Andyの日記

不定期更新が自慢の日記でございます。

手作り味噌

2007-01-29 18:28:47 | 料理
とうとう手作り味噌をやってみた。結果としては大満足!手作り味噌は、実際には
けっこう前からやってみたかったんだけど、なかなか重い腰を上げるだけのきっかけが
なくて、これまでずっと先延ばしになっていた。でも、今月の朝日新聞の「暮らしの風」で
手作り味噌のレシピが掲載されていて、「2月はつくり時」と書いてあったので、
これはもう作るしかない、とついに重い腰が上がった。

材料は、

o 大豆1kg
o 麹1kg
o 塩 500g
o 水3リットル

まずはこの大豆1kgを水3リットルに一昼夜浸して戻す。我が家で使っている
大型のパスタパンで戻してみたが、翌朝には大豆が水を全部吸ってしまっていた
ので追加。ちなみに水だが、茹でている間にもどんどん蒸発するので、合計すると
5リットルくらいは使った気がする。ちなみに、使ったのは防災用にまとめ買いした
おいしい水。賞味期限切れ間近だったので、いい具合に有効利用できた。

戻した大豆を煮るのだが、けっこうアクが出るのでちょくちょくアク取りをする
必要がある。大豆を煮ている間に、麹と塩をまぜあわせる。麹はヨーカドーで
売っているものを使ったのだが、これは売っている状態ではくっついて固まって
いる状態なので、すべてばらばらにほぐす必要があった。1kg分手で揉んで
ほぐすのはけっこう手間がかかる。

ほぐした麹を塩と混ぜるのも、けっこう手間がかかった。なにせ1kgもの麹なので、
ボウル1つではとても入りきらない。2つは使わないと無理だ。塩を全体に満遍なく
まぜないと、部分的にやたらしょっぱい味噌になってしまったりするかもしれないので
丁寧に全体にまぜあわせる。大豆が茹で上がるまでもう少し時間がかかるので、この
待ち時間を利用して味噌を入れる容器の内部を、極限までしょっぱくした塩水で
丁寧に磨く。殺菌消毒ですな。

さて、大豆が茹で上がったので、いよいよペースト状になるようにする。私は今回
すりばちとすりこぎを使ったけど、これで十分だと思う。フードプロセッサーとか
ミンチ肉を作る機械とかがあればもっと手軽にあっという間にできるのだろうけど、
そのためだけに購入するのももったいないし。でも、お菓子作りとかいつも考えて
いる私としては、いつかお小遣いをためてフードプロセッサーを買ってしまうかも
しれない・・・・・。

大豆がペースト状になったら、いよいよ麹と混ぜ合わせる。これはもう、ひたすら
「よいせ、よいせ」の作業。ペースト状の大豆はけっこう固いので、大豆のゆで汁を
混ぜながら、均一に麹が混ざるようにひたすらこねこね。混ぜ終ったら、野球ボール
くらいの大きさにまとめて、1つ1つ容器の中に入れる。空気が入らないように、
上から丁寧につぶしながら、ぴっちりとつめていく。

すべて入れ終わったら、上からラップをかぶせてさらにその上に塩をまき、空気が
触れないように密閉する。その上からお皿を重石代わりに載せて、ようやく出来上がり。
だいたい3時間くらいかかったけど、でもそんなに時間が経ったような気がしない。
面白かったし、何より秋になったときに食べられる味噌のことを思うと、ついつい
力が入ってしまった。これからは、つゆの時期や夏の酷暑の時期にカビが生えないかを
ときどきチェックする予定。どんな味噌になるのだろう、楽しみ楽しみ。