」(←心の声)



この悔しさは、私も経験したからよく解るけど、これが

悩みながら男と付合ってる最中

だったり、

報われない恋愛中

だったりの時に言われると腹が立つわね。



そういうあたしもおばさんだけどさ、

こういうオバサンにだけは絶対にならなかろう

本気で思っちゃうのよねー
 

『 ブタの活きづくり 』

2008-06-18 16:48:35 | こんなコト ありますけん
先日、常連のお客さんが、ポークソテーを注文した

一口食べてこう言った。


「やぁー、安倍さんこれウマイねー。死んだブタの肉

飲食店の会話じゃないけどね



0.5秒くらいして周りのお客さんの爆笑。

「はははは・・・確かに死んでいるんだけどね

「いひひひ・・・・そうそう、間違っちゃいないけどさー

「くっくっく・・・ブタの活きづくりとかもあるのかね

「今、そこでピンピンしてたヤツですよー、うっひゃっひゃっひゃ・・・新鮮だよー

「ほら、口に日本酒いれるとパクパクやるでしょー。わははは・・・


「そう言えば、お肉で思い出したんだけどさー。

この間、『笑って○イとも』で、  

18キロ減量したのは誰でしょうクイズ

って言うのがあったのよ。

5人くらい女の子が並んでて、減量に成功した子を当てる訳よ。

それ自体は別にどうってことなかったんだけど、

当てた人への賞品がなんと

18キロ分の牛肉で、

ドカーンと肉の固まりが出てきたのよ。

そのナマ肉を見て、

牛の肉に見えなかったのは私だけじゃないよね~。」

「・・・・・・・・・・うん・・・・・・


・ ・ ・ ・ ・   ひゅ~




「でさあ、さっきの死んだブタは笑えたよねー。」
  
・・・・・

と言う事で、結構盛り上がったひとときでした。マル










『 遺言状と骨壷 』

2008-06-18 16:29:44 | こんなコト ありますけん
2002年5月26日



すっごい久々の更新で、この内容かって感じだけど・・・



随分以前から私たちは『遺言状』を書こうと話していました。


なぜなら、どっちかが「万が一」の時、

その場で言っても、ぜったいお互いの家族の猛反対にあいそう だから。



内容は、

『自分が死んでもお葬式はしない』

『骨はお墓に入れずに、海か山に撒く』

の2つ。

遺産なんてないからそれは項目に入っていない



やっぱ前もって正式に書面化しとかないと、受け入れてはもらえないよね


早く作らないと、人間いつ何時どうなるかわからないから、

結構マジで急ごうと思ってる訳さ。



そんな話をしてたら、焼き物屋のN氏が、

じゃ、俺、骨壷作ってやるよ」って言った。

『そのとなりにあったやつ



って事で盛り上がって、

「Sちゃんにはゴードンのボトルの形」とか

「W君にはターキー(ボトル)の形・・・」とかね




いっその事、

墓石も酒瓶のデザインっていうのはどうだろう・・・



「生きてる時に自分の骨壷見るっていうのもねぇ。」

って言う人もいたけど、

最近じゃ意外に、この手の注文は多いらしい



使う時まで花瓶にでもしておけば」って、N氏は言ったけど、

私的にはそれはちょっと・・・



ただ考えたら、うちの場合はすぐに撒いちゃう(つもりだ)から、

ほんの一瞬しか使わない訳で、

あとどうしよう・・・

そんなに真剣に悩む事か



やっぱ花瓶になるんだろうか・・・  


自分のいなくなってからのことって、残ってる人に勝手にされちゃう訳だから、い

ずれにしても遺言状っていうのは必要な事だなぁ・・・。  
 


早く作らなきゃ 

骨壷じゃなくて、ユイゴンジョウ  

『 注文の多い料理 Ten 』   その2

2008-06-18 15:57:31 | こんなコト ありますけん
覚えていますか?

店側からの要求の多い

我が店のこの話。


「大声で会話するな」とか

「ナンパお断り」とかいうあれです。

(『注文の多い料理 Ten  その1 』参照。



あのあと続々と増えてまして、

「ママと呼ぶな

「酌はしない」などなど・・・。



そしてまだ増え続けているので、そのご紹介です。


どうしても付け加えたいのが、

香りの強いタバコクサイ香水の方」

ってやつです。

(正確には「クサイたばこと香りの強い香水」・・・なんだろうけど、あえてこうしたい



やっぱ食い物屋ですから

店中に充満するのは・・・っていうのもあるけど、

個人的に香水嫌いの私には、

香水禁止令を出したいくらい。



量の問題だと思うけど、

近寄った時ほのかに香る・・・くらいでいいじゃん、香水なんて。

  
それを

10メートル先からでもわかりそうなほどいっぱいつけんでも・・・

・・・と思う訳ですよ。



難しいのは、

『オーデコロン』や、『トワレだ』と言われたらどうしようとか、

ヘアートニックだと どうよ ってトコだねぇ・・・



更に、

これは俺の加齢臭だ」って開き直られた場合・・・



たばこに関しては結構注意できるんだけど、

『にほい』はなかなか本人に言いづらいのよね



これも「お断りメニュー」に書き込もうと
最近本気で思ってます。




あと、この間から店に置いてる

「お店ご紹介」(実際には紹介って言うより・・・)

みたいな紙に書いたんだけど、

お持ち帰りお料理は作らない

っていうのもあります。



これは今に始まった事じゃないんだけど、

ここ数年、

お持ち帰り物や、ご自宅配達料理が流行ってきてる事もあってか、

そういう要望が多くなってきたのね。



来店されるお客様は、わざわざ、

大雨や、真冬の寒風吹きすさぶ中でも、

延々と歩いて うちに来てくれる訳じゃん。


なおかつ お腹空かしてお料理を待ってくれてるわけでしょ。


そんなお客様に、

お持ち帰りのお料理を作る事で、迷惑かけたくないのよね。



心を込めて作った料理を、出来たてで食べて欲しいっていうのはある。


うちのピザなんて、冷めても結構イケル事だって知ってる



でもどっちかっていうと、

わざわざ足を運んで来て下さってるお客様に、迷惑はかけたくない

っていうのが本心だね



店側からの注文が多いのも、お客様に気持ちよく過ごしてもらいたいからこそだし。


まあ、うちの店を

何様のつもりだい」って思う人はいるだろうけど、(カフェ・テンさまです

それはそれ。


うちに合わなければそれまでの事・・・

ご縁がないって事だね。



ああ、またお客様を減らすような事言っちゃった