功の方は明らかだ。
先ずはコロナの感染予防に役立った。多分マスクするとしないとでは、感染レベルが違っただろうと思う。
特に最初の、まだコロナに皆が慣れていない頃は、必須だった。マスクしないと怖かった。
マスクしてても怖かった。とうとう最後の最後に罹ったけれど💧
そしてコロナの間は、ちょいと近所に買い物に出掛ける程度なら、お化粧もせずに過ごした。
結構あれこれ隠せたなぁ。便利と言うか楽だったなぁとは思う。
罪の方。
これは酷い。今頃気が付いた。私にとっての罪ね。
3年間私はずっとマスク2重で通してた。展示会など人の多いところに行くことや、通勤の車内など混雑している
ところも日常だったし。
2重のマスクの外側は市販の使い捨ての不織布のマスク。紐は無く、本体と一体型。耳に優しいのでないと
耳が痛かったし。上部に芯が入っていて硬く、鼻の形に折り曲げられる様な押さえられるような、
スキ間を作らない様なタイプ。それがいけなかったのか・・・。
最近は街ナカでも車内でもマスクをしていない人の方が若干多い?半々位かな?仕事中は社内ではしない。
お客様との打合せ時も、お客様がしない方の方が多いので、こちらもしない。相手に合わせる。
今はもう、顔を晒けている。堂々と!でも無いんだけれど。
実はね、眼の下にね、”タルミ”が出来ているのだーっ!
72歳と言う年齢を考えればタルミなんて当たり前の話かも知れない。ただ・・・日々見ている中で自然に
タルミが出て来ても、少しずつならあまり他人は気が付かないだろうが、久し振りに3年分の老け分を
一気に晒けると、余計そのタルミが目立つ様な気がする。あれっ!?こんなだった?となるよね。
頬の上の方を押さえ込んでいたから、変なところにタルミが出来てしまった?目の下のタルミではないんだよね。
頬の上の方。失敗だったなぁ・・・と思うけれど、今更言ったところで仕方ない。3年分は取り返せないわ。
一瞬、もうずっと死ぬまでマスク生活しようかとも考えたが(他人の前に出る時はよ)、息苦しくって
それも無理そう。仕方ないので、3年分のシワ・タルミが一気に出た顔を晒して生きよう。
老いるって残酷だよね。若い人の3年間は、それほど見た目に変化は無いだろうが、歳取ってからの3年間は
大きいねと、つくづくしみじみ感じた次第。
そんなこんなを経験しながら老いて行くのか・・・とちょっと寂しい気分だわよ。
今ほどの知識も情報も無い最初の頃に、コロナに罹った方々は気の毒だったなと思う。
著名人も亡くなったりした。もっと後に罹っていれば亡くならずに済んだかもしれないと思ったりもする。
タラレバだけれど。
働き方やお葬式の形などもコロナを契機に変わったように思う。
時代も、社会も、そんなことがきっかけになったりして変わって行くのね。
早く収束を!と皆切に願った。振り返ってみれば大きな変化だった。大きな罪を落として収束に向かった。