Andyの日記

不定期更新が自慢の日記でございます。

The Scone

2007-05-23 14:55:59 | 料理
最近、ようやくまともなスコーンが作れるようになってきた。たかだか小麦粉に
バターとベーキングパウダーと牛乳と砂糖と卵をまぜるだけのものが、何がそんなに
難しい、と思ってやりはじめたこのスコーン作り。予想以上に難しいということが
わかってからというもの、どうすればよりおいしいスコーンになるのか、をいつも
考えて試行錯誤してきたせいか、なんとか普通のスコーンを焼くことができるように
なってきた。

スコーンなんて、それほどお菓子の中では難しいもののはずがない。実際、これは
初心者レベルのお菓子のはずだ。それでこれだけ難しいのだから、お菓子職人さんとか
パン焼き職人さんというのは、板前さんよりもすごいのかもしれない。何をおおげさな、
と思うお父さん、騙されたと思ってひとつスコーンを作ってみるといい。最初はまず
間違いなく、ぼそぼそで固いスコーンができあがるはずだ。外側だけさくっとしていて、
中身はふんわり、とはいかない。

いや、お菓子やパンに限らず、粉関係のものはすべて難しい。うどんもパスタも、
なかなかうまいこといかないものだ。「職人」という職業が存在するのが当然。
職人技というのは、研ぎ澄まされた感覚と数多くの経験によって初めてできるもの
なのだということが、今の私にはよくわかる。サンデードライバーならぬサンデー
菓子づくりの私などでは、追いつかないはずだ。

本当は、やはりお菓子教室にでも通ったほうがいろいろとわかることが多いのだと
思うが、しかしやめておこう。さらにエンジンがかかってしまったら大変だし、
やはり気恥ずかしい。意地の悪い先生や生徒さんにいやがらせとかされてもいやだ。
今くらいでちょうどいいのだと思う。ということで、今度の週末は抹茶スコーンを
作ってみる予定。