弛まぬ空

酷く個人的かつ内面的な日記

創作-サンプル不足1

2016-12-06 20:00:27 | 思考
SNS上では、自己満で下手なものも多いが、絵を描いてアップしている精神病患者をたまに見かける。
自分ももし、今後、まっとうな職業には就けない場合、-そして、自死は確実にしないという決断をした場合-売れなくてもいいから、何かを表現することはカタルシスという効果も含めて、生きる糧になっていくのではないだろうか。
天才たちとは違うが、敬愛するチャイコフスキーだって確か大うつ病であったし、トルストイもそうだった気がする。
ニーチェはそもそも発狂した・・・
自分の中に地獄を持っている人、そういう人にだけしか表せない何かはある。

自分を鑑みるに、
全く絵心が無いので、オタク的な絵でもそうでなくても描画は却下。
楽器経験は豊富だが、リズム感がないのと伴奏楽器経験が無いので却下。
そうなると、必然と文筆になってくる。

小説を書いてみたら、と友人からも言われることがある。
自分でも(主に薬で軽躁だった時に)そう考えたこともある。
だが、高校時代の新聞部を含めて硬い文章しか書いてこなかったし、何よりの問題は、分かりやすい文章(伝えるための努力)と女性の描き方だ。

前者はテクニック的なものもあるだろうし、書き方というのも一応型みたいなのがあるようだ。
だが、後者は実体験に乏しく、その経験をどこで得たらいいかも分からない。

中高一貫男子校→二浪(途中で発症)→大学→卒業
と来たわけだが、大学入学まで女性とまともにコミュニケーションを取らず(小学時代は「女の子」だろう)、大学入学後もゼミに所属するまで、まともにコミュニケーションを取ったのは部活のフルートパートの先輩、後輩4人。ゼミに入ってからも、発表の打ち合わせがほとんどでプライベートな会話はほとんどない。卒業してからも、社会人楽団の先輩(全員10以上年上)で、その時その時に同年代とカジュアルな会話をしたことはほとんどない。

ただ、実際に緊張と恐怖を抱えなくて済むように文章でやり取りをすることは多く、掲示板で知り合った人からSNS上で知り合った人まで、メッセージやメール、LINEで長文のやり取りをした経験(かつ遠距離交際になったこと)は豊富で、その数は10人以上いたと思う。(交際は2人、すぐ解消)
でも、その長文の相手はほとんど、いや全員、メンタルに問題抱えている女性なので、「一般的な女性」とはほど遠い。
だから、百歩譲ってメンタル的に苦しんでいる女性を描けたとして、内面まで描ける健康な女性のサンプルがほぼ皆無だ。

・・というか、健康な若い女性を相手にするのって未だに抵抗あるもんな・・。

それだから、一体、その内心も行動も知らない対象をどう描けばいいか甚だ疑問だ。
創作というからには、自分のイメージで補完すればいいのか。ネットとかの情報から類推するのか。
はたまた、「女性」というものはそこまで男性と違わないのか。

近年読むのは専門書ばかりだったので、普通の小説を読めば答えは見えてくるのか・・・


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