Andyの日記

不定期更新が自慢の日記でございます。

魚&芋

2004-02-24 16:12:07 | 料理
2月6日は、私と奥様の結婚記念日です。私と奥様は2002年の2月6日(大安)に
籍をいれたので、その記念に、これから結婚記念日には2002年に生産された
ワインを買ってくることにしました。今はまだそれほど高価なワインにはなって
いませんけど、これが5年、10年と年月を経るほどに高級なワインが飲めるように
なるという按配です。その頃には、今よりも多少はましな経済状況になっているで
あろう、という期待のもと、これからは2002年のワインを結婚記念日に飲む
ことにいたしました。

今回買ってきたのは、オーストラリアのピノノワールという、なかなか変わったワイン
です。オーストラリアの赤ワインというと、カベルネシラーが定番ですが、珍しいことに
これはピノノワールの赤ワインでした。名前はBIN333というシンプルな名前で、
味はピノらしいまっすぐでシンプルなものでした。ただ、やはり新大陸のワインらしく、
味に力強さがありました。押しが強いといいますか、自己主張が激しいといいますか、
このあたりはフランスやアメリカのワインでは味わえない部分ですね。

さて、この自己主張の強いワインに合う料理は何か。奥様がちょうど見ていたお料理
番組で、「オーストラリアのピノはじゃがいもに合う」といっていたらしく、それでは
オーストラリアの新婚旅行で感動した、あのフィッシュアンドチップスを作ってみよう
ではないか、と思いました。フィッシュアンドチップスといえばもちろんイギリスが
本家ですが、イギリスのフィッシュアンドチップスがあまりおいしいものではないのに
対して、オーストラリアのは非常においしくて食べ応えがあります。白身魚の身は
新鮮でぴちぴちしていますし、チップスもさわやかな味わいでした。

これを作らぬわけにはいくまいと、早速やってみました。フィッシュの衣ですが、
薄力粉、ビール、サラダ油、七部立てした卵の白身をまぜます。これをくぐらせた
白身を、180度の油であげます。チップスは普通に一口大に切ったじゃがいもを、
狐色になるまであげます。しかし、卵を七部立てにするのは大変でした。といっても
私がやったわけではなくて奥様がやってくれたのですが、お勉強中の奥様に手伝って
もらって、感謝感謝です。私一人でやっていたら、も~っと時間がかかっていたこと
でしょう。

さて、食べてみたところ、正直もう少し油をよく切ればよかったかな、という印象
です。どうしてもキッチンペーパーで吸い取れる油の量には限界があって、少し油が
残ってしまうのでした。加えて、今回使った魚が甘塩鱈だったのですが、甘塩とは
言ってもやはり塩気が残っていたせいで、しょっぱくなってしまいました。ただ、奥様が
頑張ってくれた衣は、おいしかったです。ビールを七部立て卵のせいで、本当に
さっくりと衣があがったのには感動しました。今度こそ、もっと脂っこくないフィッシュを
あげるようにしなければ!

芋鶏南瓜

2004-02-05 16:11:28 | よしなしごと
最近、あまり手の込んだお料理を作っていません。最近の休日は、ファイナル・
ファンタジー10に明け暮れていて、どうも普通のお料理で済ませてしまって
います。いけませんね、これからはもう少し奥様に喜んでいただけるような
素敵なお夕食を作らなければ。

この間の週末に作ったのは、鶏肉とかぼちゃとサツマイモの煮物と、もやし炒め
です。「今週末は、鶏肉とかぼちゃとサツマイモの煮物と、もやし炒めを作るね」
と奥様に言ったとき、奥様は「もやし炒め」という言葉にあまりいい反応を示し
ませんでした。実際、もやし炒め、と聞いて心躍る、という人はあまりいないこと
でしょう(笑)。私も正直、作る前は「そんなにおいしいのだろうか」と不安が
ありました。これは私が持っている、ウー・ウェンさん著の中華料理の炒め物の
本に出ていたお料理でしたが、確かに名前にインパクトにはありませんね。

しかし、作らずして味を判断してはいけないのが、ウー・ウェンさんのお料理の
すごいところ。作ってみて「何これ!?」と驚くほどおいしかったお料理が、
いくつあるやらわかりません。私の大好物になってしまった、いり卵とセロリの
みじん切りを詰めた水餃子も、ウー・ウェンさんの本に出ていたレシピでした。
まずは、おいしいと信じて作ってみるしかないと思い、台所に立つ私でした。

しかしなぜもやし炒めなのか。これにはわけがあります。私はお夕食を作る前に、
冷蔵庫に何があるのかを見てから作るものをきめているのですが、そのときに
たまたまもやしがあったからなのでした。また、冷蔵庫の中にはかぼちゃが半分と
サツマイモが半分、さらに冷凍庫の中に鶏モモがあったので、「これで作れる
お料理はないか」と、我が家にあるレシピ本をあれこれ調べて、これを作ることに
なったのでありました。

さて、鶏肉とかぼちゃとサツマイモの煮物ですが、まずは鶏肉を一口大に切って
表面が軽くキツネ色になるまで炒めます。炒めたらそこに、水2カップを入れて、
10分ほどアクを救いながら煮ます。10分ほど経ったら、やはり一口大に切った
かぼちゃとサツマイモを入れて、お砂糖大さじ2、おしょう油大さじ3、みりん
大さじ2を入れ、お汁の量が4分の1くらいにまるまで、落しぶたをして中火で
コトコト煮込みます。

もやし炒めですが、もやしのひげを取ってさっと洗っておきます。フライパンに
ラードをひき、細かく刻んだ花山椒と薄切りのねぎをいれて、香りが出るまで弱火で
いためます。本当はこのレシピではベーコンも使うのですが、ベーコンは翌朝に
使うことが決定しているので今回は代わりにしめじを使いました。さて、香りが
出たところで、洗っておいたもやしとしめじを入れて、全体的にしんなりするまで
炒めます。しんなりしたら、お酒大さじ1、オイスターソース大さじ2、お塩少々を
入れて味付けします。

さて、出来上がったお料理ですが、奥様はもやし炒めを一口食べて、「これ、
どうやって味付けしたの?」と聞いてきてくれました。どうやら、おいしかったよう
です。ラードは本当はレシピには出ていなかったのですが、これを使ったらおいしく
なりそうだ、と思ったので使ったのが功を奏したようです。煮物もそこそこの
お味だったようで、よかったよかったです。さ、今週末こそ、もっと手のこんだ
お料理を作らなければ!