Amplug のせいというわけではないのだが、結局プレベを買ってしまったw。
ヴィオラベースを買ったとき、もうベースはこれ以上必要ない、くらいに思って
いたのだけど、やっぱり他のが欲しくなってしまうもんで、人の欲というのは
深いこと限りなしですな。
なぜプレベを買ったかというと、最近ヴィオラベースの音がやたらと芯の無い
ポコポコの音になってきたからだった。買ったばかりの頃はまだ木材が湿気を
多量に含んでいたせいか、具合のいいセミアコベースのような適度にかっちり、
適度にエアー感のある音を出していたので満足していたのだけど、今はすっかり
乾いてしまってタイトな音がほとんど出なくなってしまった。梅雨の時期ですら
ポコポコの音なのだ
で、「こりゃやっぱり、ソリッドベースが1本は必要だな」という結論に
到達したため、思い切って買うことにした。どんなベースがいいかについては、
ヴィオラベースの購入前後に楽器屋さんでいろいろと他のベースを弾いて
いたので、だいたい候補は決まっていた。自分の感触としては、プレベが
自分の求めているベースらしい音だったので、プレベにしたのだ。ジャズベと
異なる、腹の底にズドーン!とくるプリミティブで素朴で無遠慮な低音が私の
好みなんですねぇ。
しかし昨今の金融危機もあり(笑)、お小遣いもたんまりあるわけではないので、
中古でいいのがないか探していたところ、偶然ある楽器屋さんのサイトで
特価商品を見つけたので、試しにその楽器屋さんに行って弾いてみたら
なかなかのものだったので、売切れてしまう前にお買い上げとなってしまった。
値段も手ごろだったので、じつにラッキー。
買ったのは フェンジャパの PB62-DMC/VSP。けっこう評判のいいベース
だったので楽しみにしていたのだが、いや確かになかなかのものだ。まず
ラッカーフィニッシュということもあって、音の堅苦しさがない。レギュラー
ラインのフェンジャパのモデルは分厚いポリエステル塗装のためか、音が
息苦しくキンキンしているのだが、これについてはそれがない。もっと
薄いラッカー塗装ならさらに音質がナチュラルなのかもしれないけど、これで
じゅうぶんでしょう。とはいえ、やっぱりラッカーって手入れが大切。
一度だけ、弾いた後に乾拭きせずにそのまましばらく放っておいたら、
腕が当たっていたコンターの部分がうっすらと染みになってしまったのだ。
音は大変にナチュラル。ディマジオデザインだというから、けっこうブリブリの
ハイパワーかと心配していたのだけど、ぜんぜんそんなことはなくて、いい意味で
普通のピックアップだ。というか、ヴィオラベースのほうがはるかにパワーが
ある。耳で聞いた感じだけど、ほぼ倍くらいのパワー差があるように思える。
一般的に、レギュラーラインの製品についているピックアップは、初心者でも
弾きやすいように割とパワーが強めだという話を聞いたことがあるけど、ヴィオラ
ベースのピックアップもそういう理由でパワーが強めなのかもしれない。
プレベのピックアップはエアー感が多めで、ピッキングニュアンスがとても
よく出る。逆に言うと、ピッキングの粒立ちが揃っていないと、かなり聞き苦しい
演奏になってしまうので技量の高さが求められるタイプだ。
弾き心地としては、特に可もなく不可もなく、普通のプレベではないかな。
ヘッド落ちがすごいのは驚いたけど(笑)。ネックはもっと厚みがあっても
いいと思うのだけど、昨今はベースのネックも薄めに作られているのだろうか。
厚みだけでいうと、ヴィオラベースのほうが少しあるくらいに感じる。でも、
不安になるほど薄いということではないので、こんなものでしょう。実際、
レギュラーラインのプレベよりも少し厚みがあるくらいだし。
ヴィオラベースのほうだけど、プレベくんが我が家に来たことでお役ごめんに
なったかというとそんなことはない。ポコポコの音も、逆に言えば、ウッディーな
音になったという言い方もできるので、その特性を生かすために今ではフラット
ワウンドの弦を貼ってあげて使っている。'60 の曲をやるにはなかなかいい
音ではないかな、これ。ポンポコ、ポンポコ、という音はなかなか味わいがある。
リアピックアップだけから音を拾うようにして、固めのピックか指でブリッジ側を
弾くと、なんともいえないチープな音がしていい具合だと思う。
ヴィオラベースを買ったとき、もうベースはこれ以上必要ない、くらいに思って
いたのだけど、やっぱり他のが欲しくなってしまうもんで、人の欲というのは
深いこと限りなしですな。
なぜプレベを買ったかというと、最近ヴィオラベースの音がやたらと芯の無い
ポコポコの音になってきたからだった。買ったばかりの頃はまだ木材が湿気を
多量に含んでいたせいか、具合のいいセミアコベースのような適度にかっちり、
適度にエアー感のある音を出していたので満足していたのだけど、今はすっかり
乾いてしまってタイトな音がほとんど出なくなってしまった。梅雨の時期ですら
ポコポコの音なのだ
で、「こりゃやっぱり、ソリッドベースが1本は必要だな」という結論に
到達したため、思い切って買うことにした。どんなベースがいいかについては、
ヴィオラベースの購入前後に楽器屋さんでいろいろと他のベースを弾いて
いたので、だいたい候補は決まっていた。自分の感触としては、プレベが
自分の求めているベースらしい音だったので、プレベにしたのだ。ジャズベと
異なる、腹の底にズドーン!とくるプリミティブで素朴で無遠慮な低音が私の
好みなんですねぇ。
しかし昨今の金融危機もあり(笑)、お小遣いもたんまりあるわけではないので、
中古でいいのがないか探していたところ、偶然ある楽器屋さんのサイトで
特価商品を見つけたので、試しにその楽器屋さんに行って弾いてみたら
なかなかのものだったので、売切れてしまう前にお買い上げとなってしまった。
値段も手ごろだったので、じつにラッキー。
買ったのは フェンジャパの PB62-DMC/VSP。けっこう評判のいいベース
だったので楽しみにしていたのだが、いや確かになかなかのものだ。まず
ラッカーフィニッシュということもあって、音の堅苦しさがない。レギュラー
ラインのフェンジャパのモデルは分厚いポリエステル塗装のためか、音が
息苦しくキンキンしているのだが、これについてはそれがない。もっと
薄いラッカー塗装ならさらに音質がナチュラルなのかもしれないけど、これで
じゅうぶんでしょう。とはいえ、やっぱりラッカーって手入れが大切。
一度だけ、弾いた後に乾拭きせずにそのまましばらく放っておいたら、
腕が当たっていたコンターの部分がうっすらと染みになってしまったのだ。
音は大変にナチュラル。ディマジオデザインだというから、けっこうブリブリの
ハイパワーかと心配していたのだけど、ぜんぜんそんなことはなくて、いい意味で
普通のピックアップだ。というか、ヴィオラベースのほうがはるかにパワーが
ある。耳で聞いた感じだけど、ほぼ倍くらいのパワー差があるように思える。
一般的に、レギュラーラインの製品についているピックアップは、初心者でも
弾きやすいように割とパワーが強めだという話を聞いたことがあるけど、ヴィオラ
ベースのピックアップもそういう理由でパワーが強めなのかもしれない。
プレベのピックアップはエアー感が多めで、ピッキングニュアンスがとても
よく出る。逆に言うと、ピッキングの粒立ちが揃っていないと、かなり聞き苦しい
演奏になってしまうので技量の高さが求められるタイプだ。
弾き心地としては、特に可もなく不可もなく、普通のプレベではないかな。
ヘッド落ちがすごいのは驚いたけど(笑)。ネックはもっと厚みがあっても
いいと思うのだけど、昨今はベースのネックも薄めに作られているのだろうか。
厚みだけでいうと、ヴィオラベースのほうが少しあるくらいに感じる。でも、
不安になるほど薄いということではないので、こんなものでしょう。実際、
レギュラーラインのプレベよりも少し厚みがあるくらいだし。
ヴィオラベースのほうだけど、プレベくんが我が家に来たことでお役ごめんに
なったかというとそんなことはない。ポコポコの音も、逆に言えば、ウッディーな
音になったという言い方もできるので、その特性を生かすために今ではフラット
ワウンドの弦を貼ってあげて使っている。'60 の曲をやるにはなかなかいい
音ではないかな、これ。ポンポコ、ポンポコ、という音はなかなか味わいがある。
リアピックアップだけから音を拾うようにして、固めのピックか指でブリッジ側を
弾くと、なんともいえないチープな音がしていい具合だと思う。