ご訪問してくださり、ありがとうございます
ついに! 念願がかなって、Fuji Rock Fes ’10 に行くことができました !!
Atoms For Peace 、素晴らしかったです! 初めて、生で Thom Yorke の姿を、見ました。
それだけなのに、なにか、すごいものを感じさせる、不思議なものをもった人だと思いました。
彼は、 “ カリスマ ” と言われているみたいですが、このような印象を、見る人々に与えるからでしょうか?
わたしには、よくわからないですが、確かに、 トム ・ ヨーク という人は、
美しい音色のピアノや、リズムを刻むような、目も眩むほどのギター ・ プレイは、素晴らしいし、
彼が作る曲も、創造力に満ちあふれた、唯一無二の音楽で、そのやわらかい歌声から、醸し出される様々な表情が、
オーディエンスとコミュニケーションしたいんだ、という、伝えようとする力が、まさに、感じられて、
それが、人々を魅了してやまないのだと感じました。
そして、彼が、真っすぐに向き合い、音楽を通じて、表現しようとしているものに、
人々は、それぞれに、なにかを見い出して、共感せずにはいられないのだろうと思います。
それと、同時に、2010年8月1日(日) のフジロックフェスの Green stage に降り立った、彼は、
42歳の男の、今まで生きてきた “ 年輪 ” が、刻まれたような表情をして、ありのままの姿で、現われて、
すべてを、さらけ出しているかのようでもありました。
Thom Yorke - The Eraser | Glastonbury Festival, Pilton UK (1/9)
( ※ これらの動画は、フジロックフェス2010 のライヴではなく、グラストンベリー ・ フェス2010 にて
シークレット ・ゲストとして出演した時のライヴ、Latitude Festival2009でのライヴ、The Basementスタジオでのライヴ動画です )
演奏が、はじまると、会場の雰囲気は、 Atoms For Peace から、発せられる、ありとあらゆるものを、
見逃がさない、聴き逃さない、というように、会場を埋め尽くした、オーディエンスの緊張感が、ひしひしと伝わってきて、
ものすごい、集中力の海の中を、漂っているようでした。
詳しいセットリストは、覚えていないのですが 、 トム ・ ヨーク の06年のソロアルバム 『 The Eraser 』 の曲を、
アルバムの曲順?に、演奏していたように、思います ( 違っていましたら、ごめんなさい )。
Thom Yorke Analyse (From The Basement)
Thom Yorke solo - Latitude 2009 - Harrowdown Hill
『 Analyse 』 や 『 Hallowdown Hill 』 など、わたしの好きな曲を、演奏してくれて、
本当に、うれしかったし、素晴らしかったです。
そのあとに、 Radiohead の 07年のアルバム 『 IN RAINBOWS 』 の曲、 『 VIDEOTAPE 』 が、
トムのピアノ弾き語りで、演奏されたときには、そのあまりのピアノの響きの美しさと、歌われていることに、
魂を揺さぶられて、涙が止まらなく流れていました。
Radiohead のライヴに行くことが、わたしの夢でもあったので、もう、本当に、うれしかったですね !
Thom Yorke & Jonny Greenwood - Cymbal Rush | Glastonbury Festival, Pilton UK (4/9)
それから、彼らは、いったんステージに引き上げ、アンコールの鳴りやまない拍手とともに、
再び登場し、いくつかの曲を演奏したあと、 トム ・ ヨーク の最新シングル、
『 The Hollow Earth 』 、 『 Feeling Pulled Apart By Horses 』 などを、披露してくれました。
とにかく、素晴らしい演奏に、圧倒されて、踊ることも忘れて、恍惚のような感覚で、ステージに見入っていましたね。
Thom Yorke @ Latitude 2009 - Videotape
( これらの動画が、消えていましたら、ごめんなさい )
曲の合い間に、 MC で、 トム が、
「 しーっ! 静かにしてね 」 みたいなことを言って、そのあと、 トム自身が、爆笑していたのが、
他の国に比べて、比較的静かな、日本人オーディエンスについて、皮肉っぽく聞こえて?、おもしろかったです。
Atoms For Peace のメンバーは、 bass にレッチリの フリー 、そして、 ナイジェル ・ ゴドリッチ など、
そうそうたる顔ぶれで、時おり、 フリー が、ピアニカを演奏しながら、踊りまくる姿が、最高にクールで ( 笑 )、
思わず、吹き出しそうになりました
Guitar の トム と、 Bass の フリーで、ガチでプレイし合う姿も、すごいカッコよかったです!
「 “ Paperback Writer ” by The Beatles 」
と言って、 ビートルズのカヴァー曲を、演奏!?と思いきや、 SHOW さんがありがたいご指摘をしてくださってわかったのですが、
Radiohead の『 Paperbag Writer 』 を演奏してくれたそうです。 トムのジョークだったのですね~ ^ ^;
Atoms For Peace のライヴを見て、感じたこと。
彼らと、同じ地球の上で、生きていて、同じ空気を、呼吸していて、フジロックフェスという、同じ空間を、共有できたこと、
その中で、伝わってくるものが、確実にあって、それが、 トム ・ ヨーク 自身が、ずっと、抱えてきたことであり、
わたしたちも、心のどこかで、思いを巡らせてきたことと、つながるのであれば、それは、
音楽という、不思議な、ある種の音や歌を聴くだけで、体になんらかの作用を及ぼす、媒体を介して
( 歌は、人間が言葉を獲得する以前の古くから、コミュニケーションの手段であったそうな ) 、
その思いが、共有されたのではないか、ということです。
そして、 Radiohead のライヴでは、あまり見られないかなと思ったのですが、
トム ・ ヨーク が、とても、ラフな感じで、ギターを弾いたり、くねくね踊っている姿が、すごく、自由で楽しそうだったこと。
あと、ステージのセットは、シンプルであったけれど、アルバム 『 The Eraser 』 のジャケットを、思わせる、
波を表しているような、もり上がった、光る線が、いくつかあり、しましまになって、
それが、青や赤、淡い緑色に、変化して、流れていっているように見えて …
遠くから見ると、それが、大きな波に見えて、その下で、彼らが演奏しているように見えたのが、
とても、印象的だったこと。
ステージのはじに、地上から、木の芽をふき出したような、淡い緑色の若葉があって …
目立たなかったけれど、ひとすじの “ 希望 ” を、象徴しているように、感じられたこと。
おしまいに …
トム ・ ヨーク おもしろ日本語録 at Fuji Rock ’10
はじめに、ステージに登場して、ピアノに向かって座り、 「 :@* らっしゃいませ 」
ステージ半ばの MC で、 「 どうも あり … どうも ありがとうご … どうも ありがとうございます! 」
と何度も、チャレンジして、ちゃんと言いきっていました。えらい。
それから、 「 よろしく おねがいします 」
と、こちらが恐縮してしまう、とても、丁寧な、お言葉使いで、どうリアクションしたらいいか、一瞬??でした
( ちなみに、わたしは、とっさに、 「 ヨロシクー! 」 と言いました ^ ^ )。
Atoms For Peace の黒い Tシャツ ( 胸の文字、なんて書いてあるんだろう? ) 、
リストバンド、首から下げるパスポート ( 広げると各会場の地図やインフォメーションが載っています )。
パスポートを広げた地図。各会場やフードコートなどの場所が載っています。
裏には、7月30日(金)、31日(土)、8月1日(日)、の全出演アーティストのタイムテーブルが載っています。
読んでくれて、ありがとうです
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ああ、そうだったのですね!
間違っていることを書いてしまって、本当にごめんなさい。
そして、教えてくださり、ありがとうございました<(_ _)>
訂正させていただきます。
私もATOMS FOR PEACE見たさにフジロックに行ったクチです。
差し出がましいとは思いますがちょっと気になったので・・・
あの時に演奏したのはThe Beatles『Paperback Writer』ではなく、Radioheadの『Paperbag Writer』です。ビートルズの・・・って言ったのはジョークだったと。
通りすがりにすみませんでした。。