弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

離別の勧め?-25年の愛着と6年の冷酷さ

2017-01-24 22:22:03 | 思考
家族ほど冷徹になれる関係もないのかもしれない。
世の中のニュースを見ても。

・・・もともと、目立った反抗期も無く、母親とは仲が良かった。
20の時に通院を開始して、大学生活で一人暮らしをしても、実家に帰った時は心配してくれたし優しかった。
だが、25で実家に戻ってからは話が違う。
良くなったり悪くなったりで、これからの進路も決まらずバイトも定まって出来ないでいた。
次第に、母親は自分の話を聞かなくなり、会話も減った。
病気のこと、病院のこと、薬のことを話そうとしても、ほとんど耳を傾けない。
しまいには、母親が、
一生治らない、だの、一生このまま
だの言う。

去年、入院した時にはまた少し優しくなったが、一年経ってまた元に戻った。

それでも、25年分の愛着があるからか、家で同じ居間にいれば話題を探そうとするが口を開けば、大体、険悪な感じで終わる。

思えば、父が肝臓病でイライラしていた時も、しょっちゅう父親と喧嘩をしていた。
でも、父が体調不良のために職場近くに単身赴任してから、仲は改善していた。

結局、近ければ近いほど相手のことを思いやらなくなり、相手は自分の辛さを主張して関係は悪くなる。
本当の意味での理想は病人は近くから支えて欲しいものだが、私の母親とはそんな人格しか持っていないのかもしれない。
そして、そうであれば、相手に愛着とは逆の嫌悪の感情を持つべきだし、何ら期待してはいけないのかもしれない。
それでも、扶養家族に入って実家に住んでいる以上、顔色を窺わねばならないという情けなさ。
まるで、実家にいることが回復の基盤になっていない。姉と仲が悪いことも含めて。

・・・先日会った友人に、(年的にも)
障害年金を含めた公的な扶助をもらってでも、実家を出るべきだ。
と言われた。
全くもってその通りなのかもしれない。家にいても全く落ち着くことが出来ない。姉との仲の悪さもあいまって。
自分のぶんの炊事洗濯買い物はしているので、一人暮らしでも金銭以外の問題は基本的に生じない。
だが、その他の不便な点を補い、部屋の広さや快適さという物理的意味、、そして自分でも呆れるがまだ残っている愛着で、何だかんだで実家を選んでしまっている。

それでも、何かを変えるべきなのかもしれない。
一緒にいるとお互いに腐る、そんな理想像とは真逆の家族ならば。


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