アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

フォーレ@ファツィオリは…

2019年10月29日 | ピアノ
みなとみらい(コンクール)でフォーレのノクターン六番を弾いたときは、

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←結論: フォーレのノクターン六番を丸ごと無事に弾くことはできない。

曲をパート1~パート5に分けたうちの、パート1~パート3まで望外の出来だったところ
パート4の真ん中らへんでぐだくだになって「あれーそろそろ鳴るのでは」と思ったら立て直す気力がなくてなって
ぐしゃぐしゃのまま「ちーん」となったという流れでしたが…

その反省に立ちまして、後半の弾きにくいところを洗い出し整理して
今日に臨みました。

今日は、響きの柔らかく美しいホールで、状態のよいファツィオリが弾けるという素晴らしい発表会で、
しかも、リハは8分もいただけるんです。

せっかくなので部分の確認とかではなくて
頭から素直に弾いてみました。

深みがある低音、きらきらした高音、
欲しい音が出る敏感さと
意図しないアバレは起こらない安定感。

とても弾きやすい~♪

8分なので最後ちょっと時間切れにはなりましたが、とても気分よく、大きなミスもなく弾きました。リハはね。

リハがあんまりうまくいったときは要注意だとかいう噂を聞いたことが(笑)

自分の出番は発表会の半ばくらい。

素敵な演奏盛りだくさんでさらに気分アゲ、
ドレスに着替えて気分はピアニストでございます。そんなにアガってるつもりはなかったんですが。

弾き始めたとき、なぜだか頭がホワイトアウトして、
鍵盤上で何の音がどこにあるかさっぱりわからなくなりました。
目がぜんぶソラ目する感じです。なんだこれは??

そういえば、アガると手がこわばって弾けなくなる症状、
これは大人再開ピアノ始めたてくらいのときはよくあって、
今でもよほど緊張するとそうなりますが、
今日はそうではありませんでした。

ややこしい曲で、頭にあまり入ってないときは、
ミスタッチなどをきっかけに音がわからなくなって崩壊する、
これもよくある。

でも今日は、頭の中で何の音を弾くべきかは混乱なくわかっていたように思います。
ただ、その音が鍵盤上でどこにあるかわかりませんでした。

それで、どうしようも立て直せずパート1~パート2を過ぎ、
パート3に入るといよいよ私の苦手な速いゾーンなのですが、
なぜかここで突然スイッチが切り替わり、
目と頭が正常モードに戻りました。

ここからはとても響きを楽しんで弾けて、
間違えたときも流れを乱さず次に行けたりして順調、
特に、速い中で一オクターブ間違えたところからの立ち直りの速さは自分でもびっくりしました。

なんか不思議な感じでした。

しかし結局のところ、前半と後半の両方をちゃんと弾けたためしなく終わってしまったのが悔しい。

いつも頼りになるご意見番のくさぴあさん
「あそこからよく立ち直ったねー」
「直前にショパンの譜読みなんかしてるからいけないんじゃないの」
…うーん、否定できない(^^;;

けど、弾けるつもりだったんです、今日は。

飲み会のとき、
「来年は一曲ずつ落ち着いて取り組むことにする」
と宣言したら、誰も信用してないらしく白々した空気が流れました。


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